第34話レイは孤児院で正体がばれそうです

意地悪作戦知ってたの・・謝らないと

「ごめんなさいエレンさん」


「おかしいよね グスン 大人の私が子供のしかも女の子を好きになるなんて・・大好きよミレイ」


チュッ♡


キャァーー


えーーー!


何でこうなったの?嫌われてたんじゃないの?


はぁー逃走失敗かぁ…


でも嬉しい好きな人と一緒にここでやれる。

この先ここで頑張るならララ達にボクが男だって行った方がいいかなどうしよう・・


ピキ『マスター人間とエッチなことしたのライムもするの』

ピキ『パルムもマスターとするの』


これはまずい!スライム達が騒ぎだした。

ややこしい二匹が行動起こす前に何とかしなきや


『ライム達ちょっと待って!お願いあるの毎日やってくれてるぼくの身体の中の魔力塊への注入長めにやって貰うのでどうかな?』


ピキ『エルムの液長く注入してマスターと繋がるのぉ』


ピキ『ミルムも液注入してマスターと溶け合うのぉ』


ダメだヤバい事になりそう… ボク耐えれるの?変態になるかも


不安ではあるけど、何とかスライム達の暴走を抑えて、後はララ達かぁ…


ボクはこれから孤児院でやりたいことあるから邪魔してくるなら正直に話すことにした。


そうボクが孤児院でやりたい事、

それはボクが考えた物を子供たちに作ってもらう。

それを売って自分たちでお金を稼げるようにする事。

そしたら今まで見たいに食べることで苦労することもないだろうしね


ボクはここに留まって、孤児院をサポートしながら、こんなことにした町の責任者の事調べて、悪い奴らを退治してやる!

絶対許さないのです!


しかし何で孤児院が酷い状態になってるのにこの町の偉い人は何もしないの?孤児院の運営費は?誰も見に来ないの?


ベルモルト辺境伯領の孤児院はお母様が責任者で統括して管理してるはず。

各町村の責任者に運営費が支払われ毎月その時報告をすることになっているはずです。


それならあの状態は何で?

孤児院に運営費のお金が支払いされてなくてあんな酷い状態になった・・ 

町長は嘘の報告をしてるって事だ!

絶対許さないです!

ここが落ち着いたら調査してやるです!


ボクがいろいろ考えてるとララ達が近寄って来た。


「お兄ちゃん怖い顔してたよどうしたの?女の子のフリやめたの?」


「な・何を言ってるのかな?」


「フーンまだ頑張るんだ、まぁいいや今は黙っててあげる。

女の子たちはみんな知ってるからみんなにも言っておくね」


「ネネはね、お兄ちゃんの周りに何かいるのわかるの。

大丈夫ちゃんと秘密にするよ、あんな凄い魔法使えるのばれると問題だもんね」


ボクはその事を聞きがっくり項垂れる


みんな知ってる?

スライム達もいるのわかってる・・

はぁー


ピキ『マスターこの子達なら大丈夫なの早く正直言うの』

ピキ『パルムもここの子供達好きなのだから大丈夫なの』


『わかったよ』


ボクは気を取り直して、ララとネネに取り敢えず秘密って事を話をした。


「ララにネネ後でちゃんと話すからボクが男の子だって事、今は黙っててお願いします」


ララとネネは嬉しそうにとんでもないことを言ってくる


「うん♪わかった。じゃミレイお姉ちゃん新しくできたお風呂ララとネネと一緒に入ろうね」


「そうだよね、女の子同士お姉ちゃんのいろいろなお話し聞きたいしねぇー、一緒お風呂で洗いっこしょ」


「はぁ?あっ… 」


おい!ララ何を言ってるの?ボクが男の子だって知ってるでしょ!


ボクが黙ってるとララがニヤニヤしながら話してくる


「あれぇー嫌なの?女の子同士なんだからいいじゃん」



くっこいつら…

調子にのって、もうしゃべらないで!

わかったからエレンさんにばれるだろうが!

ボクが逆らえないからって…

もう何なのはぁ…


ボクは気持ちをきりかえて、みんなで新しくなった孤児院と、みんなが元気になったお祝いをすることにした。


「みんな今日は孤児院も新しくなったからお祝いパーティーをしよ」


あれ?みんな喜ばないの?何で?


「エレンさんみんな嬉しくないの?」


エレンさんは言いにくそうにしている・・なにがあるの?


あ!そうか食材か… あの状態だったらそうだよね


子供たちも下を向いている、みんな今まで辛かったよね。

でもボクがこの状態を変えてあげるからね、


「みんな心配しなくてもいいよ、お姉ちゃんに任せて食堂に来て!」


ボクはみんなと一緒に食堂に向かい全員にテーブルに座ってもらいボクはキッチンで狩って来た角ウサギ、グレートボアを解体し調理を始めた。


子供たちが多いから肉をミンチにして、食べやすいハンバーグと、持っている野菜を使ってポトフを作ることにした。


ライム達には魔法で手伝ってもらい子供たちとエレンさんのテーブルに並べて行く

1品目がハンバーグと野菜サラダ

2品目がポトフそして森の木の実のジュース

最後に前もって作ってたふかふかパンです。


エレンさんと子供たちは、並べられた料理を見てびっくりしている。

フフフ持ってる材料で頑張りました!


「「「「「わーーすごぉーい」」」」」


「ミレイ様は料理もされるのですか!」


フフーんこれでララ達にはばれたけど、エレンさんはボクの事完ぺき女の子だと思うでしょ!


「そうだょ、ミレイは料理大好きなの。

ボク・・じゃなく私って言いいなさいって

お母様によく注意されるんだけどつい・・

アハハ他にもお菓子作りも好きなの。

みんなおかわりもあるから沢山食べてね」


フフこれでさらに女子力の評価上がるから大丈夫でしょ


ララ達は初めて見る料理に最初は戸惑っていたけど、一人が感想を述べた瞬間皆一斉に食べだした。


「うわーめちゃくちゃ美味しい!」

「この野菜のスープ」

「うわーお肉おいしい」

「すごぉーいこのパン柔らかぁーい」


よし!いい感じだ、これでエレンさんも喜んでるし問題なさそう


みんなきれいに完食してくれて、テーブルをかたずけた。

ボクは、前もって作っていた、アイスクリームをみんなの前に並べていった。


コトコトコトコト・・


「ミレイが作ったアイスクリームと言うデザートです、食べてみて下さい」


子供達はいっせいに飛びつく


「「「冷たくて美味しいーー!」」」


みんな喜んでくれてる、よかった♪


こんな感じで女の子らしい所を見せて行けば完ぺきだね



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