第54話 噛みしめる無力⑩

 めらめらと燃える炎に包まれた中で、一瞬の沈黙が下りる。

 ぱちぱち、と護衛兵の瞳がいつもより少しだけ早く風を送った。

「……えっと……姫サン、それは、どういう――」

「そのままの意味よ」

 遠慮がちなディオの言葉に、ミレニアはきっぱりと答える。

「勝負は、次の障壁が消えた後。――おそらく、敵はタイミングを掴んでいて、外の半分近くが入ってくるでしょう。まずは今まで通り、すぐに障壁を張り直して、これをディオと撃退。その後、すぐにロロは、馬に乗り、炎の障壁を飛び越えて前方へ」

「――!」

「狼と同等の身体能力の魔物は飛び越えられぬ障壁も、軍様に鍛えられた馬なら飛び越えられるでしょう」

 皆の不安を煽らぬよう、意識して落ち着いた声音を出しながら、ミレニアは手元の地図に目を落とす。

「地図を見る限り、東の救援部隊が来るなら、おそらく前方からよ。騎馬兵が多いでしょうから、大通りをまっすぐ来るでしょうね。だからお前は、前方にまっすぐ駆けるだけでいい。――当然、前方には、炎の障壁を超えてこなかった残りの半分がいるはずよ。単騎で外に飛び出せば、一気に殺到する可能性も高い。それを――展開している障壁を継続する分の魔力は温存しながら、残った魔力と剣で蹴散らし、駆け抜けなさい。……馬ならば、魔物の群れを振り切れるのでしょう?」

「っ……ですが――!」

「救援部隊を見つけたら、すぐに先導して戻ってきて。部隊と合流するまでの道のりにも、魔物がいるかもしれない。場合によっては救援部隊も魔物に襲われているかもしれない。――その辺りは、もう、未知数よ。お前の腕を信頼して、託すわ」

 ゆるり、とミレニアは顔を上げてから、まっすぐにロロを見据える。

 愛しい紅玉の瞳が、炎に照らされて、いつも以上に紅く揺らめく。

(あぁ――やっぱり、何よりも、美しい)

 ふ……と、口元が笑みに緩む。

 まるで――泣き笑いのような、笑みだった。

「待ってください――」

「お前が、最強の武人と信じて――私たちの命を、託すわ。たった独りで、死地に送り出すことになってごめんなさい。でも、お前ならきっと――」

「待ってください!!!」

 ドンッ

 ”主”として紡がれる言葉を大声で遮り、激情に任せて鉄の車体に拳を叩きこむ。

「っ――待ってください……!そんなっ……そんな、博打は出来ない!!!」

「ロロ――」

「救援部隊が、どれくらいの距離にいるかもわからない――戻ってくるのに、どれだけの時間がかかるか、わからない!!!」

 いつも冷静なロロが、色を失い、叫ぶ。

 単騎で魔物の群れを駆け抜けろと言われるのは問題ない。主のために救援を呼んで来いという策自体に反対するわけではない。

 だが――この作戦には、決定的な穴がある。

「もしも――もしも、俺が戻ってくるまでに、炎の障壁が消えてしまったら――!」

 深い絶望を伴う訴えは、最後まで言葉にならない。

 ミレニアは困ったような顔で――それでも、柔らかく、笑みを浮かべた。

「幸い、この馬車は腐っても鉄製。炎が消えて襲われても、窓を破られない限り、少しは持つでしょう。そうね……横に倒して、片方の窓は地面に着けてしまった方がよいかもしれないわ。そうすれば、上方の窓を守るだけでよくなる」

「そんなっ――!」

 たとえ窓を一つに絞ったとしても、そこに一匹でも取り付かれれば終わりだ。この小さな馬車の中に、獣の顔を突っ込まれれば、中の人間に齧りつき、引きずり出すことはたやすいだろう。

