第396話 緋莉1
*******************
緋莉side
緋莉は珍しく興奮していた。
まさか神々の戦いに参加出来るとは‥。
てっきりお留守番になるかと思っていただけに一緒に呼び出されてとても嬉しかった。
さぁ、セオリ様の期待に応えよう!
緋莉の闘志に火がともる。
緋莉がやる気になる一方で銀狼は慎重になっていた。
理由は目の前の女が不気味だったからだ。
身体から発せられる匂いが凄かったからだ。
目の前の女から数えきれない程、人の血の匂いがする。
尋常じゃない数だ。
鼻がおかしくなりそうだ。
銀狼は緋莉の匂いで動けなかったが、緋莉は緋莉で動けないでいた。
「手加減難しい。」
閻魔大王様は手加減が苦手だったようだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます