第255話 モルゴン再び戦火

 今日は週末、ホテルのランチバイキングと、

新規バーガー&サンドイッチ店の開店日だ。


 今回は、招待券の配分が違う。


 ルガトルポ公国アレーナ町ギルド、招待券30枚、バーガー券100枚、

 ヤシリギ共和国アレーナ支部ギルド、招待券10枚、バーガー券100枚、

 ヤシリギ共和国サリラ町ギルド、招待券10枚、バーガー券100枚。


 そう、サリラのギルドから、なんで支部が貰えて、

こっちは、1枚も貰えないんじゃと、クレームが入リ折半に。


 それに対してコスタス支部長が相当文句を言ったので、

今回のみバーガー券を多めにした。


 ちなみに、バーガー券1枚でバーガー&サンドイッチのどちらかが、

最大3個まで無料になる、ドリンクも最大3本まで無料である。

無料期間は今週の土・日の2日間のみ。


 ピザ屋の近くに作ったので、売り上げが減るだろうから、

その2日分は売り上げ保障として、40万ドラを贈呈と言ったら喜んでいた。


 ちなみに、この間壊された公衆トイレは、超豪華DX総大理石仕様となって、

出るものも出なくなってしまうような仕様である。


 バイキングも順調、バーガー店も順調で大きなトラブルはなかった。

若干サリラの町から来た人たちが、戸惑っていた程度だ。


 無事終了かと思っていた頃、お嬢様から情報がもたらされた。


 モルゴンがまた戦争状態になったらしく、

孤児院のみんなを先に助け出せてよかったと。


 俺は、意外と早く州広動いたなと思ったら、動いたのは州広ではなく、

隣国のジンギギスタンであった。


 俺のこの間の仲介は、どうなるんだ? モルゴンがインチョキ教になったら、

クンリョウさん戻らないだろう。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る