竹原秋幸(中上健次『岬』、『枯木灘』、『地の果て至上の時』)

養父に育てられた、働き者の土方、秋幸。

実父の妹と姦し、実父の弟を殴り殺し、

刑期を終えた後に、

材木商の実父のところで働き、実父の自死を目にする。


こちらも国文学科ホイホイのストーリーである。


文学マニア的には、秋幸なんで父を殺さなかっんだ、

と言う感想になるらしいが、

そんなことよりも、

オチで秋幸、放火してますがな。


殺人の後、放火じゃ

なかなか刑務所から出られませんて、

大丈夫か?!


ダンプカーで対向車線に思い切りはみだして運転するなど

道路交通法違反も。


もちろん、

これらは秋幸の「内面」表現の代替物なのだろうが

たとえ、中上健次ファンであっても

大丈夫か?!

とツッコんでおこうね。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る