14試合目 ヨウヤク

はい。どうも西屋敷徹です。前回までの熱い展開は置いときまして日常です。

徹と春馬は教室でご飯を食べていた。

 「もうすぐ夏休みだね!!!!」

 「そうだなあ。何するか…」

 「海行こ!!!!」

 「いいぞ。」

 「祭りいこ!!!」

 「いいぞ。」

 「相鹿さんも誘お!!!」 

 「いいy…。今年は男だけで行かないか???」

あいつはまずい。春馬の上裸なんて見たら変態モードがオンになっちまう。

 「なんの話をしているの??」

 「げっ!!!」

噂をすればなんとやらだ。

 「げって何よ。なんか怪しい。」

 「あー!ちょうどよかった!アイコスさんも一緒に海行かない?」

 「え??いいの????」

よっしゃあああああああああ!一眼レフ持ってこ!

 「カメラは禁止だからな。」

 「なんでよ!???」

 (絶対春馬を撮るだろ。)

 (撮るに決まってるでしょ。)

 (だめだ。できないなら連れてかない。)

 (わかったわよ…は持ってかないわ) 

 「二人とも仲いいね!!」

 「「よくない!」」

 「だったら紫も呼んでいいか??」

 「いいよ~!」

徹は紫に連絡した。

 今度海行くんだが一緒に来ないか?:徹

あとは返信を待つだk…

 紫:行く!!!!

早いな。割と即レスなタイプだったのか。

 「これで四人か。」

 「だったら、柚希ちゃんも呼ぼ!」

 「あいつ来るかな~?」

 今度春馬と海行くんだが、お前も来るか:徹

よし、さてt…

 柚希:絶対行く!

なに???この世界の人はSNSでRTAでもしてんのか?

 「じゃああとはどこの海にするかだな。」

 「私の別荘のプライベートビーチにする???」

 「あ~。それもいいアイデア…」

え!?何言ってんだこいつ!?

 「さくらの家ってプライベートビーチあんの?????」

 「あるわよ。」

アニメの世界以外でこんなの聞いたことねえ。

 「春馬。どうする?」

 「ぷらいべーとびーち????泳げればいいよ!」

だめだ。こいつ。

 「よし、じゃあさくら。お世話になるよ。」

 「わかったわ。手配しておく。」

一方そのころ紫は…

 今日も暇だな~。徹くんに会いたいなあ…

ピロン♪ 

携帯の通知音がなった。 

 なんだ???誰からかな???って徹君!?????

この前連絡先おしえたばっかなのにもう連絡してくれた!!!!うれしい!!!

でも何の用だろ??

 徹:今度海行くんだが一緒に来ないか?

え???海!!!??誘ってくれた!?僕も行っていいのかな!!!でも水着姿を徹くんに見られて…待てよ…徹くんの水着姿が見れる!???

 行く!!!!:紫

この間、たったの0.1秒である。

 そして紫はこの日から海に遊びにいく日までずっとそわそわしていた…


 次回、水着回!





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