読み終わってしまいました。
まだ頭の中が整理しきれていなくて、とんでもない大作を拝読させていただいたなという感動に痺れています。
あのラストからの、転校生編。さすがはK様。
馴染みのある学生生活を始めようとしている叶たちを見ていると、金色の羊毛に願われたコルキスの「標準生き物セット」が繁栄した世界が、今の我々の住む世界なのかもしれないと思ってしまいます。
今度は全員が、五感をフルに使って、触れて触れられて生きていくのかと思うと、ものすごいカタルシスを感じます。
素晴らしい物語をありがとうございました!
作者からの返信
竹部 月子様、コメントありがとうございます!
そして読了、ありがとうございます!
ご丁寧に近況でも紹介いただき恐縮でございます。
補足解説など
七瀬姉妹は叶と邂逅したことで記憶を取り戻しましたが、他の四人はすでに全部覚えているという設定があったりします。
未来ちゃんが未蕾ちゃんと異性の好みが大きく違うと言ったのは、無意識に叶との訣別を表していたのですが、出会ったことでまた惹かれてしまうのですね。
これから、七瀬姉妹と音留依ちゃんとの四角関係が始まるのです。
最後に彼らのネーミングについて
作品自体がギリシャ神話の一部をモチーフにしています。
時系列で言うと、ギリシャ神話が彼らの冒険をモチーフにしているのですが(笑)
未来、ミライ=メロン
明後日=メサブリオ
明日=アブリオ
昨日=エフテス
一昨日=プロフテス
キョウはずっとキョウでしたね。
さて、私なりに一話から提示していた「生きる意味」に対する答えを120話かけて回答してみました。
何らかの記憶に残ってくれたら嬉しく思います。
重ね重ね、読んでくれてありがとうございました!
まずは、大作の執筆お疲れ様でした(完結からだいぶ経っていますが)。ちょっと前に気づいたのですが、全121話!それだけでもすごいです。
今、いろんなシーンが頭の中を駆け巡っています。どれも良かったけれど、個人的に一番印象に残っているのは巨大な地下洞窟のところでしょうか。あ、水泳のほうじゃなくて(もちろんそっちも良いですがw)その後のバトルですね。
もっと感想書こうと思ったけれど、今お腹いっぱいで……幸せな読後感にしばらく浸りたいと思います。
素敵な作品ありがとうございます!
作者からの返信
上田 直巳様、コメントありがとうございます!
そして読了と評価、心より感謝申し上げます。
また、幸せな読後感と言っていただき、それが何より嬉しいです。
私にとっても代表作と言える作品になりましたが、少しでも上田様のココロを動かせたとしたら作者冥利に尽きます。
本当にありがとうございました!
完結おめでとうございます。
最後までスクロールして思わずため息が零れるような多幸感溢れるラストでした。
侵略者という肩書きを背負い苦悩の中で戦い続けた彼らが、その長い旅路の果てに何の変哲もない穏やかな日々を得られたことに安堵しています。
仲間も最愛の人も失い、生きることすら放棄したキョウの決断の行き着く先に失ったはずのすべてが待っていた。これ以上ないハッピーエンドだと思います。
チームのために憎まれ役を買ってしまう、いつもかっこよくて愛らしいエフテが好きでした。
素敵な物語をありがとうございました!
作者からの返信
愛衣様、読了及びコメント、ありがとうございます!
すごく丁寧に読んでいただき、私のみならず、作品そのものが心より感謝していると思っています。
物語は最後まで読んでいただけることでその全貌を表します。それが稚拙な文章に過ぎないことは承知しているのですが、愛衣様のコメントから、伝えたかったことが伝えられた喜びを感じました。
エフテ、私も一推しのキャラです。
彼女の不器用でまっすぐなところ大好きです。
読んでいただき、本当にありがとうございました!
完結おめでとうございます。
「金色の羊毛」とは何か。その答えを捜しながら読み進めていきました。
物語設定はSFの斬新な宇宙戦記、同時に壮大なファンタジーの世界。空想力に乏しい私には、想像絶する世界でした。作者の構想力はとても勉強になりました。
最後の決戦で、仲間もアルゴ号も失っていくキョウ。そしてラストシーン。透明感のある余韻の残るシーンでした。
お疲れさまでした。
これからも応援していきたいと思います。よろしくお願いいたします。
作者からの返信
サトヒロ様、コメントありがとうございます!
それと、本作を最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます!
書きたい事をみんな盛り込んでみました。
本当はもう少し短い話にするつもりが少しばかり中弛みしてしまいました(^_^;)
もっと要点を絞ったり、会話を洗練させる必要を感じました。
まだまだ勉強ですね。
最後にもう一度、ありがとうございました!
バイオユニットなエイジスとか武装の数々が結構好みな物が多かったです。
最後は壮絶に皆が散っていくのはなかなかにクルものがありましたが、たったひとり金色の羊毛の前に辿り着いたキョウの選択はまぁそうなるよなと。結局、望まずとも羊毛に叶として再び生まれてきたわけですが、皆と穏やかな日常を生きてゆける新たな人生を手に入れたのならば、幸せなハッピーエンドに辿り着けたのかなと思いました。
※最後はちょっとコメントを控えて読むことに集中してしまったことが申し訳なかったですけど、凄く面白かったです。最後まで楽しませていただきありがとうございました。
作者からの返信
もりくぼの小隊様、コメント、読了、そして評価までいただき、本当にありがとうございました!
最後まで読んでいただいた事で、物語は完結することが出来ました。それが何より嬉しい事です。
キョウは結局、報いとしてここまで来ました。
でもきっと、それは彼が何よりも望んでいた航海の始まりでした。
どんな結末が待っていたとしても、皆と共に歩む、ただそれだけで満ち足りるのだと思います。
彼らの何気ない日常、いつか書ければイイなと思いながら、ひとまず終劇です。
本当にありがとうございました!
完結おめでとうございました。
選択の末にあるのが、ありふれた日常というのがいいですね。
一昨日も昨日も、明日も明後日も必要というネーミングの妙がさすがでした。
とても楽しくてワクワクする作品です。ありがとうございました。
作者からの返信
ニャルさま様、コメント、そして読了とレビューまで!
本当にありがとうございます!
最後まで読んでいただけるだけでも嬉しいのに、こんな素晴らしいレビューを書いていただけて、私は果報者です!
物語は切り取る場所によって、エンディングの種類が変わります。
あのままではバッドエンド?
なので、トゥルーエンドに至るまで、長い時間がかかりました(笑)
でも、一人や、大事な誰かだけじゃない、皆と共に生きる喜びを知った彼なら、きっと今生のヒトの世界を救ってくれると信じています。
改めまして、キョウたちの最後まで観測していただき、本当にありがとうございました!
完結おめでとうございます。
感情がぐるぐるしてうまく言語化できない……
眠らずの竜との決戦で散ってゆく仲間たち、アルゴー号まで崩壊してバックアップすら絶望的でもう後戻りできない状況からの、キョウの叫び。
そして決断、結末。
……なんだかもう、どうすればいいのだ! この気持ちはなんなのだ!
ただ、七人がまたそろった。そこに存在する。
それはきっと、幸せなことなのでしょう。
また言葉が整理できてから、レビュー書きたいと思います。
ただひとつ言えることは、ここまで読めてよかったです。
ありがとうございます。お疲れ様でした。
作者からの返信
空何様、読了及びコメント、ありがとうございます!
物語は抜き取る場所と、記述する内容で様々な印象に変わります。
最終決戦前に「僕達の戦いはこれからだ」エンドもちょっとだけ考えたのですが、そもそも人ではない存在のまま終わるのは可哀想かな、と。
せめて子供を残せるカラダにして、大いに医療行為を楽しめる環境を整える事が私の使命となりました。
幸せなんてどうでもよくて、好きな人と一緒にいられるだけでいいって、私自身の最高の生き様だったりするのです。
兎にも角にも、最後まで物語を読み終えていただいた事、心より感謝申し上げます。
ありがとうございました!
