第116話 攻撃後の睡眠

「んん...」


朝、私は目覚め体を起こします。

すると、すぐ横に可愛い顔で眠っているみやび君の姿が目に入りました。


「はわわ...」


昨夜は少しSの部分を見せたみやび君に、私はまたドキドキしてしまいます。


(みやび君に責められるのも悪くないかも...むしろそっちの方が...)


「んん...」


「あ、みやび君!おはようございます!」


私がそんなことを考えていると、みやび君は起きて私のことを見ていました。


「あぁ...おはよ」


しかし、まだ眠いのか私の太ももに抱きつくような形になりました。


「...みお」


「ひゃぁ⁉︎」


なんと、みやび君は寝ぼけているのか、そのまま私の太ももを軽く舐め始めてしまいました。


「み、みやび君⁉︎」


「みお...可愛いな」


「えぇっと...」


私が戸惑っている内に、みやび君は目を瞑り、私の太ももの上でまた眠りについてしまいました。


「あ〜!...もぉ」




「んぁぁぁ...」


まずい...完全に寝過ぎてしまった。


「あ、ようやく起きましたか」


「あ...ああ、みおか」


美央は俺の隣で横になって、顔がすぐ近くにあった。


「ふふ、寝てるみやび君は可愛いです!」


「なんでだよ...ふわぁ」


「あれ?まだ眠いのですか?」


「まあちょっと」


何故だか今日はかなり眠い。

まあ今日と明日は休みだから別に構わないのだが。


「もう少し寝ます?」


「んー...そうするよ」


「では私が枕になりますね!」


「...え?」


すると、美央は俺に抱きついてくる。


「どうです?私の抱き枕です!」


「ああ...なんか..最高です」


ちょうど顔の部分に、美央の胸が当たるようにしてあり、とても幸せな気持ちになる。


「はぁぁ...やっぱり甘えん坊なみやび君も捨てがたいです...」


「別に甘えてはないけどな」


「えー?そうですかぁ?そんなこと言う割には私のことを思い切り抱きしめているじゃないですか」


「そりゃ、みおは可愛いから...仕方ない」


「...っ、そ、そうですか」


「ああ...」


美央と喋っていると、だんだんと意識が朦朧としてきた。


(ああ...眠さと美央の柔らかさで...もう)


雅はそのまま3度目のねむりにおちてしまった。

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