第175話 家賃のお値段
俺とタチアナお嬢様とセバスちゃんで三者会議をおこなっている。
議題は、マンションの賃貸のお値段である。
ちなみに分譲する予定は、今のところない、
理由はメンテが現在のところ俺しか出来ないためである。
ここを貸して、家賃をとって、納税をする予定だと言ったら、口を出してきた。
とりあえず、インフラのテストも終わり、繋ぎ込みの終わった、マンションは2棟。
30㎡のワンルームが12戸、60㎡の2LDKが18戸、
120㎡の3LDKが6戸である、そのうちの1戸はラザロワお嬢様が使用済みである。
お値段は、ワンルームが2万ドラゴン、2LDKは倍、3LDKはさらに倍にした。
お嬢様たちは、安いと言ったが、まだ町ができてない、徐々に値上げする線で落ち着いた。
病院は、ちいさな町医者の物をハーティクルドーンした。
いずれ立て替えるので敷地だけは広い。
問題は。ホテルで使用している、コンビニの拡大版スーパーマーケットである。
売るものによっては、即、貿易摩擦である。
たとえば、砂糖は隣のヤシリギ共和国サリラ辺境伯の主輸出品である、
それを、1kg300ドラで売ったら即戦争になりかねない。
まあ、その辺は、両領主と相談だな。
ちなみに、ユ○クロの服は、現在アレーナの商工会に定価で卸し販売を始めた。
たとえば590円のショーツは、日本円にすると大体1180ドラくらいらしいが、
ディスカウントで600ドラで卸し、町の服装店では、
3000ドラから5000ドラで売られているみたいだ。
それでも、物珍しさと、品質の良さから売れていくらしい。
衣料に関しては、両国とも主輸出品ではなく、輸入品なので全く問題なかった。
そうそう、ホテルのコンビには絶賛稼働中である、現在身内しか使用してないが、
自分の分だけ、横流しは禁止のルールは、守られているみたいである。
ちなみに、お金を用意してないので、売り上げはゼロである。
商品の補充は、夜中、俺が気が向いた時に行っている。
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