変態の衣替え
最近ひんやりする
前まで暑すぎる、このままじゃ暑すぎて死んでしまうと思っていたがそんなことは一切思わせないほどのヒンヤリとした冷気が肌に触れる
そして俺は今寝ているのだが
布団を被ってるはずなのに何故か冷たい
俺は流石に冷たすぎたので起きてしまい目を開けて
俺の首から下を被ってる布団を少しめくりあげた
こやつ、
大体わかってたけど結衣がいた
「うへへ、いい匂い、お兄様ぁーん..きもち..い..です.」
俺は寒がりだから長ズボンに長袖を着て完全防寒なのに対して結衣は薄いネグリジェだった
断然寒いに決まっている、結果結衣の体はとても冷たい
しかし俺のベットに籠るということで暖かさを自給している
まぁいいんだけど、どっちかっていうとその薄いネグリジェを着ないでほしい
俺の厚着を通してるからまだいいけど結衣の艶々とした柔らかい女性らしい肌が当たると俺も少しドキッとしてしまうからだ
「あんっ......お兄様ダメですこんなところでぇー」
俺はダメだ、と思って布団を被して見なかったことにした
————————————————————
最近少し寒さを感じるようになりました
私の部屋はお兄様の優しさでつけられた暖房があるので寒さや暑さは気にすることはありません
ですが私は基本自分の部屋はお兄様研究の時にしか使わないのであまり関係ないです
私はお兄様のお風呂上がりを待ちます
冬はお兄様が先に入って私が後に入ります
もうこの時がたまらないのですよ!
お兄様の残り湯つまり出汁がさいっこうなのです!
お兄様から出る汁とかいて出汁という言葉が生まれたに違いありません
今年初のお兄様の出汁です
冬の風物詩の1つですね
ぐへへ、とはしたなく涎を垂らしながら妄想していると
「結衣、入っていいよぉー」
とお兄様がわざわざ私の部屋の前で言ってくれる
「ひゃ、ひゃいっ」
私は妄想していたため少し驚いて噛んでしまった
それから入るまで楽しみでしょうがなかった
体がうずうずしてまるで本能がお兄様を欲しているようです
つまり私の体はお兄様に支配されてるということですね!
「お兄様ぁー」
小さく出た言葉、お兄様のことを思って裸になった私は自分の体を優しく撫でてしまう
まるでお兄様に後ろから私の体を優しく撫でているような感覚になってたまらなく興奮してしまう
そして私はその興奮を20分ほど使って発散さしました。とても気持ちよかったですぅ
お兄様は私のことを長風呂と勘違いしていますけど半分はお兄様のことを思って自慰しています
今日はそうでもしないとお兄様の出汁を被ってしまうと気持ちすぎて頭がどうにかなりそうだったから先に発散さしておきました
それでは念願のお兄様の出汁を桶に掬います
「はぁ...はぁ....はぁ...」
荒くなった呼吸は興奮で鎮まりません、さっきあれほど発散したのに静まることを知りません
「ザブーン」
はぁーーーん♡
お風呂なのであまり声を上げられないので心の中で発狂した
「んっ」
水を浴びた瞬間お兄様の体液をかけられていると思うと色々なところが熱くなってたまらない
それからお兄様の残り湯で頭を洗い流します
お兄様にいい匂いと思っていただけるために綺麗に、傷をつけないように優しく髪の毛を洗います
汚れなんて残っていたら論外なのでもう一度洗います
もちろんお兄様の出汁で
次に体です、もちろんお兄様のことを思って優しく洗います
首から胸に胸から下半身に手が行くほどお兄様を思って弄りたくなりますぅ
はぁーお兄様の出汁で洗うお風呂は格別ですね!
私としてはお兄様に
「おい、結衣俺の体液だ、しっかり飲めよ?1人で飲めないのか?変態で1人で飲めもしないなんて
俺が飲ましてやるよ、さぁ飲め飲め!」と笑いながら私を虐めてほしいのですが
倫理的にやばいので自分の妄想の範囲だけで遊んでおきます
そして湯船に浸かります
はぁ♡、お兄様に裸の私を包んでもらっているような感覚ですぅ
お兄様になら裸なんてお兄様が望めばいくらでも見せますし、触らせてもあげれます
そのままHな方向に行ってもらって、私は....ぐへへぇ
変態は妄想すると変に分岐点ができるのでおかしな方向に行ってしまう
「ひやぁぁ、おにいしゃまー」
風呂に入れば気持ちよくて何もかも忘れたくなるが
結衣の頭の中の100%が裕翔のことばかりになってしまった
他は忘れても愛しの兄は忘れないと言うことであろう
それから私は15分ほどお兄様の出汁風呂に浸かり上がりました
あまり入りすぎるとオーバーヒートしてしまいますし長風呂はしません
上がった後は当たり前ですけど体を拭きます
その時も胸と下に触れるだけでお兄様を思ってしまいます
それくらいお兄様のことを思っていますし大好きです
今日はお兄様に温めてもらうと決まっているので
私は服を薄着にしました
急激な温度変化は風邪をひくことを招かねないので
徐々に体温を下げていきます
薄着を着る理由はもう一つあります
それは、私にいかに近く接触できるかということです
薄着を着てもちろんノーブラです
そんな無防備な私にお兄様は大興奮なさって私の全てを弄り倒し、私はお兄様と交わらないと生きていけない体にされるのです
はぁーお兄様ぁ♡
少し下品だとは自覚してますが、どうしようもないじゃないですか!
