自分を信じて前に進んでみた

二十八歳で仕事は美容セラピストをしています。


「誰かと一緒に来たんですか?」


「いいえ、一人で来ました」


「家族も知らないのね、知らせなかった理由は?」


「ここに一人で来れば、もし上手くいかなかった時

誰にも知られずに済む、舞台で戦うことは一つ一つを

思い出す、誰かはノーと言うばかりでした、まるでそれは

君にはまだ足りない、それがここに来ても緊張してる

理由ですみんなからノーと言われて・・・」


「本当に成功したい、何故なら何かに敗けてると思うから

みんなに証明したいそのために来ました、彼らの何かを

変えるため」


「それをこれから見せてくれるんですね、リラックスして

落ち着いたら初めてください」


 彼女は緊張して手が少し震えていたが、少し経つと

歌い始めた。


愉快なバレンタイン

優しく愚かなバレンタイン

私に笑顔をくれる

その顔にみんな笑う

写真に写らないで私の傑作だから

ギリシャ人になりたい?

口元が少しゆるい?

話す時みんな言う

「イケてるよ」

何も変えないで私といたいなら

そのままよバレンタイン

ずっと毎日がバレンタイン

そのままよバレンタイン

毎日がバレンタインよ


「これこそが私が待ち望んでいたものだ

君の声はまるで金色の液体みたいに本物の美しい声を

持っている素晴らしかった」


「本当に誰とも来てないの?」


「誰にも知られたくなかったから・・」


「ただ美しい、もう誰も否定しない自信を持ってください」


 彼女は感動して泣いていて、全員からYESを貰い、動揺して

ステージからどこに行けばいいですかと言うほど、嬉しくて

頭が真っ白になっていたのを見て私は心から安心して良かったねと

思いました、今まで散々認められなくても、それでも彼女は

立ち上がり一人でビクビクしながらそれでも諦めることなく

自分を信じて前に進み続けた年齢など関係無く彼女は仕事を

しながら二十八歳で華が開いた瞬間を見れて私も負けられない

と思い更にモチベーションが上がりました、彼女に心から

ステージに来てくれて感謝を込めて今でも書き続けます。

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