175皿目 豚肉の紅茶煮

 時間はかかるが、手間暇はそれほどでもない。


 まず豚肉のブロックを用意する。自分は肩やモモなんかの脂身が少ない部分が好きだが、豚バラブロックで作る流派もあるらしい。肉の型崩れを防ぐためにタコ糸で縛ったりネットに入れたりしてもいいが、特に気にしない場合はしなくても大丈夫。

 続いて鍋に肉が浸るくらいのお湯を沸かし、そこに紅茶の茶葉を入れる。安いティーバッグのお茶でも構わないがこだわりたい人はこだわるといいと思う。その紅茶で肉を煮る。煮あがるまでの時間は肉のサイズ、分厚さなどにより左右されるので様子を見ながら。ちゃんとかぶるくらいの紅茶の量ならたまにアクをとるくらいでほっといていいが、鍋の容量の都合などではみ出すならば時々ひっくり返してやろう。

 煮あがりの見た目はいいとは言えない。表面がびっくりするくらい真っ黒になるが失敗ではないので安心してほしい。これを紅茶から出して水気をとり、粗熱も取れたら冷蔵庫で冷やす。2日くらい保存できるっぽい。

 紅茶で煮ることでさっぱりした感じになるのだ。ちなみに、緑茶やウーロン茶などほかのお茶でもできるそうだ。


 味付けだが、「後付け派」と「漬け込み派」に分かれる。自分は後付け派だ。醬油、酢に砂糖少々をよく混ぜ合わせ、冷やした肉を薄切りにしてつけていただく。このたれがまたおいしくて、いくらでもいける。漬け込み派もネットにいろいろレシピが上がっていておいしそうである。いつか試してみたい。

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