第44話 王の証


 明かりに照らし出された空間に、十人ほどの東方騎士団の騎士たちが並んでいる。ウィラーフは、その中の一人の男を、きっと睨みつけた。

 「ローエン…」

 「手を挙げて、武器は捨ててもらおうか」

東方騎士団の長、アレクシス・ローエンは、にやりと笑って太い眉を跳ね上げた。

 かつて王国の四大騎士団のひとつ、東方騎士団の長であったはずのその男は、今や王国に剣を向ける者となったのだ。今すぐにでも斬り掛かりたい衝動をこらえ、ウィラーフは、苦い表情で剣を足元に置いた。相手は多勢に無勢、おまけに、こちらには守るべき仲間もいる。

 アルウィンも、腰の剣を外して置いた。ワンダは素手なので外すものがなく、きょろきょろ周囲を見回している。

 シェラは、両手を挙げたままそしらぬ顔で立っていたが、その背後に気配を隠した一人の男がするりと近づいた。

 「きゃっ、何するの」

 「失礼、お嬢さん。隠し武器も正直に手放してもらわなければ困ります」

言いながらキザに片目をつぶって見せた若い騎士の手には、いつも束ねた髪の毛の首筋のあたりに隠している、細い短剣が握られている。

 その男の顔には、見覚えがあった。

 「えっと、あなたは」

 「ファーリエン…」

ウィラーフが苛立った声で呟いたので、シェラもようやく、思い出したくもない名前を思い出した。

 スレイン・ファーリエン。以前、かつてのエスタードの首都・ノックスで出会った東方騎士団の騎士だ。

 「こら! なにするんだ」

 「ワンダ、やめておけ。こいつは東方騎士団の中でも最悪の部類だ」

と、ウィラーフ。腕が立つ、という意味だ。

 「そいつらを拘束しておけ。邪魔をされては困る」

ローエンは部下たちにそう言い残すと、部屋の奥に向かって歩き出した。騎士たちに腕を乱暴に縛り上げられながら、ウィラーフは皮肉っぽく言った。

 「騎士団長自ら、こんなところで宝探しとはな。いいのか? アストゥールの王国軍が到着しようというときに部下を放り出して」

 「なに。”アレ”を手に入れることのほうが先決だ」

アレ、というのは、”エリュシオン”のことか。だとしたら、少なくとも彼らはこの先に何があるのかを知っていることになる。オウミが教えたのか。

 「ちょっと! 触らないで」

後ろでシェラが騒いでいる。

 「つれないなあ、シェラさん。楽しくお茶した仲じゃないですか。美しいお嬢さんに手荒な真似はしたくないんです。用事が済めば、ちゃんと助けて差し上げますよ。」

ウィラーフは唇を噛んだが、今はどうすることも出来ない。アルウィンとワンダも腕を縛られ、一塊にされて部屋の隅へと押しやられる。オウミたちは、それを一瞥しただけで、ほとんど興味も無さそうに振る舞っている。

 「それで? 見つかったのか」

 「は。埋もれてはいましたが、ご覧ください」


 部屋の奥の、崩落した天井の下に何か不格好な金属の塊のようなものがある。兵器、というには奇妙だが、おそらくそう呼ぶのが正解だろう。下から光に照らされた影を眺めていたアルウィンは、ふいに、気づいた。

 「…竜?」

上部の大きく裂けた部分、奇妙に歪んだ胴体、爪のように突き出した幾つもの金属製の筒。

 おぞましいその姿は、まるで苦しみもがきながら咆哮を上げる、伝説上の生き物のようだ。

 「――素晴らしい」

ローエンが目を輝かせて呟く。

 「これが…まことの王の証、”エリュシオン”」

 「……。」

オウミは黙ったままだ。

 「どうした? これが見たかったのではないのか。望みの場所にたどり着けて、満足ではないのか」

 「違う」

老人は、嗄れた声で呟いた。

 「これではない。こんなものであるはずがないのだ。”王の証”――大地を繋ぎし黄金の樹は」

 「信じたくないのは分かるがね」ローエンはせせら笑っている。「これぞ、五百年の叡智の結晶。絶対的な力の象徴であった最終兵器なのだ。黄金の鉱石の力を借りて、全ての軍勢を瞬時にねじ伏せた『竜』。まさに覇者に相応しい。ははは! 素晴らしい」

ローエンは積み上げられた古代の武器の前で両手を広げる。

 「かつて大陸に覇を唱えた偉大なるエスタードの創り上げた叡智の結晶だ。今はまだ使い物にならんだろうが、いずれこの力は蘇るのだ。そしてエスタードは再び、”大陸の覇者”として君臨する――」

 「禁じられた武器を蘇らせるつもりか!」

身を乗り出しかけたウィラーフの喉元に、剣が突きつけられる。

 「禁じたアストゥールが倒れれば、誰も止める者などいない。」

 「――成程。お前たちはかつてエスタード帝国の使っていた兵器を取り戻すためにオウミたちと協力していたんだな」

アルウィンの、押し殺した声。

 「そうとも。この北の蛮族たちの言う”エリュシオン”だか”王の証”だかなど、最初からどうでも良かった。我々に必要なのは、これだけだ」

騎士たちが瓦礫の山を探し回り、何か拾い集めている。まだ使えそうな兵器を選り分けているのだと、アルウィンは気づいた。まずい。ここから何か持ち出されでもしたら――それが、この先のアストゥール軍との戦闘で使われたら。

 クロン鉱石によって汚染された大地は死に絶え、その毒が消えて再び人が住めるようになるまで五百年の時を要した。

 過ちを、再び繰り返させるわけにはいかない。


 「くぅぅ」

後ろで、ワンダが小さく唸ってごそこぞと身じろぎした。見ると、そしらぬ顔で縄を噛みちぎり、自由になった両手でそろそろとアルウィンの縄をほどこうとしている。

 「おれはいい。ウィラーフを先に」

 「わふ?」

気づかれないよう顔を上げたまま、アルウィンは、隣のシェラにルグルブ語で囁いた。

 「”シェラ、ワンダが気づかれないよう少し身体をずらしてくれ。もし気づかれそうになったら、何か誤魔化してほしい”」

はっとして、彼女はワンダの動きに気づいた。

 「”分かった。”」

取り上げられた武器は、広い空間の反対側の隅に押しやられている。あそこまで走るのは、かなりの距離だ。ウィラーフのほうに視線をやると、彼の視線は、武器を奪えそうな騎士を物色していた。東方騎士団の正規の騎士とはいえ、腕が立つ者とまだ一人前になったばかりの者が入り混じっている。未熟者なら素手でも倒せる。

 と、視線を巡らせていたアルウィンは、ふと、光が当たっていない奥の暗がりの辺りに、さらに奥へ通じていそうな通路があることに気がついた。

 扉はついていない。奥がどうなっているのかここからでは分からないが、何かありそうな気配がある。


 「ん?」

ワンダがウィラーフとシェラの縄を解き、再びアルウィンのものに取り掛かった時、見張りの騎士が振り返った。

 「お前たち、何をして――」

 「あーちょっと縄のあたるところが痒くってー」

シェラはにこにこしながら、髪の毛を大きく振ってごまかした。

 「いや待て、縄が緩ん…あっ、おい!」

その瞬間、誤魔化しきれなくなったと思ったシェラは、騎士に思い切り膝撃ちを食らわし、ワンダは縄に牙を立てて力任せに食いちぎった。ウィラーフが弾かれたように飛び出して、騎士の腰から剣を奪い取る。

 「今です、アルウィン様!」

 「ワンダ、ウィラーフ、シェラを守って。こっちだ!」

捕らえようと飛びかかってくる騎士の腕を転がって避け、アルウィンは、部屋の奥にある自分たちの武器と荷物に向かって突進した。

 「無駄なあがきを。どこにも逃げ場などないぞ」

ローエンは余裕の笑みで声を張り上げる。入ってきた扉のあたりには既に、騎士たちが何人も待ち構えている。そちらから出られないことは明白だった。

 だが、奥にもうひとつの通路があることに、彼らはまだ気づいていないのだ。

 「待て、ここは通さ…ぐあっ」

立ちふさがる数人の騎士をいともたやすくねじ伏せると、ウィラーフは、アルウィンに追いついて、追い越した。すれ違う瞬間の視線のやりとりで、彼も、奥の目立たない出口に気づいた。 

