第160話 ナニワトライアスロンあわじしま編2

トライアスロン!ただ今の競争の地は長い上り坂です。

よしひろ 「この地形だとわしらを含む西側は不利かのう?」

なりあきら 「確かに不利かもしれませんが、同じ人間です、それほどの差が出るとは思いませんが・・・しかし」


よしひろ 「たけだとうえすぎのペースは異常だ!」

よしひろの言う通り、たけだ、うえすぎは上り坂ではすさまじい勢いで走り切り、ついにはトップのオダ、いまがわを抜いていきました。


よしひろ 「オダもいまがわも陸地は強いと言えど、山道のような根性を要求されるとさすがにたけだ、うえすぎにはおよばないようだな!」

なりあきら 「そうですね!ただ、我がしまづも負けてはいないようです」


ココでしまづ視点になります。

とよひさ 「皆、大丈夫か?」


しまづ社員 「これくらい大丈夫です、どうも思ったより先頭のペースが速いようですが、われらも死に物狂いで訓練した身、これからが勝負です、少しペースをあげていきましょう!」


とよひさ 「うむ!」


しまづはエースのとよひさと彼のペースに付き合うことの出来る精鋭の数人の社員と海賊衆が人まとまりとなり、ここでペースを上げてきました。


なお、余談ですがトライアスロンではスリップストリームは禁止だそうで、味方同士が明らかに風よけの為に協力するのは違反という決まりでした。

もちろん、しまづの衆はそれを知っていて、違反しないようにレースをしていたのは言うまでもありません。


しまづが出ることで、今までスローペースだった西国衆のもうりやりゅうぞうじもペースを上げてきます。

すると、西国衆でも先行していたおおとも、ちょうそかべと遭遇、第二グループは大集団になりました。


さて、順位は1位たけだ、2位うえすぎ、3位DATE、4位ほうじょう、そしてそのすぐ近くに第二グループが来ています。

もうすぐ、上り坂も終わり、バイク (サイクリング) に代わります。


まだまだ、ドラマはありそうなあわじしまでした!


※サイクリングやマラソンなどでは風よけ、スリップストリームのシーンが良くありますが、WIKIによるとトライアスロンはそうした行為は反則でペナルティが付くそうです。

正直意外でした!


なので、同じチームの人が密集していても、気持ち意外の有利な点はほとんどないのかなと思いました。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る