「いざとなれば、ディオもいる。炎が消えたときは――ごめんなさい、ディオ。覚悟を、して頂戴」

「……いいよ、そんなの。姫サンと、姫サンの大事な人と、俺の大事な人を守る。もらった名前の通りに。――そのために、俺は枷を外してもらったんだから」

 死地へ赴くことを示唆された少年は、疲労の色が抜けないあどけない面差しに、晴れやかな笑顔を乗せた。

「ふざけるなっっ!!!そんなっ……そんな命令、聞けるはずがない!」

「ロ――」

「アンタを!!!――っ、他でもないアンタを、魔物の群れのど真ん中に置いて、傍を離れろって言うのか!!!この俺に!!!!」

 ドンッッ

 激情に任せて鉄製の馬車に拳を叩きこむと、ロロの感情に呼応するように、ごぉっと炎の障壁が一瞬勢いを増して揺らめく。

 ガチャリ、と馬車の扉を開けて、ミレニアは外へ躍り出て、拳を叩きこんだままうつむく護衛兵に、そっと歩み寄った。

「ロロ。――ルロシーク」

「っ……」

「私はお前も、守りたいの。皆で生きて帰れる、最後の可能性に、賭けたいの」

 ファボットとマクヴィー夫人も馬車から降り、何も言わずディオと協力して馬車を横倒しにする。

 ロロとミレニアの間に、他者が割って入れる余地などあるはずもないことを、その場にいる全員が理解していた。

 それくらい――騎士の献身は、凄絶で。

 ――姫の覚悟も、頑なだった。

「っ……俺は、三年前――何を引き換えにしても、必ずアンタを守ると誓った……!」

「えぇ」

「それこそが、アンタがくれた俺の生きる意味であり、価値でもある!」

「……えぇ」

 顔を苦悶に歪めるロロの頬に、柔らかな繊手が伸ばされる。

「っ……頼むっ……命を懸けて、守るから――だから、最後まで、他でもない俺の手で、アンタをちゃんと、守らせてくれ――!」

「ロロ――」

「もしもそれが、出来ないならっ――」

 万が一、彼女を失うことが避けられぬ運命に直面したのなら――

「せめて――――アンタを守って、死なせてくれ――」

「――――……」

「アンタを失ったのに、俺だけが独り生き残るなんて――そんな、絶望には、耐えられない――……!」

 優しく頬に伸ばされた細い手を取り、ロロは震える声音で懇願する。

「一秒でいい。たった一秒でもいいから――必ず、俺より後に死ぬと、約束してくれ――っ……」

 それこそが、肥溜めで生まれ、這いつくばっていた自分が、奇跡のように救い上げられた美しい世界で生きる意味であり、価値なのだから。

 三年前のあの日、首を垂れて忠誠を誓ったあの瞬間から――この、美しさの象徴たる少女の盾となり、命を散らす以外の死に方など、ロロには残されていないのだ。

「……駄目よ」

「っ――!」

 すっぽりと包まれ、折れてしまいそうなほど華奢な腕をそのままに、ミレニアは”主”の顔できっぱりと告げた。

「今、この場で、一番生存確率が高いのはお前だわ。……私は、必ず誰かが死んでしまう可能性が高い時間稼ぎより、奇跡が起きれば全員が生き残る起死回生の一手に賭けると、決めたの。そしてこの作戦は――私が世界で一番信頼している、お前にしか頼めない」

「そんな――」

「命令よ、ルロシーク。私の騎士。――単騎で魔物の群れを駆け抜けて、私たちを全員、守って」

「っ――――」

 ”女帝”の顔で言い切ったミレニアを前に、ロロの顔が悲痛に歪む。ふわり、と最後にミレニアは笑みを残した後、そっと触れていた頬から手を離した。

「お前の――美しい瞳が、大好きよ。いつかまた、見つめることが出来る日が来ることを祈っているわ」

「姫――!」

 踵を返した少女に思わず手を伸ばすが、夜空のような漆黒の髪はするりと指をすり抜けてしまう。

「旦那!そろそろだ!」

 横倒しにした馬車の上からミレニアを引き上げ、中へと押し込むディオが叫ぶ。

 バタン、と鉄の重い扉が閉まり――ゆらり、と炎が揺らめいた。

 ぐっと奥歯を噛みしめ、頭を振るい、雑念を払う。

 考えるのは、後だ。――今は、次の猛攻を防がねば。

 ゆらゆらと、心もとなく障壁がゆらめき――

 ふっ……

「「ガァアアアッ」」

「来たぞ!!」

 少年が叫ぶ声を聴きながら、ロロはすぐに魔法を展開する。しかし、まるでサーカスの火の輪くぐりでもするように、炎の障壁が完成する合間を狙って邪悪な獣の影がいくつも飛び込んできた。

「邪魔を――するなぁあああああああああああっ!!!!!」

 喉から怒号を迸らせ、双剣を手に漆黒の風が走る。目につく端から、どうにもならない苛立ちをぶつけるようにして、白刃を獣へと叩きつけていく。

 一つ剣を振るうたび、皮を裂き、肉を断ち、骨が砕ける感触がその手に伝わる。

 生きるために命を奪おうと至近距離に凶悪な魔物の爪が迫るのを、薄皮一枚の距離で避けて駆け抜けざまに刃を振り抜く。

 命と命がぶつかり、擦れあい、取った取られたの、魂がひりつく駆け引き。

 この三年、平和な皇城で暮らしていた毎日からはかけ離れた――その昔、世界の肥溜めの中では慣れ親しんだ、懐かしい感覚。

 ただ、生きるために、他者の命を奪い、その屍の上で息を吸う。

 命を奪うことでしか、命を繋げることが出来ない――そんな、血で血を洗う、穢れた世界。

「ぁああああああああああっ!」

 こんな血なまぐさい世界で生きる男を――美しい手を、服を、肌を、汚すことすら厭わず拾い上げてくれた女神がいた。真っ赤な血の色をした禍々しい瞳を、「美しい」と微笑んで見つめてくれた。