完結、お疲れ様でした。
素晴らしいお話をありがとうございます。
最終決戦前夜の哲学的な押し問答で、生きる意味や愛に対する表現、人の存在意義など深い深い闇の底を突くような描写がありつつも、真っ直ぐに進むキョウを見て、読み手としても「コレは最後、どないなってしまうんやろ!」とハラハラ、ワクワクと活字に身を委ねたのが、つい二、三時間前の事となります。
最終決戦後からは、思いの強さを存分に生かし輝かしいミライを掴み取るようにして、視点は大きくシフト。……良いですね!最高の読後感です。今では、ほんわかとした気分でコメントを書かせて頂いてます。
身体ではなく脳内に残存する仲間との旅路の記憶は(記憶は全てでは無さそうですが)そのままに、彼ら彼女らが航海した発芽の成長のような船旅は、紆余曲折ありつつも蕾へと大きくなり、やがては大輪の花を咲かす。そんな想像まで容易に膨らます事ができる。最高のラストでした。お疲れ様でした。
作者からの返信
50%くらいか様、読了、コメントありがとうございます!
おかげさまで無事に完走することができました。
初めはAIの進化を語りつつ、語り手こそが逆の立場だったみたいな見せ方をどうするかと腐心していましたが、だんだんテーマが増えていきました(笑)
我々は、もちろん多くの人が両親から望まれて生まれて来たと思いますが、それはあくまでも「子ども」という存在であって、我々に宿る魂を厳選しているわけではありません。
そういった意味では、私という存在は偶然の産物であります。
立場や役割として子供から大人になり、次代につないでいきますが、ならば生きる意味ってなんだろうなぁ? と中二病を拗らせてここまできてしまいました。
単純に誰かの温もりと共にありたい。
そんな単純な動機が生きる理由でいいのかなと、創世という大ぶろしきを広げつつ小さな一個人に落ち着きました。
皆が誰しも過去にそんな壮大な物語を経て、ここにいるのかもしれません。
ほんわかしていただき、とても嬉しいです!
心より感謝しています。
ありがとうございました!
K-enterpriseさんの作品のラストはいつも読後感がいいですね! 感想を言語化しようとしても陳腐な表現しか浮かばず、かえって失礼になりそうなので短めに……
叶くんはほとんど天罰のような形で、自分が醜くしてしまった(もといた幻想生物を滅ぼして、破滅へ向かうと分かっている自分の種族の生態系に星を塗り替えた)世界にもう一度産み落とされてしまったわけですが、そんなある意味で諸悪の根源のような存在でも、最後は小さな共同体の中にある個人としての「生きる意味」を優先して生きることにした。だから、誰でもそう生きてよい。という主張があるのかなと今の時点では解釈していますが(的外れだったらすみません……)、なかなかスッと消化できるような話ではないですね(褒め言葉です!)。
毎日仕事終わりに楽しく拝読していました! 良い時間をありがとうございました! お疲れさまでした!
作者からの返信
川添春路様、コメント及び、最後まで読んで頂き、誠にありがとうございます!
金色の羊毛は、天罰というより「報い」この場合、ご褒美のつもりで生誕を果たしたのかもしれません。
ただ、彼らを集めると何をするか分からないので、この星の金色の羊毛、祥子先生もお目付役で登場(笑)
川添様の解釈は、もうホントにその通りで、私の言いたいことを言語化してもらったみたいで、感動しています。
四の五の言わず、ただ好きな人と温もりを交わせば良い。
人生なんてそのくらいの気持ちで十分な気もしますので、彼らもいずれ訪れる災厄まで、いや、それすらもきっと乗り越えて、また皆で集まるのかもしれません。
最後に「鏡文字……」を拝読し、頂いた感銘が本作を紡ぐ原動力になりました。
あの作品がなければ、本作は完成しなかった。
そんな意味も併せて、本当にありがとうございました!
完結おめでとうございます。
SFギミック、哲学的な問い、人間ドラマ、それらを見事に書き切った作品だと思います。
最後が壮絶な戦いだっただけに、王道のハッピーエンドが映えますね。彼らの平和で幸せな生活の想像が膨らみます
作者からの返信
右中桂示様、コメントありがとうございます!
そして最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます!
彼らはどんな存在であっても彼らで、きっとどんな終わり方をしてもハッピーエンドだった気がします。
それでも笑って終幕を迎えたくて、少し長い時間を過ごしてもらいました(笑)
これからもいろんな困難が待ち受けると思いますが、何度でも何度でも、彼らの旅路が続くことを祈ってます。
本当にありがとうございました!
ついに完結ですね、読了しました!
