第109話 7ッ星ホテル

 しかし、こんな気前のいい、ダンマスなんて聞いたことがない、

腰も低いし、本当にダンマスなのか?


 まあ、とりあえず乾杯だ。


 なんじゃこりゃー、しっかり冷えていて喉越し最高!!こりゃ、うめー。

しかも、ガラスで取っての付いているは始めて見たわ。


 ワインの方も、味、香りともに最高よ、こっち選んでよかったわ。

なんかダンマス、このガラスのボトルそのまま置いて行けど、

私も、陶器でないワインなんて始めて見たわ。


 あとは、料理との相性だな、どれ。


 「うめー、料理にバッチリ合うは、この酒、特にこの赤い肉に最高だわ」

 「こっちの、ワインにも、この肉合うわ」

 「このワインなんて書いてあるのかしら、オ○パス?」

 「アレーナの町で売っていたら買って帰ろう」


 結構盛り上がっていた、メンタンピンだか、ホテルに行く時間でお開きにした。


 問題は、ミーシャたちがちょっと嫌がった点である、

そう、酒臭くなったのと、元から風呂入ってないから、臭いのである。

鼻のいい、獣人にはちょっとしんどかったらしい。


 明日、ボイラも直したし、朝から風呂焚いてぶち込んでやるか?


 結局部屋に連れ込んでの説明は、俺とペレイラさんでやった。

ペレイラさんに「すまん」と言ったら、

「こんな良い生活させてもらっているので当然です」と言われた。


 なにかあったら、1階のフロント(玄関)に来てくれと言って、

部屋を後にしたが、しばらくしたらフロントにあらわれた。


 どうしたのかと聞いたら、もう一回あのクレームなんたらを食いたいと・・

クレームブリュレね、困ったもんだ。


 明日は、風呂ぶちこんで、飯食わせたら、即帰ってもらおう。

 

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