第21話...体育祭(1年中編1)

前回、体育祭の練習を始めたが全員ダメダメだった。

そして今からダンスの練習をする所だ。心配でしかない。



海斗「曲掛けるぞー」



曲を掛けた。

そして悪夢が始まった。全員全く踊れないのだ。ちなみに自分はダンス歴8年なので、問題なく踊れるが。



海斗「このままだと、やべぇぞ?!」



史路喜「どうやって踊ればいいの?!」



もう、俺の手には負えない。誰か呼ぶしかない、と思った時、そこにある人が来た。



海斗父「お、体育祭練習か?」



海斗「親父?!なんでいるんだ?」



海斗父「書類を渡しに来た。」



海斗「念の為に聞いておくが、電車か?」



海斗父「車だ」



海斗「何でだよぉぉおおお」



海斗父「安心しろ、1週間前に免許を返納した。」



海斗「ふざけるなああああああああぁぁぁ

犯罪だわあああああああ」



海斗父「まぁそれはほっといて、実は電車で来た。」




海斗「なんだよ」



とりあえず安心した。でも帰り道はやはり心配でしかない。まぁこっちに来れたし、多少は安心するか。




海斗父「とりあえずダンスなら教えられるぞー」



全員「お願いします!」



海斗父「おぉ食いつきがいいな、よし教えるとするかー」



ということで、俺の親父が教えることになった。親父はここに1時間滞在出来るらしいか

ら、ギリギリまで教えることになった。



1時間後、とりあえず練習の成果を一旦発揮することにした。



海斗父「じゃ曲掛けるぞー」



ダンスが始まった。だが、1時間前となんら変わりはしない。成長の微塵も感じられなかった。



海斗父「うん、無理だなこれ」



海斗「俺もそう思うわ」



拓也「じゃあこれからは自主練にしよう。」



と、いうことで自主練になった。2人1組で教えあった方が効率が良いということで、拓也と咲先輩、史路喜と泰樹、由美先輩は俺が教えることにした。



そうしながら、やっていくこと1時間。

なんとかなり伸びた。特に咲先輩と拓也が1番伸びていた。とりあえず全員伸びていたので、一旦今日は解散することにした。



俺が帰ろうとした時に誰かに止められた。






由美「もっと教えて欲しい...」


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