 そんな彼女を――失うかも、しれない。

「ギャンッ……」

 最後の一匹を屠り終え、はぁっ……!と荒い息が漏れる。さすがに肩で息をして、返り血でぐっしょりと濡れた顔を拭った。

 見れば、遠くで同じく咆哮を上げながらディオも最後の一体を仕留めているところだった。

 ――決断の時が、来ていた。

「っ……」

 命令に従うならば、すぐに馬に乗り込み、出発するべきだ。炎の耐久時間を惜しむならば、一秒だって無駄にすべきではない。

 だが――

「姫――っ……」

 最後に――最後に。

 どうしても、顔を、見たくて。

 声を聞かせて、欲しくて――

 横倒しになった鉄の塊へと駆け寄る。

「何をしているの、ロロ。時間が惜しいわ!早く行きなさい!」

「――っ……!」

 ひょこっと上部の窓から顔を出して、ミレニアが厳しい顔で命ずる。ぎゅっとロロの眉が苦し気に寄せられた。

 これが、今生の別れになるかもしれないのだ。

 それを思えば、どうしても離れがたく――

 ミレニアの急かす声を聞きながら、ロロはどうしても動けず、眉根を寄せたまま俯いた。

「「――――……」」

 狭い狭い、馬車の中。

 やり取りを聞いていた老人と淑女が、静かに視線を交わし、そっと互いに頷いた。

「何を迷ってい――――きゃっっ!!!?」

「姫っ!?」

 目の前の小柄な少女の身体が浮き上がるようにして、窓から押し出される。とっさに、驚いて受け止めたあと、視線をやると――中から少女を押し上げたらしい御者と侍女が、困ったような笑みを浮かべていた。

「ロロ殿。――姫様を連れて、作戦を実行してください。それなら貴方も、安心でしょう」

「な――ファボット!?お前、何を――」

「私からもお願いします、ロロ殿。――私たち従者にとって、一番失えないのは、ミレニア様の命。この作戦の中で、一番安全なのは、いつ消えるかわからない炎の障壁の中の鉄の馬車ではありません。――きっと、馬で死地を切り開く、貴殿の腕の中です」

「夫人まで何を言うの!?」

 ミレニアは焦った声で馬車へ戻ろうとするが、ロロは咄嗟にそれを引き留める。

「うん。……俺も、そう思うよ。襲い来る魔物の群れのど真ん中でも、きっと、ロロの旦那の隣が、一番安全に決まってる。……救援部隊と合流したら、部隊の一番奥の安全なところにいてくれよ、姫サン。そうしてくれた方が、俺らも安心だ」

「ディオまで!」

 ロロは、なおも抵抗しようとする主に、一瞬躊躇した後――

「――すまない――!」

「え?――っきゃぁ!!!?」

 死地に残る決断をした三人に口の中で謝罪を残し、一息にミレニアの腰を抱き上げ、ピィッと指笛を吹いて愛馬を呼び寄せる。

「ロロ!!!?何をするの、放しなさい!」

「すみません――すみません、姫――その命令は、聞けません!」

「ロロ!!!ルロシーク!!!」

 バタバタと暴れる少女を器用に片手で抑え込み、ロロはひらりと愛馬にまたがった。視線がぐっと高くなり、炎の奥が見渡せる位置。

「ひゃ――!」

 炎の奥に、漆黒の血に飢えた獣の影を認め、ミレニアの抵抗が一瞬収まる。その隙にしっかりとミレニアを抱え直し、マントでくるむようにして万が一にも取り落とさないよう固定した。

「必ず――必ず、すぐに帰ってくる!それまで、何とか持ちこたえてくれ――ディオルテ!」

「ハハッ!だーいじょうぶだよ。俺は白布。赤布以上の奴隷とばっかりカードを組まれてた黒布のアンタなんかより、猛獣相手の戦いは俺の方が慣れてる。安心して、お姫サンを安全なトコまで運んでくれ」

