第53話...真夏のキャンプ(第6話)

朝ごはんも終わり、今日は山でハイキングをすることになった。


海斗「なんやかんやであんまりハイキングってした事ない」


拓也「海斗とは小学生の時に行事でハイキングしたよね?」


海斗「そうそう、俺はそれ以来してない」


拓也「俺もだわ、他のみんなは?」


咲「今日がハイキング初めだわ」


史路喜「へぇーまじか、俺は2回目だな」


杏果「私は山が多い所出身だったから結構いってたわよ、泰樹君は?」


泰樹「俺は、2000回くらい?」


海斗「いや、行き過ぎじゃない?!」


泰樹「そこに山があるから」


海斗「お前は登山家かっ!」


拓也「はいはい、そろそろ道具持っていくぞー」


携帯くらいは持っていくかー...って、ん?


圏外かい!


しゃーねーな、圏外のスマホ持ってもそんなに意味無いしな、置いてくか。


そして山を歩き始めた、なんか名称もよく分からないようなやべぇ色の花や木が大量にある。

そういえばベニテングタケってめちゃくちゃ毒キノコっぽいけど、一応食えるらしい...

いや、俺は食わんよ?!


少し歩いたら小屋があった。


海斗「何この小屋?」


拓也「ちょ、中見てみるか。ん?どれどれ、お!これ鉄道時刻表じゃない?」


海斗「ん?年は?え?!1915年?」


拓也「あ!思い出した!ここは山中炭坑引き込み線跡だ!」


由美「つまり石炭とか運んでたんだね」


拓也「そうそう、線路もボロボロやな」


海斗「まぁめっちゃ前だしね」


と、結構凄い発見をすることが出来た所で、もうちょっと奥に進むことにした。


海斗「お!あそこ切り開けてるぞ!」


そして、切り開けてる所から景色を見た。

そこにはほとんど人の手を施さないで作られた、幻想的な景色が目に映った。


海斗「さーて、時間も時間だしそろそろ戻るか」


拓也「いや、軽いなおい」


キャンプ地に戻ってきた。


そして、そろそろお昼ご飯と夜ご飯を同時に食べることにした。


次回

この作品始まって以来の1番の神回をお楽しみに



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