100日目
さて、生き物の生活を記録し続けて100日が経った。
皆さんはこの生き物の生活をどうおもっただろうか?
友人の一人として楽しんでもらえただろうか。
天使は、ゆっくりとペンを置き、ベッドに振り返る。
ベッドの上では小さく丸まった猫と生き物が寝息を立てている。
窓から外の小屋を眺めるとドラゴンが猫と同じように小さく丸まっている。
これは幸せの紡いだ物語だ。
君が少しでも普段の生活を辛く思ったら思い出して欲しい。
ひとりぼっちの生き物などいないのだ。
君も、僕も、そしてこの生き物も。
小さな幸せを沢山抱えて生きている。
心が苦しくなったときは、世界が辛く思ったときは、一度その荷物を降ろして、手の中に残った小さなひとかけらを思い出して欲しい。
私の願いはそれだけだ。
100日経っても幸せなヤツ 四十物茶々 @aimonochacha
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