お仕置きが必要だよな? はい!

「おい、結衣」

突然なんだが.........

俺は何故か、結衣を縛っていた

寝転んでいる結衣を、縄で縛り付けている

というか、今結衣さん自分から少し結び目を強くしませんでした?


「は、はい.....お兄様どうぞお好きなようにしてください」


この変態さんは何をやっても反省していない


俺が怒っても結衣は興奮したり、嬉しがる。


だから反省させるために

結衣に問いたのだ

「結衣?お仕置きが必要だよな?」と。


俺は本当に何をしているのだろうか本当に、

けど体は意識と離れ勝手に動ていく

まるで、何かに取り憑かれたかのように。

そして、何か変なものを見せられている気分だ。

「は、はい!結衣に、お仕置きしてください♡はぁ..はぁ..」


今からお仕置きされると言うのに興奮しているし喜んでいる

息はリズムが崩れはぁ....はぁ..はぁと荒げている

興奮してるあまり白い吐息も見える


「結衣、なんでお仕置きされてるかまず分かっているのか?」



「結衣が.......いえ分かりません!だから分からない悪い子の結衣にお仕置きしてください!」


俺も実際なんでお仕置きしているかわからない

今わかっているのがドSとドMの戦いと言う何をしているのか分からないプレイをしている


「分からないのか、じゃあ分かるまで放置しよっかなぁー」


俺は結衣を煽るような目で見つめていた。

すると結衣はえっという顔で

「うそ、うそです結衣わかります!いい子ですから分かります」

このままじゃお仕置きされなくなると焦っているのだろう。


さっき悪い子って言っていた


「悪い子なのか?いい子なのかどっち?」


「どっちもです」


「やっぱ悪い子だな」


「お兄様がそう言ったらそうなのでしょう、ではその悪い子の私に早くお仕置きを!」


縛られているのにずっと喜んでいる


「じゃあ、結衣俺の足を舐めろ」

ん?俺は何を言ってるのだ


「は、はい!喜んで」


何か期待した目で俺と目を合わしてくる

俺は結衣に足をゆっくりと差し出した。

やめいやめい


ほんとダメだってダメーー!!


「おに、さま」

結衣のベタベタと唾液のついた舌が俺の足についてしまう。

このままじゃ...

「ダメーーーーーー!.....あ」


「ダメなのはお前の頭じゃ裕翔、静かにしろばか野郎」

先生からの罵倒と共に目が覚めた

俺はいつのまにか寝ていたのか

そして周りからの目が痛い


それにしても変な夢すぎんか?

俺は本当に何を見ていたのだろうか、恥ずかしい


まぁ足を舐めて興奮する結衣を見なくて良かった

まだ未遂だからな

あんなもの見たら現実での結衣をもう見れないかもしれない

ふぅ、漫画とか小説とかの読みすぎか、


それにしても夢で縛られて興奮する結衣に違和感を持たなかったってことは相当変態なんだなあいつ


はぁ、誰が変態にしたのだか


そして先生が教科書を読むだけのクソつまらない授業を無心で受けていた


〜 〜 〜


「お前、寝ながら何見てんだ裕翔」


「あ、あなんか人に叩かれる夢を見たわ」

いや、叩こうとした夢だったけど

流石に妹を調教していた夢なんて言えないだろ


「お前ってドMだったのか?」


「いやないないない」


「だってそうだろ夢で見てるんだもん」

まぁ、妹調教師って呼ばれるよりまだマシか?

なんだよ妹調教師って


「俺は恐ろしく感じたから一切ドMではない」


「そっかぁー」


「なんだよ」


「なんでも」


はぁ、あんな結衣見たくねぇーわ

あぁーなんでこういう夢って何見てたんだっけ?ってならないんだよ


「ハッハッ、クシュン!」

はぁー、寝よ

俺は机に伏せ次の授業を待った



はぁーお兄様がいない生活が辛くてたまりません

これは新手の拷問ですか?


拷問ならお兄様にしてもらいたいです

「結衣?したんだろ?なぁ?白状しろよ」

「ぁ..はい」

そして私はお兄様にぃー、ぐへへ


ダメですダメです

学校ではこんな緩んだ顔を見せてはダメです

私は私の体も心もお兄様だけを許しお兄様に委ねているので気を引き締めないと


私は給食の弁当を給食箱から取って自分の机に座った


はぁ、なんで向き合って食べないといけないのですか?

もし前の人がお兄様なら


「お兄様♡あーーんしてください、ほら早くぅ」


「?なんですか、え、お兄様?!」

お兄様が近づいてきて私はお兄様の口移しで給食をぉー


ダメですダメです気を引き締めないと


はぁ、どうしてもお兄様を何時でも思ってしまいます

お兄様と同じ高校になればはれてこの給食はなくなりお兄様と2人でラブラブな弁当です

私は作ったお兄様の弁当を食べるお兄様が見れます

きっと今頃お兄様は、授業が終わった頃でしょうか


私の愛妹弁当を私だと思って貪っているに違いありません


「結衣、うまそうだなじゅるり..」



「お兄様ぁーんん!♡」


あぁー早く高校に行ってお兄様にご奉仕したいです!


興奮が止まりません

帰ったらお兄様のお部屋でこの興奮を発散です!


お兄様が悪いんです

こんなに私を高まらして私を襲わないなんて酷いです

けどそんなお兄様も大好きですけど


面白くない、つまらない

けど帰ったらお兄様です

私の病名は

お兄様依存症です お兄様がいないとムズムズしたり精神が安定しなかったり


あぁーお兄様♡早く私をめちゃくちゃにしてください!


————————————————————


裕翔が見た夢より酷いことが結衣の頭の中で起こっていたことはここだけの秘密だ




あとがき


いつも感謝読んでくれている読者様に感謝しています!

最近、とてもPVが高いことからモチベーションがとても高くて嬉しいです!


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引き続きよろしくお願いします







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