第322話 泳ぎ切れなきゃ死ぬ
人が大勢いるプールで泳いでいた。
人が密集しすぎて泳げそうもないし、めんどくないので泳がなかった。
すると管理人らしき男がマイクを持って現れた。
「注目!!! ええ、みんな目標もなく泳ぐのはダメだよね。なので私がみんなの目標を決めます。スタートから2時間以内にみなさん4㎞泳いでください。もし泳げなければ死刑にします!」
みんな必死に泳ぎ始めた。
みんな一斉に泳ぐもんだからプールは何が起こっているのか分からないぐらいのパニック状態でみんな大慌て。
みんな必死に泳ぎ始めてるけど、多分誰も泳ぎきることは出来ないと思った。
まず1つ目の理由は、人が多いため全力で泳ごうと思っても前に人がいるからつっかえる。
これじゃ全力を出しても前には進めない。
2つ目の理由はこの2時間以内というのは実を言うとプールを解放してからの時間だ。
すでにみんなプールに入って30分は経過しているため残り時間は1時間30分だ。
もう無理だってこれ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます