幕間◇週刊KAKUKAWA札幌公演ライブレポート
8月7日、アイドルシンガー早緑美愛のライブツアー「First Impression」札幌公演が札幌Square Parkにて開催された。公演は大阪公演に引き続き、アンコールも含めて全20曲を歌いきり、ライブは幕を閉じた。
大阪公演を大盛況の中で成功させた早緑美愛の全国ツアー2カ所目はここ札幌が選ばれた。北の大地には初上陸とあって、地元のファンを中心にフロアーが完全に埋まる大盛況となった。
今回のライブも早緑美愛の代表曲といえる「アイマイ」からスタート。大阪公演と同じセトリを進めていくが、大阪の時よりも肩の力が抜け、全体的にリラックスできている様子だった。
今回特に違っていたのは「渋谷バラード」の3曲。いつも以上にしっとりした歌声になっており、早緑美愛のバラードが一つ先の段階へと進化したことを伺わせる。
大阪では「Best Smile」が歌われたライブ初披露楽曲の所では、「夢の約束」が初披露。「主役」からの流れで会場全体が涙で埋まっていた。
そして、札幌では4thアルバムからこれもバラード調の「時計台の下で」をチョイス。4thアルバムではツアー会場をイメージした楽曲も入るとのことで、残り会場で歌われる曲が楽しみである。
アンコール前のラストはいつも通り「カーテンコール」、そしてアンコールも2曲で札幌公演が終了した。来週のライブは名古屋、そして福岡から東京という流れになる。会場にて参加予定の方はぜひ一つ先へ進んだ早緑美愛の音楽に酔いしれて欲しい。
(雨東晴西)
早緑美愛ライブツアー「First Impression」札幌公演
<セットリスト>
1.アイマイ
2.バラードなんか歌えない
3.Magic Of The First Time
4.Queenが引けない
5.センチメンタルにはならない
6.Trip Of Us
7.沈丁花
8.蒼く蒼く蒼く
9.私発あなた行き
10.神泉駅徒歩2分
11.円山町の夜に
12.井の頭通りで雨に濡れて
13.主役
14.夢の約束(会場別楽曲)
15.新たなはじまり
16.時計台の下で(新曲)
17.幕が下りるとき
18.カーテンコール
(Encore)
19.ハートを捉まえて
20.神様が微笑む森
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「札幌公演記念エッセイ」
早緑美愛のライブツアーで巡る場所に関して綴るエッセイの第2回はもちろん札幌。
札幌には何度か来たことがあるが、一番印象に残っているのは所謂「残念名所」として知られる時計台だ。開拓時代の歴史を感じさせる建物にしばし時を忘れてたたずんでしまった。おそらく時計台が残念だといわれるのは時計台の部分だけをフィーチャーされるからで、旧札幌農学校演武場という正式名称を念頭に建物全体をしっかりと見学すれば、開拓の苦労やチャレンジに思いを馳せることが出来るのではないかと思う。
また、道外から札幌へ来られた方にぜひ立ち寄って欲しいのが札幌ビール博物館。ここはビールの歴史がコンパクトにまとめられていて未成年でも十分楽しめるだけでなく、本場のジンギスカン料理が堪能できる名所だ。飲み物はビールがメインではあるものの博物館を運営しているグループ会社のソフトドリンクも多数用意されている。時間があればぜひ立ち寄って欲しい。
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