 「む…」

オウミが、何かに気づいた。手下たちに、それとなく目で合図する。だが、その時にはアルウィンたちはもう、出口の前まで辿り着いていた。

 「しまった、あそこにも出口が!」

騎士たちが走り出そうとするが、ローエンは、既に興味を失った様子で止める。

 「よい、捨て置け。」

横目に、先程までオウミたちのいた場所を眺めやった。そこからは、いつの間にかオウミたちの姿が消えている。おそらく、アルウィンたちを追って奥へ姿を消したのだ。

 「どうせ、袋の鼠だ。それより、兵器の回収のほうはどうだ」

 「は。さすがに五百年も経っているため、ほとんどのものは腐食しています。辛うじて形をとどめているものは、こちらに」

 「ふうむ…」

床に広げた布の上に並べられたいくつかの金属の塊を物色し、男は、その中から一つ、細長い円錐形のものを拾い上げた。

 「これは使えそうだな。おそらく、『竜の牙』だ」

 「といいますと」

 「伝承によれば、これを投げつけると大地が竜に噛みつかれたように抉れたという。ふふ…試してみるか」

 「め、めっそうもない」

若い騎士は、青ざめた顔で後すさった。

 「団長。そろそろ外へ。我らの手勢がそろそろ到着する頃です」

と、スレイン。彼は、ウィラーフの姿を消したほうにちらりと視線をやった。

 「しかし――連れのほうはともかく、レスロンドはしぶといですよ。あんな北方人に委せていて大丈夫なんですか」

 「構わんさ。奴らは自分たちの因縁で殺し合えばいい。もしも生きてまた現れるのなら、その時はお前の出番が来るかもしれんな」

 「かも、じゃなく、実際にやらせてほしいんですけどね。ま、せいぜい、お偉い近衛騎士様たちのお溢れに預かれるようには期待してますよ。」

飄々とした声で言って髪を掻き上げると、気取った騎士は他の若い騎士たちに手を叩いて声をかけた。

 「さぁさ君たち、荷物をまとめて。さっさとこんな穴蔵は出よう。これから決戦だよー!」

場違いなほど明るい声。

 ふん、と鼻を慣らして、ローエンは金属でできた異形の「竜」を見上げた。

 「アストゥールの”黄金の樹”は、いずれ根絶やしだ」

呪詛にも似た言葉を呟き、マントを翻して去りゆく男の足元で、黄色い結晶体が小さな音を立てて砕けた。




 その頃、アルウィンたちは暗がりの中を手探りで、なんとか出口を見つけようとしていた。頼りはワンダの鼻と勘だ。

 「むう。どこか風、流れてる。こっちかな~…」

 「慎重に頼む。とりあえず外に出られるなら、何でも良い」

ウィラーフは最後尾で、追っ手が来ないかに気をもんでいる。シェラは、はぐれないようワンダの尻尾を掴んで、そろそろと歩いている。

 「うう、なんだかだんだん狭くなってくるみたいなんだけど…大丈夫かなぁ…」

 「大丈夫。空気が流れてるのは、おれでも分かるよ。多分、…探してるものは、この奥だ」

アルウィンは、暗がりの奥にじっと視線を凝らしていた。崩れ落ちてはいるものの、かつては人が楽に行き来できるほどの高さと幅があったはずの通路。入り口からは他に、どこかに通じる分岐は無かった。だとすれば、目指すものがある場所は、この奥しかない。


 どこかから、水の滴り落ちるような音がしている。

 天井が少しずつ高さを取り戻し、微かな冷気が押し寄せてくる。

 「むむ。何かあったぞ」

 「あ…」

ワンダが足を止めるのと、アルウィンが気づくのが同時だった。

 一歩、踏み出すと足元の水たまりに、水がはねた。


 高い天井の隙間から、水滴が滴り落ちている。

 谷の奥に隠された洞窟へ抜け出したのだ。クロン鉱石の結晶は見当たらない。その代わり、浅い水たまりの中に挿す朧気な光の中に、微かな金色にきらめく一本の樹が立っていた。

 「『黄金の樹』?」

シェラは思わず駆け出して、水際に立って樹を見上げ、手を差し出した。

 「これ…あたしが最初に夢で見た…枯れてるみたいだけど…」

 「まさか。リーデンハイゼルの紋章が実在していた、だと?」

ウィラーフも驚いている。複雑に絡みあう枝ぶりも、わずかに金色にきらめく幹も、そっくりそのまま王家の紋章だ。一体いつからここに生えていたのだろう。天を衝くほどの大樹の樹齢は、五百年どころか千年も越えていそうに見えた。


 そしてアルウィンは、木の根元に何か、柱のようなものが立てられていることに気づいた。

 「アルウィン様?」

 「あそこに、何か…。」

近づこうとした、その時だ。

 ウィラーフが気配に気づいて、はっとして身を翻す。

 「伏せて下さい!」

とっさに声に従って伏せたアルウィンのすぐ頭上を、矢がかすめた。剣がひらめき、甲高い音をたてて矢が弾き飛ばされる。

 振り返ると、オウミと数人の男たちが、さっき通ってきた通路から姿を表すところだった。一人が弓を構えている。

 「ここまで追ってきたか…、しつこい」

 「”エリュシオン”は、貴様らに渡さぬ」

オウミの眼差しは、怒りとも、執着ともつかぬ色に燃え上がっている。

 「だがそれは、あなたたちのものではない。手に入れられるものでもないはずだ」

 「何を! 誓いも約束も忘れていた、腰抜けに」

 「それは違うわ!」

シェラが言い返す。

 「アルウィンはこれまで、クローナの人たちを守ろうと必死で頑張ってきた! 武器を取って戦うことだけが強さじゃないのよ。何も知らないのに勝手なこと言わないで!」

 「そうだぞ。お前たち、人いっぱい傷つけたし、迷惑した。ワンダ怒ってる!」

 「あなたたちの五百年は、こんなことのためにあったのか?」

アルウィンは、武器を抜かないままじっとオウミを見つめた。

 「五百年前の屈辱を晴らすことが願いだと、クローナで言ったな。――だが、エサルはそんなことは望んでいなかった。王位に着きたかったわけじゃない。この国が欲しかったのでもない。彼は…」

