7話「ガール・ウィズ・チキン」ー後編


「ですからその…、そこにいる彼女をモデルに、美味しそうに白ご飯を持っている写真を入れたいのです。」

「私が、ですか?」


辰実の表情は変わらなかったが、怜子の様子は"あまり良くない"感じであった。流れるように話が進んでいきそうなのに、何かの"引っ掛かり"があって妨害されている。そんな風な様子で味元の話を聞いていた。



(真崎さんの時と反応が違う…、何かあったな。)


相手の目を見て話を聞いているでは無く、やや下に目線を向けて"対話"の姿勢を崩している事が何よりの証拠であった。



「いいや、そうして下さいと言ってる訳では無く…。彼女がOKと仰るなら、ですので…」


怜子の様子を見ていた味元が、慌てて言葉を繋げるも怜子には伝わっているのか伝わっていないのか分からない状況であった。慌てる味元に急に沈みだした怜子、そこに居た辰実は至って冷静である。


(駄目、とはいかないよね…。私はどうしたらいいんだろう?)



「すいません味元さん、一旦この話持ち帰らせて頂いて構いませんか?」

「え、ええ…。構いません、また次についてはこちらから連絡しましょうか?」

「いいや、こちらからします。」


"本日はありがとうございました"と怜子と共に一礼し、足早に"若松物産"を去り車に乗り込む。11時前の市場で、"何か食べて帰ろう"というぐらいの様子でも無く、辰実は無言でハンドルを握りアクセルを踏んでいた。



「すまない。ああいう話になるとは思っていなかった。」


首を横に振る怜子。挨拶の言葉しか発しなかった彼女が、ようやく心の内を言おうとし始めたのは数分経って信号が青になった時の事であった。



「…皆、私を"グラビアアイドル"としか見てくれないのでしょうか?」



生憎の曇り空である。数日前にガソリンスタンドで娘と一緒に洗車をしたというのに、ぽつりと雨粒がフロントガラスに落ちたのが目に入ったからか、辰実はあまり良くない予感がしていた。こういう時ほど、上手く事が進まないもので、今まさに目の横の事にどうしたらいいのか分からない状態。


「それを"判断する"には、まだ時間がかかると思うぞ」


気の利いた言葉で優しくフォローするにもいかなかった。ここで"優しさ"なんてのを出してみれば余計に怜子の心を抉る事になる。少なくとも辰実の中で怜子は、相手の言葉から意図を汲み取る事ができるぐらいに賢しい女の子であった。


…ただの言い訳だと、辰実は自分で心の内を笑った。


本当は、気の利いた言葉も優しい言葉も思いついてなんていない。



「でも結局、さっきの話だって…、私を"モデル"にって…。」


助手席で顔をぐしゃぐしゃにしてさめざめと泣きだした怜子の様子を、辰実は見る事ができなかった。あくまで彼女との"一線を引いた"大人の態度が、これ以上の言葉を遮っている。



「私だって何もしてないのに…、ただあの子達に"頑張ろうね"って声を掛けただけなのに…。何ならあの子達と一緒で私もずっと"付け回されて"、助けられなかったのに結局今になって"私が暴言を吐いてあの子達を辞めさせた"だって言われて…。私がやった事じゃないんですよ!それなのに"やった事だと"勝手に決めつけられて…。それでも私は、勝手な事に苦しみながら生きていかなければいけないの!?」


泣きながらも、声を上げた、その言葉が本音なのだろう。


衝動で、心がぐしゃぐしゃになった状態で、"自分がそれを理解しているか"が問題である。それが分からないまま"こうしなさい"と怜子を促してしまっては、彼女を振り回した大人と全く変わらない。


…少なくとも答えは、怜子が自ら出す必要があった。




「お疲れ様、今日はもうゆっくり休んでくれ」

「そんな…、まだやる事が…。」


「…真崎さんの所で袴の撮影をしてから、何かあっただろう。君は今、それを俺に話せるか?」


事務所に帰って来ても、俯いたままの怜子は首を横に振った。赤色のエアブラシを薄く吹き付け、泣き腫らした両の目尻がさっきまで感情を爆発させていた事を物語っている。



「話したくは無いだろう。…とにかく今は気持ちの整理をすると良い。気持ちが入らない時は何をやっても上手くいかないから、休んだ方が良いぞ。」


"申し訳ございません"と、一礼をし怜子は重い足取りで帰って行った。



「ご本人の問題ですかな?」

「そういう事になりそうですね。」


様子を察した伊達にいつものぶっきらぼうな返事をしながら、辰実は携帯電話を取り出しどこかへ電話を掛ける。11時前である程度ゴタゴタしているにも関わらず、3コール目でその男は電話に出た。


『はい、天田です。』

「黒沢です。…今大丈夫ですか?」

『ああ、少しだけなら。』


「…篠部の様子がおかしいんですが、何かご存知ないですか?」


"そう言われてみれば…"と、天田が電話の向こうで言葉を選んでいる様子が分かる。怜子に何かあった事が徐々に"確信じみた推測"から確信へと変わっていった。


『これは、その日僕も妻もいなくて、バイトの子から聞いたんだけど。…怜子ちゃんが、知らない女の子に恫喝されてるのを見たって。話によると、そこに止めに入った人がいたとか。』


(恫喝?…トラブルか?)


