かごんま(鹿児島)へ2(市内観光)

桜島からフェリーで、鹿児島港に戻った二人。とりあえず西鹿児島駅前に戻り、市内周遊バス(鹿児島シティビュー)に乗り込んだ。

「鹿児島と言ったら、西郷隆盛だよね!」

誠は紀子に言った。まず最初に西郷隆盛像の前に向かった。

「あれが、西郷隆盛か?東京上野公園にも銅像があるみたいだけど!」

「そうね!上野の西郷さんは、よくテレビなんかで見るわね、有名だもんね」

二人は、西郷隆盛像をバックに写真を撮ってもらった。その後は、西南戦争の銃弾跡等みて周り、再びバスで薩摩義士碑へ。

「お墓なの?」

「よくわからないけれど、慰霊碑かな?」

「うーん!よくわからないよ!」

二人は、よく理解出来ないまま、ただ、見学しただけだった。それから徒歩で、西郷隆盛終焉の地へ。誠は紀子についていくように観光していった。

「鹿児島って、初めて来たからよくわからないよ!」

「そうね!誠君には難しそうね!あと、西郷隆盛洞窟も有るけど・・・ちょっと見て行って、城山観光ホテルに行こうか?」

「うん!けっこう疲れて来たから・・・ごめん!せっかくの旅行が・・・楽しめなさそうになってしまったみたい!・・・あっ!でも、城山展望台は寄ろうよ。桜島が見えるみたいだから。テレビなんかで見たけどそこから見た桜島は絶景らしいから」

「うん!ホテルのすぐ近くだから・・・けっこう歩き回ったから疲れがたまったわね!ホテルに着いたら、ゆっくり休もうよ!」

二人は、バスに乗り込み、城山展望台に向かった。

「わぁ!ここから見る桜島はやっぱり迫力有るわね!」

二人は、展望台からの桜島をバックに写真を撮ってもらい。その後、城山観光ホテルに向かった。チェックインを済ませ、部屋に入った二人、誠はかなり疲れていたようだ。ベッドに崩れるように、横になった。

「誠君、かなり疲れているんだね!」

紀子は、独り言のように呟いた。

6時すぎ、誠は起き上がり。

「ああ!寝てしまった?」

「いいのよ!誠君、かなり疲れていたようだったから、大丈夫?」

「うん!だいぶ休めたよ!もうこんな時間だから、晩御飯食べて、大浴場でゆっくり浸かって、ゆっくり身体を休めよう!」

二人は『水簾』という和食レストランで夕食を食べ。その後、展望露天さつま乃湯で鹿児島の夜景を楽しみながらゆっくり浸かって疲れをとった。部屋に戻った二人は、やはりかなり疲れていたらしく、すぐに就寝した。





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