89 その時々の〈エンタメ〉ということ

時々、昔の特撮作品を見たり、美空ひばりが出てるような時代劇映画を見たりします。

その時代劇映画には原作があったりして。当時のベストセラーになったものだと今でも読めたりしますので、読んでみることもあります。


なんかね、昔の時代劇全盛の時代のそういう大衆小説、時々読んでいると〈二次創作みたい?〉て思うことがあります。


まあ歴史上の人物が出ますし、当時人気のあった講談ネタ、落語ネタなどを読者が知ってる前提で書かれてるとか、そのあたりが〈二次創作〉っぽく見える理由かなあ。


という流れで考えると、今主流の転生ものとかは大きく見ると〈ゲームの世界の二次創作〉みたく思えるときがあります。

なんかその時代のその時々に楽しまれる読み物、そういう部分があるのかな。


だいたい、あとの時代に読むと、当時のいろいろを勉強しないとわからないネタがあって手強かったり、それをするっと乗り越えて不思議に面白かったり。


それらを面白がっていた当時の人たちはどんな人たちなのかな、と考える手がかりになったり。


今流行っているやつも、そのうちそうなる(笑)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る