 ニッと白い歯を見せて軽口を叩きながら笑う少年の顔は、どこか青白い。左腕に巻かれた白いハンカチーフは、既に元の色などわからぬくらい鮮血に染め上げられていた。

 ロロは一瞬だけ苦悶に顔を歪めた後、未練を断ち切るようにキッと前を見据え、思い切り馬の腹を蹴飛ばした。夜空に馬が高く嘶き、ドッと力強く石畳を蹄が蹴り出す。

「ゃ――!」

「口を開かないで、手足を最大限縮ませて、決して振り落とされぬよう全力でしがみ付いていてください!」

 加速度による重力に、言われるまでもなく逞しい身体に押し付けられる――と思った途端、ふわり、と奇妙な浮遊感が身体を支配した。炎の障壁を飛び越えたのだろう。

「っ――!」

 本能的な恐怖と不快感に、ぎゅっと目を閉じてとにかく目の前の男の身体にしがみついた。

「魔物、来ます!!」

 男の声が響くと同時、チリッ……と耳元で微かな音が響いた。

 ゴォオオオオッ

「ギャンッ」「ォオオオオッ」

 耳元で業火が唸る音と、毛皮と肉が燃え尽きる焦げ臭い香り。

「はぁああああああああああああああっっ」

 ザンッ ザシュッ

 ミレニアを庇いながら、馬のスピードを落とすことなく、剣を振るって大通りを一気に駆け抜ける。

(っ……二、四、五――っ……くそ、数匹討ち洩らした!)

 口の中で舌打ちしながら、勘だけで後方に炎の渦を放ち、追っ手を防ぐようにして馬を駆る。

 万が一――万が一、炎の障壁が消えたとき――最後は、ディオが、魔物と対峙する。

 左腕を負傷している、最後の砦というには心もとなさ過ぎる蒼い顔の少年のためにも、可能であれば、目に見える範囲の魔物は全て殺してから向かいたかった。

(子供と、女と、老人――圧倒的弱者を残して、行かなければならない――!)

 ぐっと言葉にならぬほどの重たい罪悪感に奥歯を噛みしめ、魔物を引き離していく。

 周囲に魔物の影が無くなり、ほっと息を吐いたとき――ふと、ロロは手の中の少女に気づいて視線を落とした。

「姫――……」

「っ……黙って――っ……」

 ぎゅぅっとロロにしがみつくようにして、顔を伏せる。くぐもった声が響いた。

 振り落とされぬようにと固く握りしめられた小さな拳が――カタカタと、震えていた。

(マクヴィー夫人――ファボット――ディオ――)

 最後に見た全員の顔は、蒼かった。笑みを浮かべていたくせに、皆、蒼白な顔をしていた。

 きっと、今にも恐怖で泣き出しそうなのだ。最期の時が迫るのを覚悟して、それでも、恐怖に、たった三人で身を寄せ合って耐え抜くと、主を送り出したのだ。

(配下の部下を死地に置き去りにして、戦場を逃げ出す将が、どこにいると言うの、ミレニア――!)

 自分は、彼らの精神的支柱だった。だからこそ――あの場に留まらねばならなかった。

 ミレニアには、何もない。剣の腕もなければ、魔法の一つも使えない。

 だが――いや、だからこそ、あの場で、皆と一緒に、死んでやるのが、”主”の務めだった。

 最期の瞬間まで、誇り高く、死の恐怖に怯える彼らを励ますのが――ミレニアに出来る、彼らの守り方だった。

 自分を慕いついて来てくれた臣下を守るのが、上に立つ者の責務なのだから。

(それなのに――情けなくも、臣下に守られ、庇われて――)

「っ……ぅ……」

 不甲斐ない。

 情けない。

 いつだって、ミレニアは無力だった。

 無力で、非力で、常に誰かに守られるばかり。

「姫――」

 肌の色が、瞳の色がおかしくて、兄にどれだけ疎まれても、偉大な父を恐れて誰も手出しは出来なかった。

 父の威光が掻き消えても、従者はミレニアの幸せを願い、長兄の更なる不興を買う前に嫁がせようと、誰も帝国の惨状を教えてくれなかった。

 そして今――守るべき臣下を、みすみす死なせて、おめおめ自分だけが生き残ろうとしている。

「――ないで――」

 押し殺した声が、風に掻き消える。

「――――見ないで――……」

 震えて、湿った声が、腕の中で、聞こえた。

「…………はい」

 ぎゅっと力強くミレニアの肩を抱き、寡黙な護衛兵は静かに頷き、前を見据えた。

 信頼する青年の温かな胸の中で、ずっと張りつめてきた糸が解れて途切れ、未熟な少女の弱さが溢れ出す。

「っ、ふ……ぅ……っ……!」

 ぐっ……と少女を抱き締める青年の腕が、ひと際力強くなる。

(私は――――無力だ――――)

 ぽろぽろとあふれだす熱い雫を、黒衣に包まれた男の胸にとめどなく降らせ、第六皇女ミレニアは、生まれて初めて臣下の前で、静かに嗚咽を漏らした。

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