黄金の樹を背後に、洞窟の中の空間に声が反響する。

 アルウィンは、首から下げた革袋の中の銀の樹の紋章を握りしめていた。

 「彼はただ、戦いを終わらせて平和な世の中を作りたかっただけだ…!」

 「……っ」

老人の顔が歪んだ。


 きっと彼らも、いつしか分からなくなっていたのだ。

 五百年の歳月の中、伝えられた記憶は少しずつ薄れ、欠片となり、やがて「何をなすべきか」という具体的な意味が、判然としなくなっていった。

 最初は、「エサルの子孫に従う」「王の証を正しき王の手に戻す」といった、漠然とした内容だったのかもしれない。それがいつしか、従うべき王は「アストゥールの王」なのか、「王位を継がなかった、もうひとりの王の後継者」なのか、その両方なのかすら定かではなくなっていった。そして、クローナとアスタラの関係が希薄になるにつれ、「約束」の中から、エサルの子孫という存在そのものも消えていったのだ。

 残ったのは、「五百年後の必ず約束を果たさなければならない」という、強迫観念にも似た思いだけだった。


 「『イルネスの中つ大地にて ともに出会うその日まで』。」

シェラは、歌うように詩の一節を吟じる。

 「ともに出会うのは、誰と誰だと思っていたの? 金の王家と、銀の王家…二つの家に同じ詩の一部が伝わっていたのは何故? 分かっているはずよ、あなたたちだって」

 「知ったような口を…何も知らぬよそ者が!」

 「知ってるわよ」

シェラは声を低め、深い青の瞳で睨み返す。

 「あたしは予言の民ルグルブの末裔。この詩で過去と未来を詠んだライラエルの子孫なんだから」

 「そうだぞ。ここにいるの、みんな仲間だぞ。ワンダのとこも詩、あったぞ!」

ワンダがぴょんぴょんと飛び跳ねる。

 「みんな、いっぱい、ワンダのとこ仲間いるぞ。ずっとむかし、王様と戦った仲間だ! 今もみんなともだち、一緒にいる!」

 「――向かってくるならば、容赦はしないぞ」

ウィラーフが剣を構える。

 「…ふん」

オウミは、小さく舌打ちをした。

 「ならば見せてみろ。この場所の一体どこに、”王の証”とやらがある? お前たちならば分かるというのか。見せてみろ!」

 「分かったよ。」

アルウィンは木の根元に近づいて、足元の地面を掘った。柱のようなものは、錆びた剣だと気づいていた。思ったとおり、その側からはほとんど形を無くした金属製の盾が表れた。そして、石碑のようなものも。

 「シェラ、ここに何か書いてある。読んでもらえるか」

 「うん」

近づいて、彼女は石の表面を払い、尖った切っ先で刻まれた、ぎこちない文字を呼んだ。

 「『再び、ここへ戻ってきた子どもたちへ。かつての約束は、全て揃っていただろうか』――」

はっとした表情になり、彼女は一瞬、言葉を切った。それから、ひとつ息を吸い込んで、最後まで一気に続けた。

 「『種族も、言葉も、文化も違う者たちが集い、共に戦った。かけがえのない友、人のつながりという宝。私たちはそれを、”エリュシオン”と呼んだ』」

 「な、」

 「…これが、アストゥールが大国となり得た秘密、”まことの王の証”の真実だ。疑うなら自分たちの目で確かめてみるといい」

アルウィンは、静かに言ってその場を離れる。 

 「ウィラーフ。剣を納めてくれ。ここはもういい」

 「しかし、…」

 「確かめるべきことは、終わったよ。”王の証”は誰にも奪うことは出来ないものだった。今ここで出来ることは何もない。そろそろ王都からの兵が到着する頃だ。シドレク様たちに合流しよう」

そう言って、彼は、呆然と立つオウミたちにちらと視線を向けてから、元来た通路へと入っていった。


 オウミたちが一体、どんな結論に達するかは分からない。ただ、ここから先どうすべきかは、彼ら自身で見つけ、決断しなくてはならない。

 祖先の望んだ道が何だったのか。交わした約束はどう果たされるべきだったのか。

 この先、何をするべきなのかも――。

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