「天田さんが知ってる限り、彼女にそういう怨恨関係は?」

『いいや、アルバイトしてた時も勤務態度は良かったし、誰かと揉めたり、店員どうし仲が悪いという話は聞いた事無かったな…。』


(となると、"わわわ"関係か)


「天田さん、篠部を恫喝していた女の子、というのは?」

『ギャルっぽいけど、見た目は良いって聞きましたよ。聞いた話だと、どこかのモデルさんだって。』


("わわわ"で"モデル"か…)


「…分かりました。ありがとうございます。」

『怜子ちゃんに、何かあったんですか?』

「何かあったかどうか分かりませんが、"彼女自身の問題"である事は間違いありません。」


『そう、ですか。あの子が複雑な事情を抱えてる事は知ってましたが。…とにかく、今はあの子を事を助けてあげられるのは黒沢さんしかいません。どうか、怜子ちゃんの事をよろしくお願いします。』


それだけ言って、天田との電話は終わった。



「恫喝とは、これまた物騒ですな」

「ええまあ。すぐに誰か分かるでしょう。」


防犯カメラに映っていた"怜子を尾けている"男2人の事は分かっていたが、今回怜子が泣き出したのは"恫喝してきた女"と何かあった事に起因しているのだろうと辰実は推測している。"写真に写る"という事に対しての反応が、真崎の時と違っていた。



「すいません、もう一本だけ電話させて下さい。」

「お構いなく」


電話帳の画面を器用に親指でスライドさせ、辰実はもう1人電話をかける。たまたま時間が空いていたのか、相手の男は5コールくらいで電話に応答した。



『どうしたイキナリ?今から俺は上司と飯行くから手短に話せよ。』

「久しぶりだな、"君の結婚の話"以来か?いいよ手短に話す。」


相手の男はぶっきらぼうな声で応答する。愛想の無さはあるかもしれないが、その声色に"男の余裕"と言うモノを感じとれた。大体、この手の男は侮れない。


「"篠部怜子の事"で、聞きたい事がある。…今夜空いてるか?」

『丁度、嫁が実家に帰る。付き合ってやるよ?』

「すまない。店と時間はあとで連絡する」


それだけ言って、辰実は電話を切った。


「どちらですかな?」

「"草の者"ですよ」


"ほうほう、それは…"と楽しそうな笑みを浮かべながら、伊達は洗い物をするために流しへと向かって行った。



 *


雨が降り出した。


ガラス張りの屋根で覆われているお陰か、商店街を歩いていて濡れる事は無い。天気予報を観ていたから通勤用のリュックの中に折り畳み傘を入れていたから安心する。


ただそれだけでは、心は晴れる事は無い。


折り畳み式の手鏡には、目が腫れた自分の顔が写っていた。"気持ちの整理をした方が良い"のは本当に自分でもよく分かる。



(私は、どうしたらいいんだろう…?)


月島に"人を散々に傷つけておいて、自分がのうのうと被写体になって居るのが許せない"と言われた時の事を思い出す。本当はそれが嘘なのに、あたかも真実で塗り固められているような。


(真崎さんの時もそうだった、"必要とされる事"は本当に嬉しい。)


"Studio Bianca"での袴の撮影の時は、辰実から声を掛けてもらい、"もう一度写真の仕事ができるんだ"と少しだけ思ってしまった事がある。"いわれのない事"でグラビアを追い出されたのなら、それが嘘である事を盾に戦っても良かったのでは?と今更になって怜子は考えていた。


"嘘"をつき続けるとそれが真実になるのではなく、"どこかで破綻が生じる"という事を、この時まだ怜子は知らなかった。



(嬉しい事なのに、どうして素直に言えなかったんだろう…?)


デザイン事務所の一員として必要とされる事なんて、未だ研修中の社員にはまだ先の話である。…自分がグラビアアイドルだった事を、辰実はどう思っているのだろうか?


