第49話 セルゲイさん驚く
とりあえず、ロシアを中心に買ってきたお土産を出してみた。
セルゲイさんは、固まっていた。
「私があれだけ捜し求めていた、地球への帰還方がわかったのか?」
「協会の召還装置を調べてみたら、わかりましたよ」
「どうします、地球へ戻ってみますか?」
「・・・いや、やめておこう、もうこういった体だし」
「向こうに帰っても、知り合いも、誰もいない」
「それに、こちらでの責任もある」
「しかし、いろいろ買ってきてくれたもんだな」
「これは、マトリョーシカか、懐かしい」
「こっちは、ウォッカか」
商品群の山を見て、アレクセイさんなんかは、目をキラキラ輝かせている。
サラファンと呼ばれる、民族衣装を中心に、ブランド物も多数出してやった。
食い物の方は、どうなのかな? いっぱいあるから聞いてみるか?
「ダンジョンマスターは、食事をとらなくても良いと聞いてますが?」
「そうゆうマスターもいるだろうが、私は食事もとるし、酒も飲む」
「ちなみに、モンスターも食事いらないだろうが、
うちでは、食事をさせている、非常に好評だ」
あ、そういえば、ここに来たとき飲料でたな。
いろいろ、地球の話をして、別れた。
こんなに、いっぱいはいらんと言われたが、
景品にしてくれと言ったら、受け取ってくれた。
本当は、帰りたかったかもしれない・・。
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