第20話...体育祭(1年前編)

学校が終わり、今日からプログラミング部メンバーで体育祭の練習があるそうだ。

とりあえず時間まで少し早いが、体育館に行くことにした。すると...



海斗「お邪魔しまーす」



史路喜「海斗〜遅せぇぞ!」



海斗「まだ集合時間じゃねぇし!」



なんと、もう全員いた。集合時間までまだ20分あるのに...

なんでそんなに早いか聞いたら



泰樹「練習しておきたいし」



拓也「全員リレー自信ねぇしなぁ」



史路喜「ダサい所は見せられない」



咲「...好きな人に見てもらいたいから...」



由美「流石に運動音痴バレしたくない...」



とのことだ。自分以外全員運動音痴だったのだ。

ということで、まずは走り込みからやることにした。



体育祭を20周したら、終わりというルールを決めた。約3kmだ。



海斗「よーいドン」



全員が一斉に走り始めた。みんな体力はあるので、かなり序盤は早かった。

ただ、10周を回った時、かなりみんな疲弊していた。



1番最初に自分がゴールした。その後を続くように拓也がゴールした。

しばらくたち、泰樹と史路喜がゴールした。

最後に由美先輩と咲先輩がゴールした。



海斗「体力的な問題は無さそうだけど...」



由美「じゃあ次は縄跳びをやろうか」



ということで、縄跳びをすることになった。

縄回しは義則先生と俺がやることになった。



ズドーンドゴドゴガーン



縄跳びでは聞かないような音がなった。

どうやら全員絡まったらしい。

最早心配でしかない。



海斗「ちゃんと縄見て」



そう言うと俺は縄をまた、回し始めた。

だが、一向に入ってこない。



海斗「早く入んなよ」



全員「縄見てって言ったから縄見てる」



海斗「飛べええええええええ!!!!」



やべえよ本当にやべえよ。大丈夫かっ?!

とりあえず、綱引きをすることになった。



海斗「これ綱引くだけだからね?!」



そして綱引きが始まった。両者とも、良い感じの戦いになっていた。そして縄が左側に引ききったので、勝負を終わらせることにした。



海斗「これは出来るやん!」



全員「舐めてんの?」



海斗「すんません」



とりあえず一通り競技であるやつは終わった。後はダンスだけだが、1番心配だ。

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