様々な疑問が浮かんでくるも、未だ怜子の心の内は"泣きたい"気持ちが強かった。


どうしようともない衝動が、彼女を"大人に"させてくれない。



「ねえねえどうしたの?」


突然、声を掛けられながら肩を叩かれる。振り向くと金髪の伸びた髪の、前髪辺りをヘアゴムでまとめた細身の男。年齢は怜子と近いぐらいだろう、それでも軽い感じの男を怜子は好きになれない。辰実が確認すれば"防犯カメラに映ってるあの男だ。君を尾けてるぞ。"と言えるのだが、悲しい事に辰実はそこにいないのだ。


「"デザイン事務所"の新人さんだよね?…え、もしかしてクビになった!?話聞いてあげるからさ、ちょっとソコでお茶でも…」


速足で歩きだす怜子の右側で、同じ速度で男は張り付く。俗に言う"ナンパ"というやつなのだが、今の気分で(そもそも怜子は平常でも浮足立った女の子では無い)尚更ついて行くなんて選択肢は出て来やしない。



「だからさ~話聞いてあげるって…」

「うるさい!!!」


怒声をあげた怜子の、目には涙が浮かんでいた。声をあげるや否や、走り出す怜子を、彼は止める事ができずにい立ち尽くす。"何だよもう…"という、虚しくも失敗に終わった結果をぼやく言葉だけが、商店街のざわつきに消えていった。


「ちょっとあれ、ナンパじゃない…?」

「しかも失敗とかダサい」

「あの子、大丈夫かな…」


買い物前の主婦や、外回り中のサラリーマン、更には服を着せた柴犬を散歩させているお婆さんまで。商店街を行き交う、"その場にいた"人達が彼の様子を見ていた。…居た堪れなくなり、どかどかとその場を後にする。


"ったくよお、店の前でやめて欲しいモンだ"


運が悪いと言うべきか、たまたまと言うべきか、この現場は"屋良商店"の前であった。注文のあった野菜を箱詰めし、露店式の店に戻ってきた屋良さんも目にしていたのである。



「おう、黒沢さんか?」

『どうしました屋良さん、野菜運びの手伝いですか?』

「違えよ。…お前さん、今日新人の女の子どうしたんだ?」

『調子が悪いので先程帰らせましたよ』

「今さっきナンパされてたぞ?勿論写メは撮った。…今から送ってやる。」



 *


10数分ぐらいで、怜子は自宅に帰って来る事ができた。


余談、と見せかけて余談では無いのだが、実際に女性が1人で歩いている時に見知らぬ男に声を掛けられるという、所謂"ナンパ"に遭った際に得られる感想は大体、"何あの人怖いんだけど"という言葉である。これだけ聞くと、普通の女性がある程度の警戒心を持って人と接している事が分かる。


これが余談では無い理由は、怜子も同じ事を思っていたからで、彼女は怖くなって商店街の屋根のガラス張りの外に出ても、雨が降っている事も忘れてズブ濡れになって玄関のドアを開けた。


お気に入りのエプロンワンピースだった。水色のカッターシャツも濡れて肌という肌に引っ付いて、その中に着ている肌着も下着も、怜子にとって重いものでしかない。


おもむろに全部脱いで籠に入れると、風呂場に入りシャワーを浴びる。



40℃くらいの温水を脳天からぶち撒ければ、自分が泣いているのか安心しているかも分からない。…少なくとも、自分の"辛い"という感情からは逃げる事ができた。…その間に、気持ちを落ち着かせるだけの余裕と、時間があった事が不幸中の幸いである。



風呂から出ると、濡れた長い髪をタオルで拭いて、体を拭いていく。か細い腕が、自分の無力を文字通り体現しているように見えた。ドライヤーで髪を乾かす事も無く、濡れた服を仕分けしたり、ネットに入れたりして洗濯機にかける。珍しく乾燥のボタンも押したから、気づいた頃には乾いているだろう。


濡れた髪に、少し湿ったタオルを体に巻いたまま、ベッドの上に仰向けに倒れ込む。薄暗い外の景色に負けないように、白色光の照明がぼんやりと存在を証明している。



ひとしきり泣いてみると、既に怜子の頭の中に残ったものが見える。


(それよりも、黒沢さんや味元さんに謝りに行かないと…)

(呼んだかい?)


ふと、声が聞こえた気がした。聞こえた気がする右を向いてみると、そこには"太ったニヤケ目の雄鶏"が座っている。片手には酒瓶を持っている何とも不可解なニワトリであった。


(え、ちょっと!誰!?)

(俺かい?…俺っちは"スケベなニワトリ"さ。)


"スケベなニワトリ"と言われれば、入社初日で辰実に描かされた、変なニワトリの事である。"相手の事を想像する時に自ずと現れる"とは言われていたものの、ここまでハッキリとした形で幻覚が現れるとは驚きしかない。


(アレだ、姉ちゃんの事をハメた奴の事について考えるんだろう?…だったら俺っちも一緒に考えてやる、手を貸すぜ!)

(…ありがとう)


(そう言やあ黒沢さんは、"アクセサリー"のモデルが急に変更になったって言ってたな?)

