元配信者の僕。VTuberになる！

２４時間リレー配信編

第47話（マニオカート配信前編）

コメント欄

米丸一号：２４時間リレー配信がついに始まるぞ！！

米丸後輩：コーヒーとエナドリの準備は出来てるわ、そして今のうちに寝てた。

匿名希望：絶対に最後までみるわ……

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「みんな！！　天原夜空だよ！」最初の開会式の司会を務めるのは僕だ。僕は喋りながら今回の配信に登場するVtuber達を順番に召喚していく。

「まずはこの人！　僕の推しであり大先輩、咲桜ウメ！」その言葉でウメたんが画面上に現れる。

　「みなさん！　咲桜ウメだよ！遂に２４時間リレー配信が始まるんだよ！　楽しみにしててね！」　ウメたんを召喚した僕は次の召喚に移っていく。

「次はこの人！　同じく僕の先輩、紅葉

ワカバ！」 僕の言葉でワカバ先輩は現れた。「よぉ！　紅葉ワカバだぜぇい！ 今日は盛り上がっていくよ！！」ワカバ先輩がそう言い終わると僕は同期の二人を呼び、その後、後輩三人を召喚した。そしてVオフィスに所属しているVtuber達が全員この場に集合した時、僕は改めて今から２４時間の配信日程を画面外の友達のみんなとこの場にいる

人達に共有した。

「まず、この開会式が終わったら僕とワカバ先輩とアユちゃんでマニオカートの対戦実況を行うよ！　その次は同期の二人と後輩の

二人によるカラオケ枠があるよ！」僕は続々と日程を説明していく。「これで一旦は説明は終わりだけど、日程はこの画面右に貼ってあるから見ててね！　それじゃぁ、リレー

配信開会式ということで先輩や同期達や後輩に一言もらおうかな？」僕はそう言ってウメたんに主導権を渡した。

「みんな、今回はリレー配信楽しみにしてくれてありがとう！　ウメも頑張るよ！」

　「ウメの言うとおりだよ！　みんなでやりきろう！」

　「我達の電脳遊戯を楽しむのじゃ！！ 我も楽しみにしてるぞ！」

　「ゆきんこたち！　私が耐久するのだからゆきんこたちも私の配信の間は寝るんじゃないわよ！」そして最後に僕達の後輩が喋り始める。

「みっなさーん！　遂に来ました！　最後までやりきるので一緒に頑張りましょう！」

　「私は自分の為に頑張る。だから貴方達も自分の為に私達をみて……」

「自分自身、少し不安ですけどがんばりますね、　あぁ、言葉を出すの難しいな……」

　Vオフィス全員がコメントを喋り終わった後、僕は開会式の締めを行う。

「僕達のファンのみんな！　これから僕と

ワカバ先輩とアユちゃんとでマニオカートの実況配信があるよ！　配信から数分時間はもらうけど今が６時半ぐらいだから切がよく6時40分から配信を始めるよ！　ぜひ見に来てね！」僕がその言葉を言い終わると配信は終了した……

開会式が終了すると僕はすぐさまマニオカートの準備を行って配信時間まで待機した。

そして配信が始まる……

コメント欄

米丸後輩：遂に始まったな。リレー配信。

匿名希望：配信の予定わかる人居るか？

米丸一号：下配信の日程を貼るから見てくれ

18：40〜21：40……　マニオカート配信　

21：50〜23：50……　　歌枠

24：00〜3：00……　　一期生の飲み会

3：10〜５：00……ホラゲ実況

5：10〜8：40……　朝枠

10：00〜13：00……コメブラ対戦

13：１0〜16：00……秘密

16：10〜18：00……閉会式

米丸後輩：秘密がとても気になるな……　

匿名希望：それは分かる……

米丸一号：あっ、そろそろマニオカート配信が始まるぞ。心して見よう……

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「友達のみんな！　リレー配信最初の配信は僕とワカバ先輩とアユちゃんとのマニオカート対決だよ！　負けた人には罰ゲームもあるから！」僕のその言葉で２４時間リレー配信最初の配信は始まった。僕が言葉を言い終えると画面上にアユちゃんとワカバ先輩が現れた。

「友達たち！　紅葉ワカバだぜぇい！　今回は勝つから見とけぇよ！」

「みなさん！　黒星アユです！　今回は頑張りたいと思います！　みんなも応援よろしくね！」

　僕のコラボ相手がそれぞれ自己紹介をし終えた頃、僕は配信を進めた。

「それじゃあ、まずは500CCで対決していくよ！」僕のその言葉で各自がレース準備を

行った。僕は重量級のモンキーコングとそれに合レースカーを選択し試合（レース）開始を待った……　そして1.2.3.の合図で試合は始まった。

今回のレースは3周が勝利の条件だ。そのレースを5試合繰り返し、合計スコアが大きいほうが勝者となる。負けた人はマネさんから罰ゲームがあるらしいから絶対に負けられない。試合が始まると僕はコントローラーを操作し動かした。

　今の僕はレーサーだ。オンライン上にいるライバルを蹴落とし僕は順位を着々と上げていく。今の僕の順位は5位。ワカバ先輩が

1位でアユちゃんが7位だ。この調子で行けば最下位は免れる……　そう考えていた僕に

1つの事件が起こった。連続甲羅攻撃……

その全てが僕の機体に当たり僕は8位まで

順位を落としてしまう。残り半周、8位まで落ちてしまった僕は残りの周で巻き返すことができなかった。そして第一レースは僕の

6位という最下位の結果で終わりを告げた。まだ、第一試合だ。巻き返しははかれる。

僕は「次の試合にいっくよー！」と言って次のレースまで待機した。そして次のレースが始まる……

コメント欄

米丸一号：すげぇな……　ワカバちゃん

一位だぜ……　夜空たんは6位で最下位か……最初までは良かったんだけどな……

米丸後輩：次のレースはどうなるかだな……

そろそろ始まるぞ！

匿名希望：アユちゃん頑張って！

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ということで、随分と遅れてしまいましたが24時間リレー配信編です。24時間リレー

配信は今回も含め、6話以上の話になると思っています。気長に待ってくれたら嬉しいです。　さて、今回の話でカクヨムコンなどの規定である10万文字を突破しました。なので次回の話は10万文字突破記念の一話完結の短編と10万文字時点でのダイジェストを投稿しようかなと思っています。本編の更新は少し遅れるかもですが待ってくれた嬉しいです。