第11話 ガチャのこともそうなんだけれど、学校の先生たちは、日本式ロシアンルーレットの恐怖を理解して。保護者会で、殺されますよ?

 コロナで、学校にいけない子たちが、かわいそう?

 そんなこと、ないよ。

 保護者たちのことを、どう思っているの?

 就職氷河期世代の子たちのことを、どう思っているの?

 就職氷河期世代の子たちも、今どき世代の子たちも、共通するのは、程度や頻度はどうあれ、学校を頼ってきた点だ。

 学校は、しっかりしてよ!

 学校の先生たちは、怯えてください。

 「いつか、俺たちよりも優秀な保護者らに、殺されるんじゃないのか?」

 怯えてください。

 そのくらいの覚悟がなければ、普通、あんなにもつらい思いをさせられた人たちの子を預かって育てるなんて、できませんから。

 もっとも、危機感がないといわれる今どきの学校の先生に、そう怯える心が養われていたらの話、だけれども。

 今の社会、今の教育、今の教育者にたいして不審になる気持ちは、消えない。

 早く、身分を悪用して、児童生徒らに性犯罪を重ねてしまうような先生たちが、殺されていなくなれば、良いのにね。

 学校の先生たちの身分が、ちらつく。

 またまた、教育のおかしさを、学校現場から考えていこう。

 今どき世代の学校の先生による言動が、どうしても、気になって仕方がないからだ。

 あーあ。

 今、学校の先生にたいする信頼度は、落ち込む一方だ。

 児童生徒らの一部から、嫌われ…。

 保護者らからも、狙われる。

 学校の先生たち、がんばれ!

 たくさんの教育に、あなた方の所業が関わっているのは、明白だ!

 「ああ…。先生たる者、最低でも、大学院で教育学をかじっていてほしい。でも、現実には、そうでない大きな子どもが、先生に採用されて生きている。それで、うちの子のクラス担任になったって、どういうこと?日本式ロシアンルーレットで、負けたのか…。うちの子が、心配。クラス担任が若い子っていうのも、嫌。早く、消えてもらいたい」

 保護者らは、切に願う。

 でも、学校の先生よ、簡単には、死ぬんじゃないぞ。

 生きてみろ!

 これまでも、弱い立場の人たちから金をとって、平然と生きていられる心をもっていられたんでしょ?

 「児童生徒の皆さんは、誰かに支えられて生きていることを、忘れないでください!感謝の心を、もちましょう!」

 …それ、今どき世代の学校の先生が言うと、やばいっす。

 保護者らについては、どう思うの?

 児童生徒らを支えているのは、保護者らでもあるでしょう?保護者らの立場、気持ちについては、どう考えてるんだろう?

 ねえ、学校の先生?

 思いやりの心をもって、やってみろよ。

 児童生徒ら、同僚の先生たちと、いつまでいやらしいことをやっているんだ。学校は、そういう所じゃないだろうに。

 学校の先生たちは、いつ、殺されるんだろうか?

 高齢者の知っている一昔前は、学校の先生の教育も、充分、信頼できたんだろうね。

 けれども、今は…?

 高齢者も、変わったことを言うもんだ。

 「わしの孫の就職が、上手くいかんらしいんじゃ。学校に、しっかりいっておったのになあ。かわいそうで、ならんよ。わしらもずっと、成功までは苦労続きじゃった」

 …?

 あ、また、おかしなことを言っている。

 学校にいっても、どういう人に教えられるのかによって、差ができるんだし。ロシアンルーレット、なんだし…。

 いろいろ、違うでしょ。

 高齢者が、戦争等で苦労を重ねて生きてきたのは、事実だ。

 が、苦労の日々であったとはいえ、就職氷河期世代の子たちの経験させられた就活社会に比べれば、希望はもてた。集団就職などで、友達もできた。

 友達社会…、か。

 高齢者世代は、孫世代よろしく、強い。

 「わしらもずっと、成功するまでは苦労続きじゃった」

 そうなのだ。

 成功するまではずっと苦労したということは、何度も何度もチャレンジできる社会であったということなのだ。

 事実、高齢者世代は、入社したての時代、社長に直訴ができた。

 「…お願いします!この仕事、新人の自分に、やらせてください!」

 そうして、何度も、チャレンジができた。

 夢のような話、だ。

 今の社会では、新入社員が社長に直訴して何度もチャレンジできることは、少なくなったというのにね。

 社会的な、教育不足。

 本当に苦労した人なら、こう感じるはず。

 「非正規の有期雇用で雇ってもらった新人が、正社員で終身雇用のバブリーな社長に、直訴できるわけないだろ?新人には、新人の立ち回りで、何とか生きていくしかない。…っていうか、何度も何度もチャレンジができるか!俺たちの世代は、人生、ロシアンルーレットで一発勝負!高齢者たちのように、甘くはない!」

 大切なのは、かわいそうには見えないのにかわいそうだと言い張れる世代を優遇し、ちやほやすることではない。

 「かわいそうだと思えるのなら、かわいそうでないようどう変えるべきか、考えろ!」

 教育は、難しい。

 高齢者世代と今どき世代の子たちが手を組んで、本当に苦労させられた人たちに会うとする。でもきっと、まともに、あいさつできそうにない。

 これも、教育力の無残さなのかな?

 





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