終章: ゴミ箱から拾った愚ちゃぐちゃの紙切れ


拾って拾って拾い続けたメモは100枚にもなった


これからはたぶん、


同じようなことを繰り返すだけな気がする


また気まぐれで帰ってくるかもしれないけど


きっとこれで一区切り


だから今日で終わり


わたしは立派になれただろうか


ここで成長できただろうか


そんなもんは知らん


やりたいことで生きていけば良い


ぐちゃぐちゃのけちょんけちょんでも


それで十分だったんだ


ゴミ箱からメモを拾う手はすっかり大人の手だ


精神どうこう関係なく、君は大人だ


鬱っぽくて人間関係を塞ぎ込んで


それでもちょっぴり青い匂いがする


そんな紙切れに最後の言葉



  


    さよなら!バイバイ!





        


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