天国の扉

突然 天国の扉を叩いてしまったあなた

あなたは僕の事をとてもかわいがってくれた

小さい頃は甘えていたけれど

だんだん大人になって行くにつれ

あなたにどう接していいか分からなくなった


あなたの亡骸を見たとき

この人はもう 動かないんだなとそう思った

その瞬間 どうしようもなく涙があふれ出した

脳裏に蘇るあなたの声 そして優しい笑顔

頑固なところが有ったけれど 誰にでも優しかったあなた

そんなあなたが大好きだった

だからこそあなたが天国の扉を開けた後

僕はあなたに何もしてあげられなかった事を悔やんだ

涙が止まらなかった

もし 本当に天国という場所があるのなら

どうか僕を暖かい目で見守っていてください

いつか僕があなたの所へ逝く その時まで

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