お兄様....

「うぅ.....お兄様ぁ」

夜の12:00結衣はベットに寝転んで枕に顔を埋める

兄がいなくて、どうしても体がスッキリしないし心もスッキリしない


心を....体を....癒して欲しくて結衣は部屋を移動する


「お邪魔しまーす」


いつもの忍び込むように裕翔の部屋に入る


「スゥーーーハァーー.....はわぁぁぉお兄様の....匂い」


はぁお兄様の匂いを嗅いだだけで体がぶっ飛びたいと叫んでいます!


次にお兄様のベットにダイブです


うへへ、お兄様のベットも今は結衣の専用です

けどやっぱりお兄様本人が1番いいです、

早く帰ってきてください。。

結衣のご主人様ぁ


まだ1日目だけど結衣は枯れかけていた


「スゥーーーハァーースゥーーーハァーースゥーーースゥーーー」


裕翔のベットの布団を被り枕を抱きしめる


そうするとまるでお兄様に抱きしめられてるような

全身にお兄様の匂いがついて居るようでとても興奮できます



「お兄様.....」

「ピロン」

結衣の返事に応えるように携帯がなった

誰からでしょう....

結衣はお兄様のとの時間を作るために仲が良すぎる友達は作りません、遊びに誘われたくないからです

けど携帯でやり取りする友達は沢山います

学校でも話しますが少しだけです

結衣は群がるのは苦手なので...

「あ...お兄様からです!」


裕翔からのメールに今にも舞い上がりそうになる結衣

そこには

「結衣、今何してる?元気?、ごめんな1人にしてお母さんかお父さんがいればよかったんだがなー

そしてあんまり夜更かしするなよ?、いつも潜り込んでくるからだけど俺のベット使いたかったらどうぞご自由に」


うふふ、お兄様は優しい人ですね結衣は1人が嫌じゃないんです...お兄様がいれば他に何もいらないんです

枯れたような体は兄のメールひとつで活気を取り戻し

「大丈夫ですよ、楽しんできてくださいね♡、結衣のご主人様」と返事を入れた

結衣は裕翔の温もりに包まれながら気持ちよく

むにゃむにゃと眠りについた


———————————————————————

「うぎゃぁぁぁぁ!」


「はっはっ、和彦おもしれぇーなこれ!」


俺らは今修学旅行としてユナイテッドパークに来ている

そこにある絶叫と呼ばれるジェットコースターが高くて早くてとても楽しい


「次はこのお化け屋敷行こうぜ!」

俺は和彦に向かって地図を挿しながら言う


「お....いいぜ?」


「なんだ怖いのか?」

少し和彦の動きか鈍くなった


「そんなことねーし!行こーぜ!行こーぜ!」


少し意地張って和彦が1人で進んでいくので俺はそれについて行った


「やっぱり怖いのか?足少し震えてね?」


「震えてねーよ!」


「Come here 」


クルーにそう言われて扉の前に立つ


次だー!

と思っている俺とは裏腹に少し身を縮めて怯えている和彦


俺って少しドSなのかも、こう言うのみるとたまらなく怖がらしてやりたい


「Oh my!gosh!」

扉の奥で大きな声が聞こえる

キャーーーー!じゃなくて外国に来ると言語も違うのは当たり前だ


「 Come on in!」


おぉー、扉が開いて俺らは楽しく、いや、俺は楽しく和彦はぎゃーー!ってびびっていた


お化け屋敷は怖くないけど、俺にはもっと怖い妹を持っているからな


その頃


「はっ、、くちゅっ」

うぅ、寒いです

でもこのくしゃみはきっとお兄様が結衣のことを

妄想しているに違いありません

お兄様ぁぁ結衣はお兄様のなかでどうなっているのでしょうか

きっと辱められているに違いありません、服を脱がされ、手足を縛られて.....はぁぁぁ♡お兄様ぁーーん


「お兄ちゃん、お兄ちゃん」

枕を抱きしめて言ってみる

久しぶりにお兄ちゃんなんていいましたいつもお兄様を敬うために...いや、どちらかというとお兄様のペットとしての意思表示のために様付けしているのですが、飼い主のお兄様はいないので昔の呼び方ぐらいいいですよね、


あの頃はあの頃で楽しかったですが、このド変態になった体では清い心、清い言葉ではスッキリしなくなりました


「あはっはっはっ、楽しかったな!」


「うんそうだな、なわけねーだろ!」


和彦は少しそれから気分を悪くしていた



「1人一室ですが、ルールは守るように」

先生が仁王立ちして、偉そうに言っている

俺らは今先のホテルのロビーにいる

「「はーーい」」

俺らは気のない返事で返す


「じゃあ、俺こっちだから」

流石に部屋の場所は選べないので、ここの曲がり角で和彦とお別れになる


「おっけ、また連絡するわ」


そして和彦と別れた俺は自分の部屋の鍵を開ける


カードを入れるとピッと言ってガチャと開く


「わぁぁぁー」


部屋に入って開口1番にベットに飛び込む


ふわふわしてて気持ちがいい


恐悦....


疲れたぁー


ベットに寝転んだだけで俺の中の睡魔が睡眠へと誘ってくる


「やべっ」


せっかく修学旅行に来たのに寝てられるか!


まだ9時だ


けど....あぅーー眠たい


けどなんか違和感がある


それはいつも「ワンワン、お兄様の犬が来ましたよぉ〜」と言いながら潜り込んでくる最恐のど変態


うわぁ〜俺は身体的にもシスコンなのかよ、


自分の体が違和感を覚えて、少し寒気がした


そうだっ、結衣に何してるかなぁ、


あいつのことだから、勉強とかしてそうだけどな


俺はメールを送る


するとタイミングよく和彦から

「回らね?」と来たので俺らは自動販売機で待ち合わせた


それから俺らは話し合いながら別の友達のところにも行ってわいわいした














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