第35話孤児院の目標
ボクは昨日はララ達にお風呂に連行され酷い目にあった。
ララとネネとナナに身体全身現れ大変な目にあった。
あの子達ボクが裸になって完全に女の子の身体なのには、さすがにビックリしてたけど、ボクが男の子なのは確定してるみたい
ララ達はボクの身体のを、興味深そうに触りまくって、おっぱいに擬態してたエルムがかなり我慢してたみたいで、あと少し長く触られてたら擬態解けていたらしい。
あの子達人のおっぱいモミながら
「きゃぁーこのおっぱい本物じゃないのにどうなってるのぉ」
って触りまくってた。
おっぱい触ってもボクが男の子なの確定してるんだ…
ほんとエルムがずっと耐えてくれて、助かった。
さすがにスライムが姿現したら、あの子達きっと大騒ぎして、ライム達に負担がかかるから、ばれずにすんでよかったよ。
お風呂では、ソフトソープとリンシャーを、みんなに使ってもらったら、特に女の子が大喜びしてた。
ララ達も「このリンシャー凄くいい香りがするって」ずっと言ってたし
でもほんとに驚いてたのは、髪の毛を乾かしてからだったね、今までは、質の悪い固形の石鹸を、使った事があるだけで、ほとんど水で汚れを落とすだけだったみたいだ。
だからリンシャーは、衝撃だったみたいで、子供たちは凄い凄いをずっと言ってた。
エレンさんは「ミレイ様このリンシャー魔法の洗剤です!ほんと凄いです!素晴らしいです」って言って凄く感謝されて嬉しかったよ。
そしてボクは、ララ達に女の子の部屋に連れていかれた。
そして、そのまま朝まで離してくれず、そのままララ達に挟まれて寝てしまった。
ボクは朝早めに起きて子供たちとエレンさんの朝食を作った。
今朝のメニューはふわふわパンと森で獲って来たコッコウ魔鳥の卵を使って、簡単にハムエッグだ。
ハムはないからコッコウ魔鳥のモモ肉を薄くスライスしてハムの代わりにしてみた。
ジュースは昨日の森の木の実を搾ったジュースで、味はブドウのジュースに近い
子供達もエレンさんも、ベッドに敷いたマットと布団が、気持ちよかったのか、全員がぐっすり眠ってて、朝食の用意が終わっても、誰も起きて来なかった。
ボクはみんなが寝てる部屋を見て回った。
今までこんなきれいになった環境で、しかもフカフカの布団で、寝たことなかったから、ほんとぐっすり眠っていた。
みんな幸せそう・・
見てて癒される気がするこの子達の子の寝顔ずっと守ってあげたいなぁ・・
自然に起きるまで待っててあげよう
結局起きて来たのは、部屋に日差しが入り、子供たちの顔にあたりだしてから、みんな起きて来た。
みんな朝食があることに驚いていた。
「うわー朝ごはんが食べれるんだぁ」
「やったぁーまたご飯が食べれるー」
「嬉しいやわらかパンが食べれる」
子供達の言葉で、今までどんな生活してたのかわかる気がする。
ほんと大変だったんだと思うと、ボクはミレイさんや子供たちに、朝食を食べる前に、少し話をしてから、朝食を食べてもらった。
「みんな食べる前に聞いてください、みんな今まで大変だったと思います。
でも今日からは安心してください。
ボクがちゃんと毎日ご飯が食べれるようにしますから。
その事でご飯を食べてからお話するので、まずは目の前にある朝食を食べて下さい」
エレンさんは子供たちに、朝食を食べる前に、話をしみんながボクに感謝をして食べ始める。
「みんなよかったね、先生もすごく嬉しいです。
今日の朝食を用意してくれた、ミレイちゃんに感謝していただきましょう」
「「「「ミレイお姉ちゃんご飯を用意してくれてありがとうございます。頂きます」」」」
「はい!どうぞ召し上がれ」
子供達は本当に美味しいそうに食べてくれボクもすごく嬉しかった。
「「「「ごちそうさまでした」」」」
この後、みんなで片付けして、ボクはこれからの事を話すために、みんなに座ってもらった。
エレンさんは、ボクの横に並んで立っていて、補佐してくれるつもりだ。
ボクは、みんなにこの孤児院を、みんなで守っていくために、これから何をするのかを説明した。
まずエレン先生が病気になり、子供達の中にも同じように、病気になっていた子もいた事、その原因について話をした。
「エレン先生も、みんなも病気になった。
その主な原因は不衛生な環境で、発生したいろいろな菌が、原因で病気になりました。
でも菌って何?って、なると思うよね、それについて説明するね」
ボクはみんなに菌についてわかりやすく紙に書いて説明した。
☆まず菌は目に見えない事
☆不衛生な環境は菌が発生しやすい事
☆菌は目に見えないからちゃんと考えて行動しないと簡単に身体の中に入る事
☆菌は体の中に入るといろんな事が起こる事、それが病気の原因になる事
エレンさんが質問してくる
「目に見えない菌が、原因だと言うのはわかりました。
じゃ防ぐ方法はあるのですか?」
ボクははっきり答えた
「あります!
そのことについて説明します。
それがこれからの、この孤児院の仕事にもつながり、孤児院の運営資金にもなります。
よく聞いていてください」
ボクはまず、菌を防ぐ方法について説明した。
☆不衛生な環境を作らない糞尿はきちんと所定の場所で処理する
☆虫が発生するような事はしない食べ物の残りをきちんと処理する
☆必ず食事前、外から帰ったら手洗いをする
☆トイレに行った後も手洗いをする
「いろいろ言いましたが、洗うと言う行為は重要です!
そのためにボクは洗剤を作りました。
みんな昨日の事覚えてるでしょ!」
子供達は嬉しそうに答える
「昨日のリンシャー凄く気持ちよかった」
「ソフトソープも凄くいい香りしたよ」
「みんな綺麗になったもんね。
あの洗剤を毎日使うようになれば、菌は身体になかなかはいらないから」
エレンさんがわかったように声を強くして質問してくる
「つまりミレイちゃんが、作った洗剤を使って、綺麗にすれば、虫も発生しなくなって、菌もいなくなるって事ですか!」
やった♪エレンさんボクの事様呼びが無くなった嬉しい
「そうですトイレも、食堂も、みんなの部屋も身体も、綺麗にしていれば虫がいなくなり菌もいなくなります。」
子供達もわかった!って一斉に叫ぶ
「「「孤児院で洗剤つくるんだぁ!」」」
ボクは、頷くと子供たちはお喜びしているが、エレンさんは不安そうに、ボクに訊ねて来る。
「ミレイちゃん、子供達に洗剤作る事って出来るのですか?」
「もちろんできますよ!
そのためにその工場も作ってますから♪
道具の使い方、作る手順もそんなに難しくはありません大丈夫です!
材料は最初はボクが森に行って採ってきます。
でも最終的に孤児院で、作れるようにするつもりです!
大勢の子供達を、救う事になる洗剤を、みんなで作りましょう!」
エレンさんは驚いていたけど、子供達は素直に返事をしてくる
「「「「はぁーい!」」」」
ボクは説明が終わった後、みんなを工場に連れて行き、道具、や手順を簡単に説明し、実際作って見せた。
子供達は真剣な表情で見つめていた。
「やり方は以上です。
油を作る時、このハンドプレスは、少し力がいるので、男の子にやってもらって、後はみんなで手分けしてやってみて下さい!
失敗しても構いません!
安定して作れるようになるまで頑張って」
説明と実演が終わり、孤児院で作る洗剤についても説明し、その用途目的
そして一番が、この洗剤が広まれば、多くの子供たちが、救われるかもしれない事を話すと、子供たちは失敗する度、ボクに聞いて来た。
こうして孤児院での洗剤作りがスタートした。
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