(確かに。…あと、急に変更になってたモデルと言うのも、引っ掛かるのよ。)


冷静になれば、先日の彼女から言われた"気に入らない"という言葉と、只管に"被写体になる事が罪だ"と怜子のメンタルを潰そうと恫喝してきた事が引っ掛かる。…"契約解除"されたグラビアに、どうして人気モデルの彼女があそこまで噛みついてきたのか?


(読者モデルから"専属"になったと、黒沢さんは言ってたな。…確か、その前は箝口令とか言ってたか?)

(そう、教えられないと)

(普通やましい事が無かったら、"こうこうこう言う理由で、モデル変更しました"って言うよなー?ちゃんちゃらおかしい話だよ。…黒沢さんの性格を考えたら、確実にそこにツッコミを入れる筈なんだよな。)


辰実が"箝口令"という言葉に納得してはいないと言うのは容易に推測できた。それでも"箝口令"と答えたのは、その内容を粗方理解している可能性が高い。



(箝口令と言われても、モデル側は"わわわ"の人よね。…だったら、元々誰かという事は確実に黒沢さんは知ってるでしょう。)

(そうだな、とにかくあの人も"考えて"モノを言っているのか、"知られたくない事"は言葉を濁すか、踏み込まないかしてるんだよな。)

(面接の時もそうだったわ。事実を"理解した"か"察した"かの時もそういった反応をしたのよ。)


辰実が怜子の面接の時、"怜子の事情"に関する質問をした際に"事情を察して"質問を止めた事もある。…先程は、"アクセサリーの前のモデル"の事を言いそうになる前に"箝口令"という言葉で濁していた。


("わわわ"から出てる箝口令、と言えば多分1つ。…それを黒沢さんも分かっていたから濁したんでしょうね。)

(黒沢さんはアンタに"気を遣って"濁している気がするなー。普通は"気を遣って"隠しているよな?…だったら黒沢さんが一番隠そうとするのは"アンタの事"に関わってる話だ、間違いねえ!)


怜子が関わっている話、となれば"わわわ"側の話である事は間違いない。


"契約解除"に関わっている人間が"今のモデル"にいるのも容易に推測できた。



(じゃあ、"今のモデル"になる前は私がモデルだったって事?)

(ああそうだな。…というか、それはさっきから分かってたんじゃねえか?)


実際に辰実が"箝口令"と言って濁したのは、"怜子がモデルだった"という事である。その事を怜子は予期してはいたが、それを辰実の前で答え合わせするのが怖かっただけである。


感情をぶちまけ、冷静になった今は、その事実を見つめる事ができた。



(今のモデルはどうだろうか?)

(多分、"月島亜美菜"よ。)


"AMANDA"で怜子を恫喝した女である。…その時は何も言えずに他の人が助けてくれるまで何も言えずにいたのだが、冷静になった今なら彼女に言い返す事だってできるだろう。


助けてくれた長身の女性の事も気になるが、今はそれを考える時では無い。



(人気の読者モデルだったらしいんだが、今年に"専属"に登用されたんだ。もっと箔を付けさせたいのか、多少のワガママ、と言うか何というかは、モデルを雇ってる側が困るから目を瞑ってるらしい。)

("本当は前のモデルさんが帰ってきて欲しい"って思ってる俺は、悪い大人かな?)


辰実の言っていた特徴と、怜子の知る限りの月島の特徴が一致する。ワガママ放題で周囲を振り回す"元読者モデル"は彼女しか知らない。…"Studio Bianca"での時もそうだった。個人の勝手な気持ちで、真崎の依頼を無下にしたからこそ、その御鉢が怜子に回ってきた訳である。



そこまで考えが至ったのだが、未だ引っ掛かる部分があった。


"月島が怜子を嵌めたと仮定すれば、その動機を推測するには十分な情報が無い"事である。今ここで指摘しても、"契約解除があったために、怜子から月島へとモデルを引き継いだ"と言われるのは間違いない。


確証は、怜子の体験のみにあった。


(…しかし、普通に人気モデルなら、辞めさせられたグラビアなんて歯牙にもかけないだろうしよ。)

(やましい事があるのよ。きっとあの子は、"契約解除"が嘘だと知っているから…)


"契約解除"が事実であるなら、月島は怜子に見向きもしないだろう。



(もしかしたら、私が真実を探ってしまうと"マズい事"がある!)


人の行動には、何らかの動機が伴う。無意識ながら、怜子はそれを理解した。何も無ければ何もしないのに、何かしたのは"何かがある"からである。



(さて、キナ臭くなってきたぜ?)


この先を考えるのは、また次に辰実に会ってからにしよう。そんな事を考えながら、泣き疲れて走り疲れていた怜子は眠りについた…。

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