126皿目 茶碗蒸し風卵豆腐

 なにそれって感じだが、そう書いてあるのだから仕方ない。


 豆腐を少し平たくしたような透明の容器に入っていおり、よく見かける3連の小さい卵豆腐に比べて食べ応えは抜群。冷やしても温めてもおいしいと書いてあるが自分は冷蔵庫でしっかり冷やして食べる派。なんならスーパーの茶わん蒸しも温めずに冷たいまま、プリンみたいに食べることもある。あれはあれでいいものだ。

 茶碗蒸し風を名乗る根拠はどこのあるのかというと、この卵豆腐、具入りなのだ。

 たけのこやかまぼこなど、茶碗蒸しでおなじみの具材がたっぷりとはいかないがまぁそれなりに入っている。おかげで食感に変化が生まれてそれもおいしさにつながっている。ベースはどちらかというと茶わん蒸し風な気がする。卵豆腐よりつるつるふよふよしていない。あれ、じゃあこいつの卵豆腐要素どこなんだ……?


 おいしければ卵豆腐だろうが茶碗蒸しだろうがどちらでもいいではないかと思考停止して、今日もこいつを買い物かごに放り込むのであった。

 おやつにもおつまみにもなるという点では大変優秀。ついでに安価。言うことなし。

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