あの優しくて、かっこよくて、私のことを見てくれて、可愛がってくれて愛してくれるお兄様に恋しないはずがありません!
はぁ、妄想していたら体温が上がってきました、
これじゃあ、本末転倒じゃないですか
私は妄想をやめて少しだけ勉強をしました
「えっと、x座標にtを代入してy座標が出るから..よし面積だせた!」
今は入試の過去問をしていますどの教科も解けたらとても嬉しいです
自己採点は満点でした
結構寒くなってきましたし体も冷えてきました
ふへへ、もうお兄様は寝ている頃でしょうかね
お兄様に抱いてもらえるなんて気持ち良すぎて飛んでしまいそうです
「よしっ」
きっと私が寝たぐらいにお兄様は起きるはず、その時に服装などが乱れていらところを見られて嫌がられたら私としては嬉しいですが、お兄様に嫌われるという点では即死できます
「おにいしゃま..おじゃましましゅ」
少し声を出してお兄様の部屋に入る
はぁっ
朝ぶりにかいだお兄様の匂いに倒れてしまいそうになる
お兄様の匂いはなんというか、魔法でもかかってるみたいです 嗅いだだけで頭の中がどうにかなりそうになって、体はムラッとしてしまう
はぁぁ♡..無防備なお兄様、ここで襲うのやぶさかではありませんが、お兄様の睡眠を邪魔してはお兄様の奴隷及びペットとしての称号に泥を塗ることになります
私に泥を塗っていいのはお兄様だけです!
ネグリジェを着ている私にとって本来とても寒いですが、お兄様への興奮でどうにか体温を保っています。私まるで変温動物みたいじゃないですか、
そうなのどうでよくて!
私は横向きに寝ているお兄様の腕を静かに持ち上げて、腕枕をさしてもらってお兄様の両手が私の胸に掛かるように抱いてもらう形にしました
「んっ」
お兄様の手が胸に触れるだけで飛びそうになりましたがどうにかはぁ...はぁ....耐えました
危ないです..
ぁ...暖かいですぅ
お兄様の優しさを表したみたいです
このままお兄様にずっと抱き締めてもらいたいです
もう他のことなんてどうでもよくて、お兄様が私をこのままずっと抱き締めてくれるなら他になにもいらない
ずっとずっとこうしていたいです
「おにい....さ..まぁ」
お兄様の暖かさを感じるほどどんどん瞼が下がってきて私はいつのまにか夢の中にいました
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なんかずっと抱き締めてるのもいいのか?これ
布団を被せたのはいいけど抱き締めてる体勢は変わっていない
相変わらず結衣の体は柔らかい
マシュマロみたいで、汚れひとつないツヤツヤとした肌
女の子らしさをカンストした結衣のボディーは完璧を名乗れると思う
きっと俺から変なこと例えばちょっとエッチなことを頼んでもこの変態は多分喜んで受け入れると思う
けど俺は変態でもなんでもないので俺からこんなことが発せられるのは0ミリもないだろう
はぁ、なれるかなぁ驚きすぎて起きてしまった
もう一度布団をめくってみる
「すぅー...すぅーーー...」
気持ちよさそうな顔でめちゃくちゃ幸せそうだ
どいてって言ってどかせれるけど
こんなに幸せな顔されたらどけないじゃんか。
はぁー、眠れない
と思って結衣の幸せそうな顔を見ていたらいつのまにか寝ていた
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「お兄様、んっダメですよこんなところで」
「場所など関係ないだろ?どうしたんだ、お前は変態だろ?こういうところがいいってお前がいいって言ったんだぞ、変態」
「はいぃ...」
「優しくお願いしますね」
「無理に決まってるだろ?」
はぁーーーーーん♡
変態夢はただの変態だった
あとがき
少し暇だったので登下校の電車以外で家でも少し書いたので3500文字ほどになってしまいました
書けば書くほどアイデア浮かんでいくものですね
読むのも楽しいですが書くのも楽しいものです
今回も読んでくださってありがとうございました!
よければいいねと⭐︎お願いします
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