第155話 モンスターハウス
「どうしょう、勢いでいっぱいモンスターが増えてしまった」
「こいつらの衣食住は俺が面倒をみないといけない・・」
「成り行きとはいえ、なんで美少女じゃないんだ」
「とりあえず住むところを作らねばならない」
「体がでかいから、家もエクスパンドしなければならない」
「とりあえず、パーティクルデーターを1.6倍でやってみて」
「強度の弱そうなところは、ダンジョンボードで補強でいいか?」
「後は、規格品との繋ぎ込みだな、規格が違うの摺り合わせるの面倒くさ」
「さすがに、町のど真ん中に作るわけにもいかんし、町外れにした」
「2階建てのマンションをベースにしたが、3階建て位の高さがある」
「モンスターたちに、見てもらったが大好評だった」
「電気、水道等のインフラは、向こうで使っているのを、ベースに、
摩擦帯電型ナノ発電機を新しく導入した」
「摩擦帯電型ナノ発電機とは、摩擦帯電効果と静電誘導の組み合わせによって、
外界の力学的エネルギーを電気エネルギーに変換する、
エネルギーハーベスティングデバイスである」
「あと、意外だったのは、上位クラスのモンスターは、
戦闘狂ではなく、インテリだったことだ」
「逆に頭の悪いモンスターほど、脳筋で戦闘狂らしい」
「問題は、領主たち住民とのコミュニケーションだよな・・」
○ × △ □
「領主様ただいま戻りました」
「おお、ちょっと遅かったから心配したぞ」
「で、僕のいない間に何かありましたか?」
「特にはなかった、バイキング何時か何時かと煩かったが」
「こちらは、ちょっと問題ありまして、職務柄モンスターを預かることになりまして・・」
「スライムか、それともゴブリンか?」
「まあ、外に待たせてますので、見ていただければ分りますが・・」
「絶対に、驚かないでくださいね」
外に出て、モンスターたちを見た領主は、固まってしまった。
まあ、普通ならそうなるよな・・。
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