準備体操《ハシヤスメ》
久しぶりのプール。こんな地方で採算が取れるのか心配なほどの、至れり尽くせりの複合型アミューズメント施設。
泳いでいると、耳元で、女の子っぽい声で、
いっしょに、遊んで、くれないの?
そうはっきり聞こえた。
かつて、ここでは小学生の
それ以来なのか、準備体操を
ずっと替えていないのか、貼り紙には
たしか、亡くなった女の子の
あの声は、ほんとうに、亡くなった女の子のものだったのだろうか……?
事故の前には、準備体操の貼り紙は無かったんだろうか……?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます