応援コメント

第116話 決戦前夜」への応援コメント

  • キョウくんが『僕ら人類』と言うのが興味深いですね。元人間の記憶を移植したその存在は、人類に含まれるのか否か…そもそも彼の本体は、作り物の体なのか、生命体から受け継いだ思考なのか…
    まあ結局のところ、彼らが最後の生き残りなら『人類』を背負う必要はないと思うんですけどね^ ^

    作者からの返信

    上田 直巳様、コメントありがとうございます!

    そうなんです。最後の生き残りだからこそ葛藤すると思うんです。
    多くの物語で「人類」の存続は「善」と語られますが、人からの視点でしかありません。
    キョウの思考が、これまでの人類史の集約なのか、人から人工体に移植されての結果なのか分かりませんが、その中で彼は一つの答えを導き出します。
    善悪でもない、きっと一番原始的な欲求に。

  • 皆の思考や繊細な感覚がたまりません。
    ミライは何を思ったでしょうか。
    色んな事を推察しましたが、きっと私には想像もつかないようなことを思ったのでしょうね……。

    色々と複雑です……

    作者からの返信

    卯月ましろ様、コメントありがとうございます!

    ミライに去来した想いは、どうあっても「金色の羊毛」を手に入れるという強い決意でした。
    そして、キョウは選択を迫られることになりました……。
    でもいつかミライが言った通り、心だけでもいいよ、というキョウの優しさだったのです。
    だから彼は七人と言ったのです。
    相手を思い遣ったつもりが、相手を傷つけることもある。
    悲しいものです。