　『え！？　これで終わり？』

　『さあ？　そうみたいだけど。』

　『それはないんじゃない、ジュナ姉さんもそう思うわよね？』

　『私に聞かないでよ、エキナ。』

　『アルナ姉さんはどう思うの？　まだあの事とかこの事とか、あれこれあるじゃないの。ここで終わりはないんじゃないの？』

　『そうねえ、あら？　これは何かしら？』

　『どうしたの？　アルナ姉さん。』

　『本があったのよ、どれどれ、ふむふむ、どうやら山田太郎さんの冒険はまだまだ続きがありそうよ。』

　『本当？　アルナ姉さん。』

　『ええ、でも、まだ白紙なのよ。』

　『どう言う事？』

　『分からないわ、だけど、待ちましょう。山田さんの冒険が再開するのを。』

　『ホントに続くのかしら？　何だか不安だわ。』

　『だけど、山田太郎さんの冒険は一旦はここまでって事らしいわね。』

　『早く再開すると良いんだけど。』

　『さあ？　こればっかりは何とも分からないわね、兎に角待ちましょう。』

　『そうね、私達は三柱の女神なのだから。』

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