皆の思考や繊細な感覚がたまりません。
ミライは何を思ったでしょうか。
色んな事を推察しましたが、きっと私には想像もつかないようなことを思ったのでしょうね……。
色々と複雑です……
作者からの返信
卯月ましろ様、コメントありがとうございます!
ミライに去来した想いは、どうあっても「金色の羊毛」を手に入れるという強い決意でした。
そして、キョウは選択を迫られることになりました……。
でもいつかミライが言った通り、心だけでもいいよ、というキョウの優しさだったのです。
だから彼は七人と言ったのです。
相手を思い遣ったつもりが、相手を傷つけることもある。
悲しいものです。
キョウくんが『僕ら人類』と言うのが興味深いですね。元人間の記憶を移植したその存在は、人類に含まれるのか否か…そもそも彼の本体は、作り物の体なのか、生命体から受け継いだ思考なのか…
まあ結局のところ、彼らが最後の生き残りなら『人類』を背負う必要はないと思うんですけどね^ ^
作者からの返信
上田 直巳様、コメントありがとうございます!
そうなんです。最後の生き残りだからこそ葛藤すると思うんです。
多くの物語で「人類」の存続は「善」と語られますが、人からの視点でしかありません。
キョウの思考が、これまでの人類史の集約なのか、人から人工体に移植されての結果なのか分かりませんが、その中で彼は一つの答えを導き出します。
善悪でもない、きっと一番原始的な欲求に。