第44話 わし 今後の方針で悩む

マルクス王国 王都


都民「うぉぉおおおおお!!強すぎる!!」


都民「また大国を1日で退けたぞぉぉ!!!」


都民「マルクス王国は最強だぁぁぁぁ!!」


都民「マルクス大王国万歳!!!!!マルス大王子!!万歳!!!」


わし「…ケツいてぇ…まだ痛いし…都民は熱狂してるな、流石にチャリだと体裁が悪いから凱旋時は馬にしたけど」


カイン「今回も圧勝でしたからね」


わし「人的損耗を無視してレガシィ大帝国が攻めて来たら負けるけどね、たぶん」


カイン「内政に力を入れて国力を増強ですね」


わし「分かってるじゃないかカイン…後でわしはホウトクに戦後処理の相談がある、村や都市を攻撃されて無いから賠償金とかどうなるかと捕虜の身代金とかさ」


カイン「分かりました、私室に呼びましょうか?


わし「いや…疲れてるだろうから、わしが伺う」


カイン「了解です」




   〜〜〜ホウトク部屋〜〜〜



ワーーー!!ワーー!!(民衆の声)


シリュウ「王都は活気ありますね」


ホウトク「最近ずっと景気良いしな、それに北部は開発が遅れてるからな、俺は田舎で長閑なのも好きだし空気も綺麗だしな」


シリュウ「所で銃の運用でこう言うのはどうですか?」


ホウトク「なるほど、ここに挿入するのか」


シリュウ「ここに突っ込んで…激しく揉み合いになったら」


ホウトク「こうされたらどうする!?」


ガン!!


シリュウ「あああ!?凄いです」


ガンガン!!


ホウトク「ほれほれ!!」


ガンガン!!


シリュウ「ああ…キツイ…」


ドスン!!


ホウトク「気持ち良いくらいくらい圧勝だな…まだまだだな…わははははは、もっと鍛えろ」




ホウトク「なるほど銃剣って名前にするか」



   〜〜〜ホウトク 部屋前〜〜〜



……好きだ…(部屋から漏れる声)



わし…むむむ?



きれいだ……うん……どう…………そうにゅう…する…………つっこんで……もみあい……こう…どうす…


ガンガン!!



あああ!!凄い…す…ほれほれ…ああ!!…きつい…


ドスン!!


……きもち…いい……だ……まだまだ…わはははは!!



わし…どうしよう…部屋に入れんぞ…そうかホウトクはそっち派か…そう言えば…いい歳して結婚してないし、なんか見た事ない小性を側においてたしな…


わしは同性愛(LBGT)に偏見は無い、あれも常識や文化と言う認知だ、キリスト教から来た認知かな、同性愛禁止にしてるし、戦国時代には衆道とかあったし、太平洋戦争の虜囚の辱めとかも教育による常識(認知)だ、戦国時代〜日露戦争まで、普通に投降するし、戦国時代は敵方でも有用な武将は登用してた、同性愛に関しての正しい見解は、「わしはタバコが好き」レベルだな趣味趣向の問題だ



とりあえず、私室に戻って今後の事を考えるか


わし「アリア、ホウトクを10分後くらいに呼んでくれ」


アリア「今すぐじゃダメ何ですか?」


わし「お…大人の事情だ…」


アリア「はい…?分かりました」


わし 私室


ギシィ…


ふむ…カシムの報告書では、まだデフレ圧のが強いか…それだけ工業力が強くなった証拠だな、減税か国の支出を増やすかだが、国民の生活向上と軍事力を同時に高めるには支出を増やした方が良いな、まぁ同時進行でインフレ圧力が高くなれば、また国の支出先を絞るか


ジアンビの報告書では、マルス自由都市で電気事業が動き出し、電灯を作ってるとこか、この大陸は地盤が安定していて地震が少ないから電柱では無く地中に埋設型だな、今後の課題は今回の戦では情報が錯綜したのが、慌てた原因だ、いよいよ電話にも着手するか


秒速30万キロで情報を運ぶ事が出来るからな…ククク




コンコン



ホウトク「ホウトクです」


わし「お…おう…はいれ」ドキドキ


ホウトク「紹介したい人物もいて、ソイツも入れても良いですか?」


わし「お…おう…いいぞ」 ドキドキ


ガチャ!!


シリュウ「シリュウと申します、ホウトク様の弟子です」


わし「お…おう…よろしく」


ホウトク「旦那…」


ビクッ!!


わし「ど…どどした?」


ホウトク「いや…いつもの旦那っぽくないなと」


わし「だ…大丈夫だ、わははははは」(棒)


ホウトク「???…まぁいいや、旦那、今回は身代金も賠償金も難しいかもな、完全に捨て駒だし身代金は払わないだろう、賠償も村も都市も焼かれて無いしな、同盟話しも浮上してるし、とりあえずは使者は使いに出したがな、ついでに家族の救出もだが」


わし「ふむ…まぁ向こうの出方次第か」


ホウトク「ところで!!」


ビクッ!!


わし「ど…どどした?」


ホウトク「シリュウから言え」


告白か…告白なのか!!


シリュウ「銃の運用についてです、この銃の下に剣を挿入と言うか突っ込んで、敵との接近戦や揉み合いになった時に使えるかと!!」


わし「はて?…挿入…突っ込む…揉み合い…は!!」


わし「おおおおおおナルホド!!」

(そー言う事か!!


シリュウ「どうですか!?」


わし「ナルホド!!ナルホド!!」

(勘違いしてた


シリュウ「なるほどですか!!」


わし「ビックリしたわぁ〜うむ採用する、ホウトク、優秀な部下じゃな」


シリュウ「ビックリですか、ありがとうございます」


ホウトク「お前凄いな、旦那がここまで声を上げて感心する事は無いぞ」


わしの勘違いにビックリしたんだけど…まぁ良いか


わし「ユリウス将軍はどうすんじゃ?」


ホウトク「まぁ家族次第ですかね…」


わし「ふむふむ、まぁホウトクに一任しとく、牢から出しても良いしな」


さて…とりあえずレガシィ大帝国は相手の出方次第になったし、次はウゴン王国の調停役か…判断材料が全然無いから、カゼハヤとカレン待ちか…見(ケン)は性に合わんが、焦ってもしょうがないから、とりあえず内政だな



次回に続く…

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