湊に対する周囲の見方が表れたようなお話でした。
キーワードはやはり新ですね。
湊にとって新は失われた半身のような印象です。湊にとってのあるべき未来は、新と共にあるべき未来だった。それが失われてしまった為、その「残滓」のようなものを求めている印象です。名状しがたきものに対して真っ直ぐに突き進んでいる感じ。
侑にとって、新はやはり弟であり、その半身とも言える湊を守るのは当然。ただ勿論その道の危うさには気付いている。破滅的な未来は望んでいない。
立花は新とはほぼ接点がないので、新なんて知った事ではないって感じでしょうか。湊に対する見方に新が入ってこないのでいたってシンプル。
で翔太にとっては新は友人、湊は恩人。一番損な役回りかも。まだまだ苦労しそうな気配。
全て「新」というピースが欠けたことによる、危うい均衡状態でしょうか。ただ、全員思い切りが良すぎて、均衡が崩れた時、振り切りすぎますね。
厄介なのは、湊は本当に金になるので外野が黙っていないこと。そう言えば侑も「英雄」候補でしたね。
侑が一時抜けたことにより、前作の関係が戻ってきましたね。幸村さんや紬ちゃんは元気かな?
飛車角が仲悪いのが何とも……
しかし、「お陀仏くん」厄介ですね。なんか暫く尾を引きそう(笑)
作者からの返信
夢蜻蛉さま、こんにちは。
いつも読んでくださり、ありがとうございます。そして、鋭いご考察に度肝を抜かれてしまいました!
登場人物についてこんなに丁寧に考察していただけたことが初めてなので、何度も見返してしまいました!
湊は、本当に書くのが難しいです。笑
前作では、価値を証明しなければ生き残れなかった彼ですが、今度はその価値のせいで狙われるという厄介な状況にあります。
この人、色々出来るし、見えているのに、自分で立ち止まれないんですよね。
しかし、湊には生まれる前から一緒にいた己の半身がいますね。
次章は、そんな彼の半身の視点です。
湊と侑は、破滅的には生きていないですね。それでもこんな状況になっている。それは何故でしょうね。
立花の視点で、何かが起きていることは観測されましたね。今作、立花はゲストなので其処まで付き合ってくれなさそうですが…。
飛車角の仲の悪さは、もう理屈じゃないですね。手を組んでくれた前作が本当に特別だったのでしょう…笑。
湊の衝撃のネーミングセンスが明かされましたね!
ファッションセンスも、もしかしたら残念な感じなのかも…。笑
今回の章は前作を彷彿とさせる展開でしたね。ハヤブサとペリドットは、どうしても撃ち合う定めなのかと思いつつも、どっちが勝つのかワクワクしましたw
それは兎も角、パスファインダーはかなりの切れ者ですね。ハヤブサのみならず、湊君まで踊らせるとは。それに、このやり口……。
うちの締尾良子というキャラとダブりまくっております。
更に、お陀仏くんには凄いシンパシーを感じましたw
またもシンクロ率の上昇を感じております。
作者からの返信
あっ、小濱さん!
おはようございます!
お読みくださり、ありがとうございます。
立花と侑、仲悪いですね。もう理屈ではありませんね。
こんなに仲の悪い二人が協力してくれた前作は、本当に特別だったのでしょう……。
湊は、頭の良いクソガキです……。
ネーミングセンス、ファッションセンスもなかなか残念ですね。作者的には、この未熟さが好きなのです。笑
あれっ、新しいお名前のような……⁈
これは早々に小濱さんの御作品にもお伺いしなければ!!
次回はサスペンスです🌟