まずはおめでとうございます、そして、素敵な物語をありがとうございました。
前の人生ではどうにもなりませんでしたが、今世では――いや、物語的には「本当にこれがアルゴナウタイ達の来世なのか?」と疑うべきなのでしょうか。
本当に同じ意識や記憶をもった人々? またホムンクルス? それとも金色の羊毛から生まれた人々?
色んな妄想が捗りますが、少なくとも幻生生物は居ない。争うならば人間同士でしょうか。
ここから叶を巡って、複数の女性のバトルがあるかも知れませんし、ミキとミライも難しいところですよ!
番外編があるとするならば、打って変わって学園ドタバタラブコメディですね!! (笑)
作者からの返信
卯月ましろ様、最後までたくさんのコメントをありがとうございました。
どれだけ励みになった事か……。
時に大きな気付きも得て、軌道修正もしてきました。
何より、アレクシスとレンファから頂いた存在論は、本作に多大なる影響を及ぼしました。
さて、これから彼らは本格的なラブコメに突入して行くわけですが、もう私の手を離れてしまいました( ˘ω˘ )
ちなみにミキちゃんは無理矢理好きなタイプを切り替えたみたいですが、個人的には怪しいと踏んでいます。
でも叶のことですから、ハーレム展開にはならないでしょう。
誰かがクローンでも作り出して、また金色の羊毛に怒られる事がない様に祈ってます(笑)
本当にありがとうございました!
完結おめでとうございます!
感無量の最終回でした。
やっぱり、みんなそろってこそのアルゴナウタイ、いえ、アルゴノーツですね!
記憶も残っているようで、今さら存在の同一性なんて野暮なことは言わず、危ない人の集団として楽しく生きてもらいたいものですw
しかしながら、葦太と朝照は安定のリア充爆発、紀乃は古典文学に邁進してもらうとして、捲土重来の音留依・未来と未蕾に包囲された叶の、次の選択は……学校内の医療行為は原則的に禁止ですね!
人の定義、意識の定義にも踏み込んだ壮大なSFファンタジーの大作、最後まで楽しませてもらいました。
おもしろかったです!!
作者からの返信
司之々様、ここまで本当にありがとうございます。
プロットの確認から懸念点の指摘、都度のアドバイス、そして素晴らしいイメージアート。
本作の表紙と裏表紙はあの絵で確定しております。
さて、金色の羊毛による「報い」の結果、望まずとも生み出されてしまった叶くんですが、ここに来てやっと皆と生きる道を選べました。
生まれちゃったんだから、せめて死ぬまで生きなくちゃいけませんね。
その過程で、今度は滅びの道を回避出来れば良いのですが、それはまた先送り。
今は楽しいラブコメ地平で苦しめばイイと思います(´・∀・)」
もげろ!
記憶があろうが、なかろうが、彼らはいつでも変わらなかった。
だから難しく考えずに、我々も今生を楽しく生きましょう!
本当にありがとうございました!
すごく、面白かったです。
…酷い語彙。やむを得ません。
いや、ぐるぐるなりに頑張ってみます。
皆魅力的でした。自我とは、命とは、生きる、とは。
常にブレずにそこにあったテーマと、各々が向き合うように見えて、その実主人公がやはり軸。徐々に明かされる謎と緊迫した戦闘、状況の連続。深刻さを和らげるかのような軽妙なやり取り、食べ物の嗜好に医療行為(わぁーい!)。
怒涛の最終決戦、倒れていく仲間、迫られる選択と諦観。
からの学園!生徒会!!輪廻の中での罰でも良い!
それらも全て、「生きる」ことへの讃歌。
…と感じました!
素晴らしい読後感、物語をありがとうございました。
作者からの返信
hikageneko様、コメントそして読了と評価、本当にありがとうございます!
あらためまして、この長い旅路を共有し最後の場所まで到達していただいたことに感謝申し上げます。
本作の本質は、まさに生きることの賛歌。
どんな人生も意味があるなんていいません。幸せか不幸かといった主観論も置いておいて、まあ、とりあえず生きている以上は死ぬまで生きてみるか、といった生き方で十分なのかなと。
その人生の中で、大切なモノに出会えたり、誰かと共に歩いたりできることを都度都度、意味として認識できれば嬉しく思います。
こうやってhikageneko様に読んでいただき文字を交わすことができたのも奇跡の中の一瞬で、それだけでも、生きてきて良かったと思えるのです。
本当にありがとうございました。