第49話 密談1
楽しい?朝食も終わり斗馬は国王と宰相に別室に連れられて行った。
とある部屋に13人が集まっていた。
「皆さん集まりましたね。それでは、私達の今後について話し合いたいと思います。」
椅子に座った第二王女のサラが手を目の前で組み、肘をついた姿勢で話を進める。
「あの‥トウマ様は呼ばなくて良かったのですか?」
ルナ様が恐る恐るサラに問いかける。
ちなみにルナは昔からサラのことを少し怖がっていた。
「トウマ様には後で伝えますので、まずは私達で話し合いましょう。」
サラの声は優しい声色だったが、目には黙っていろ!的な圧がかかっていた。
その圧によってルナが会話に入ることはなかった。
「さて、今後の予定だけど‥。ここにいる全員がトウマ様に抱かれた事によって妻になる権利が与えられました。」
サラの抱かれたというキーワードを聞いて何人かが行為を思い出して顔を赤くしていた。
「この中で妻になりたくない人はいる?もし居るなら、その人はこの部屋から出て行ってくれない?」
サラの言葉に反応する者は現れなかった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます