和田島イサキのグランドエンペラー
「狐さん。この世界だとメス堕ちできませんよ。こんな世界は間違っています」
風が強く吹く。それにのせてこんなセリフが聞こえて来た。
目の前には純白の美少女がいた。肌が白く、髪も白く、着ているワンピースも白い。幻想的な見た目から発せられるトンチキなこのセリフは、和田島イサキに違いない。
「僕がメス堕ちする世界の方が間違ってますよ」
僕は和田島さんに言い返す。僕がメス堕ちするわけがない。
「この世界での私の力なら何でもできますよ。金閣寺と一緒に燃やして差し上げましょうか。それとも人間門松の方が良い?やっぱりアナルに日本酒が好みでしょうか。選ばして差し上げますよ」
不穏な事を口にする。神ひなさんと僕の異能で防げない攻撃はない。
「
和田島さんが異能を口にする。しかし、何も起きなかった。
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