第32話 高校生編
今日は、翔梧達と日帰りドライブの日。一応必要な準備が終わり、翔梧達との集合時間まで家でゴロゴロしていると翔梧から電話がかかってきた。
『もしもし颯真。今大丈夫か?』
『大丈夫だけどどうしたんだ?』
『今日の集合場所だけどいつも所でいいか?』
『大丈夫だけど。』
『そうか。それならそこでお願いしてもいいかな?』
『分かった。だけど優花たちが場所が分からなだろ。』
『それなんだけ。涼加さんを颯真が連れて来てくれるか?』
『わ、わかったよ。』
『そう言うことだからよろしく。』
『分かったよ。』
俺は翔梧との電話が終わり、すぐさま涼加にRONEでメッセージを送った。
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『ちょっといいかな?』
『どうしたんですか?』
『今日の集合場所の件だけど・・・。』
『その件なら優花さんに聞きました。』
『そうなのか。それなら翔梧達との集
合時間より少し早めに出ることになる
から。家の前に着いたらメッセージを
送るよ。』
『分かりました。』
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俺は涼加に集合場所の変更の連絡したら、涼加も知っているらしく少し恥ずかしかったがとりあえず涼加との集合時間の確認を取ることができた。そして翔梧達との集合時間の少し前に涼加の家の前に行き、RONEにメッセージを送った。しばらくして涼加が家から出てきた。
「おはようございます颯真君。」
「おはよう涼加。」
「今日はよろしくお願いします。」
「安全運転で行きますから任してください。」
「分かりました。」
俺は涼加に昨日買ってきたヘルメットを被せ、俺の後ろに乗せて抱きつくように腕をまわしもらい、俺はバイクを走り出した。しばらく走らせていると翔梧達との集合場所に着いた。
「俺たちが先に着いたな。」
「そう見たいですね。」
「初めてバイクに乗った感想は。」
「気持ちいですね。風を切っているかのような走りでしかも車と違う感じがいいですね。」
「確かに車と違う感覚だからな。」
俺と涼加は、翔梧達が来るまで喋っているとしばらくして優花を乗せた翔梧が来た。
「おはよう。そうちゃん。すずちゃん。」
「おはようございます優花さん。」
「おはよう。」
「しょうちゃんが寝坊したから少し遅れた。」
「違うだろ。優花を呼びに行ったときに朝ごはんをのんびり食っていたから遅れただろ。」
「違うもん。」
「俺は、早く起きて颯真に連絡したから寝坊は絶対にない。」
「ほ、本当ですか?そうちゃん。」
「本当だよ。確かに朝に翔梧から連絡きたよ。なんなら証拠見せようか?」
「だ、だいじょうぶだよ。」
「さては優花。自分が寝坊したのを翔梧のせいにしようとしたな。」
「違うよしょうちゃん。しょうちゃんの迎えるくる時間が遅かったから。ワンチャンできるかな〜って思っただけだから。」
「本当にか?」
「本当です・・・。」
「許すよ。遊びに行く前に喧嘩は良くないからな。せっかく楽しみにしていた人が楽しくなくなるからここら辺で終わりにしよう。」
「確かにそうだね。喧嘩は良くないから気持ち切り替えて今日はいっぱい遊ぼう!!ありがとうねしょうちゃん。」
「それじゃあ行きますか。」
涼加は俺の後ろに乗り、優花は翔梧の後ろに乗り今日の遊ぶ目的地に向かった。意外にも目的地が遠いため途中でガソリンを補充しないといけないので、しばらく走りさせいるとガソリンスタンドが見つかったので給油をした。給油が終わり、俺達は通話しながら目的地に向かった。二時間ぐらいして目的地にやっと着いた。ここは俺の地元である。遊ぶところが多いがその分治安が悪い。もしかするとあの姉妹に遭遇するかもしれないので気をつけないといけない。
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