天国の扉
突然 天国の扉を叩いてしまったあなた
あなたは僕の事をとてもかわいがってくれた
小さい頃は甘えていたけれど
だんだん大人になって行くにつれ
あなたにどう接していいか分からなくなった
あなたの亡骸を見たとき
この人はもう 動かないんだなとそう思った
その瞬間 どうしようもなく涙があふれ出した
脳裏に蘇るあなたの声 そして優しい笑顔
頑固なところが有ったけれど 誰にでも優しかったあなた
そんなあなたが大好きだった
だからこそあなたが天国の扉を開けた後
僕はあなたに何もしてあげられなかった事を悔やんだ
涙が止まらなかった
もし 本当に天国という場所があるのなら
どうか僕を暖かい目で見守っていてください
いつか僕があなたの所へ逝く その時まで
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます