第47話 高校生編
目覚まし時計を止め、体を起こした。昨日は何しずに寝てしまったので俺は先に風呂に入った。そして、風呂から出て、朝の支度をし始めた。ある程度支度を終わらせて、俺は橋本さんにメッセージを送った。
『すいません。今日時間があるのならいつ空いていますか?』
俺は橋本さんにメッセージを送るがすぐに返信がなく、そのうち返信が来るのだろうと思い、俺は家を出た。
家を出ると涼加が待っており、一緒に学校に向かった。翔梧と優花は、テストが終わったので朝部活があり、もう学校に行っているので集合場所には止まらずそのまま歩いて行った。
学校に着くと翔梧が下駄箱で靴を替えていたので合流し、一緒に自分のクラスに向かった。自分の教室に入ると朝部活を終えた優花がもう入っており、俺たちが入ると優花が来て涼加と話し始めた。俺は、そこから離れて自分の席に座った。
しばらくして山下先生が教室に入ってきて、朝のHRのチャイムが鳴った。今回の連絡事項として六時間目に決める事があるそうなので何を決めるのか分からない。そして、朝のHRが終わり涼加が話しかけてきた。
「颯真君。今日の6時間目は何決めるのでしょうか?」
「分からないが多分だけど体育祭じゃないかな?」
「そうなんですか?」
「いつもこの時期に決めているけど・・・。」
「もしそうならばどんな競技をやりたいのですか?」
「あまりやりたいやつはないかな。余ってたらそれをやる感じだからな。」
「そうなんですね。ここはどんな競技があるのですか?」
「それは分からない。いつも生徒会が決めているから毎年どんな競技があるのかは分からない。強いて毎年あるのなら騎馬戦があるな。」
「そうなんですか。なんで騎馬戦だけなんですか?」
「それは分からない。」
俺は涼加と話しているうちに1時間目のチャイムが鳴り、そして授業が始まった。時間が進み、4時間目が終わった。
昼休みの時間になり。俺たちはいつもの所に弁当を持って向かった。いつも通りに雑談しながら昼ご飯を食べて昼休みの終わりのチャイムが鳴り、自分たちの教室に戻り5時間目の始まりのチャイムが鳴った。そして、朝の連絡事項でもあった6時間目になった。
6時間目のチャイムが鳴り、山下先生が教室に入ってきた。始まりの号令をやり、山下先生が話し始めた。
「今日のこの授業で決めてもらいたいことがある。それは体育祭の実行委員を決めてもらう。そして、それと同時に進路のことについて一人一人聞いていくからな。まずは、学級委員を進行で実行委員を決めてくれ。」
学級委員が教壇に出て、進行を始めた。誰もがやりたい人がいないみたいなので、くじ引きで決めることにした。それと同時に出席番号の早い順から山下先生が呼び、別の教室で進路指導を始めた。俺は、まだ時間があるのでくじ引きに参加して、くじを引いたがハズレだった。実行委員にならなくてよかった。俺以外の三人はも同様に実行委員にならなかったらしい。そして実行委員が決まり、山下先生に報告をした。
報告を聞いた山下先生が進路指導を中断して教室に戻ってきて、俺たちに指示を出した。
「修学旅行が二学期にあるからそれに関するアンケートを答えてくれ。今回は北海道か沖縄か大阪と東京の四択だ。このアンケートを元に今年の修学旅行を決まるからしっかりと決めろよ。」
山下先生がアンケート用紙を渡し、進路指導をしている教室に戻った。俺は、アンケート用紙に答えていくと俺の前の出席番号の人が呼ばれて、次に呼ばれると思い、いけるところまでアンケートに答えているとさっき呼ばれた出席番号の人に呼ばれ、俺は山下先生が待っている教室に向かった。
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