概要
勝つのは徳川家康か、石田三成か――? 天下分け目の大戦が、今、始まる。
元和偃武(げんなえんぶ)。〝元和〟は元号。〝偃武〟とは『武器を蔵に納めて、用いない』という意味である。
時は慶長5年9月15日(西暦1600年10月21日)。美濃の国・関ケ原において、天下の覇権を掛けて、徳川家康率いる東軍74,000余と、石田三成率いる西軍84,000余、両軍合わせて150,000余の大軍勢が激突する!
……とは言っても、世のほとんどの人は結果を知っているこの戦から、〝大坂夏の陣〟までを描く。
これらの戦を、作者がどう料理したかをご覧あれ。
※作者注:本来であれば、全国各地の大名の言葉はその地方の方言が適切なのでしょうが、そこまでは網羅しきれませんので、標準的な仕様で物語をお送りします。
時は慶長5年9月15日(西暦1600年10月21日)。美濃の国・関ケ原において、天下の覇権を掛けて、徳川家康率いる東軍74,000余と、石田三成率いる西軍84,000余、両軍合わせて150,000余の大軍勢が激突する!
……とは言っても、世のほとんどの人は結果を知っているこの戦から、〝大坂夏の陣〟までを描く。
これらの戦を、作者がどう料理したかをご覧あれ。
※作者注:本来であれば、全国各地の大名の言葉はその地方の方言が適切なのでしょうが、そこまでは網羅しきれませんので、標準的な仕様で物語をお送りします。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!人望が……。
綿密に史実が描かれた本格歴史小説です。
そういえば、関ヶ原の戦いの後は、いろんな事がすっ飛ばされて、
いつのまにか家康が幕府開いてたイメージでした。
石田三成というと、元防衛省長官の石破茂氏に重なります。
どんな相手でも言い負かしてしまうというのは、
たとえそれが正論であっても、怨恨を残します。
石破さんも、ずっと総理になりたがっているにも関わらず、
人望がないせいで、立候補の規定人数の推薦人を得られません。
これは決して茶化しているのではありませんが、
小説の中で三成には「人望が……」「人望が……」を連呼され、
思わず笑いがこみ上げて……。
聖人君主が必ずしも人望が得られるか、という…続きを読む