50話、初めて幽霊を見た話(実体験)

私は幼いころからオカルトや怪談が大好きです。

アンビリーバボーや特命リサーチを見て、稲川さんや丹波さんたちのお話を聞いて育ちました。


オカルト雑誌のムーを買って、伊集院光さんがあの赤いクレヨンを作り出したのをリアルタイムで聞いていたオカルト世代です。

そんな心霊好きな私が成長して、心霊が好きなまま高校生になりました。


とある日の夜10時ぐらいだったと思います。

お風呂に入ろうと思って、家族にお風呂入るねって声をかけて自分の着替えとタオルを持ってお風呂場に向かいました。


私の家のお風呂場は廊下の突き当たりにありました。

詳しく説明すると大文字のLの角部分にお風呂があり、2方向からお風呂場にむかえるようになっています。


私は一方の廊下からお風呂場に向かっていました。

もうすぐお風呂だ~と思っていると、



もう一方から私より先にスッと


白いデブでハゲで裸のおっさんがお風呂場に入っていきました。



あ、聞き取れませんでしたか?


私より先に


白いデブでハゲで裸のおっさんが風呂場に入っていったんですよ。


みなさん、最初に言った事覚えてますか?

霊感あるって言った人を殴れるって言ったの。


今お話した心霊体験。

私の最初で最後の幽霊目撃体験談です。

オカルトだいっすきで心霊だいっすきで

あー幽霊みたい、心霊体験したいと日頃から思っていた私が体験したの、これだけ!

これはやっちまう権利はあるでしょう!みなさん、どう思いますか?



あ、ちなみにおっさんを追いかけてお風呂場を覗いたらお風呂場は真っ暗で誰もいなかったので、そのままお風呂には入りました。

何も起きませんでした。

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