登場人物紹介9

本日、近況ノート作成しました。

マスターの黒歴史の詳細など語っていますので、興味のある方は閲覧ください。






『悲しみの連鎖を断ち切り』ファイナルシーズン公式サイトより抜粋。




『この破滅が近付く未来を変えようとするのですか……?』

理知歩愛紗りちほあいさ


謎の少女の秘密を知る。

3年に入り、タケルらと同じクラスになる。

いつも明るく振る舞うが、時折影のある表情で黄昏ている。

常に葛藤している仕草も多い。





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『悲しみの連鎖を断ち切り』ファイナルシーズンビジュアルファンブックより抜粋。




『エニア!もうやめて!』


理知歩愛紗


エニア討伐におけるキーパーソン。

攻略ヒロインながら、真のクライマックスのヨル・ヒルハッピーエンドでも残念ながら死亡してしまいました。

このゲームファンならお気づき、初代の三島遥香や赤坂乙葉と同じ流れを汲む犠牲ヒロイン枠です。

安易なハッピーエンドを否定する存在が愛紗です。

愛紗ファンのスタッフから血も涙もないのかと訴えられましたが、『じゃあどうしたら良いと思う?』って聞いたら悪人の居ない『悲しみの連鎖を断ち切り』を作らない?と提案されました。

秀頼やエニアが悪人じゃないこのゲームに果たして価値はあるのでしょうか……?

愛紗救済FDとかお願いされてますが、そうすると遥香も、乙葉も、エニアもとかキリがないので出しません。




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クズゲス本編のキャラクター紹介



理知歩愛紗


エニアの犠牲になり、心臓を抜かれて世界から理知歩愛紗の存在が消されました。

秀頼が円に渡したノートや学校の名簿からも理知歩愛紗の名前がかき消されてしまう。

例外として、秀頼が転生した直後に原作について綴ったノートは無事である(エニア自身が改変しないと公言しているため)。

秀頼とエニア以外、クズゲス世界の住人は愛紗の存在を認知できなくなりました。

本編には1度も登場しませんでしたが、愛紗の友達やクラスメートも愛紗の存在を忘れてしまいました。

……と、登場する前から酷い扱いですが、これからゆっくりと救済はしていくつもりなのでガッカリしないでください。

多くは語れませんが、愛紗もヒロインなので報われた結末にさせたいと思っています。

秀頼君が……なんかすると思う。

原作の攻略ヒロインではない絵美か円のどちらかにこの役割をとも初期には考えていましたが、流石にそこまで鬼にはなれませんでした……。

つまり、絵美か円が愛紗の役割を担う可能性があったということは報われるってことでしょ!とポジティブになります。




赤坂乙葉


また本格的に登場したら掘り下げるので簡単に。

後から一気に新キャララッシュだと覚えるのも一苦労するのを見越して、展開が大人しい今に顔見せ程度の登場をさせました。

ギフトによって悲劇がすでに明言されているヒロインです。

ギフト能力から既に同情する声が多数。

うん、乙葉ちゃんにも頑張って欲しい。




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番外編のキャラクター紹介



谷川流たにかわながれ


もう9章だけで3回出番があり、番外編主役とかもはや9章はマスターのための章といっても過言ではない。

……マスターって需要あるの?

この人描写してると、叔父 (秀頼の育ての親)と伯母 (星子の育ての親)がクソ過ぎるなと……。

叔父はフィクションにありそうなクズだけど、伯母はリアルにいそうなクズ。

マスターの姉のおばさんがもっと強かったら何か変わってたかもしれませんね。

電話越しじゃない姉弟の会話も見てみたいところ。

秀頼がマスターのところに居着くのもなんとなくわかる。


本当にクズゲスSIDEで描写して良かったです。

原作で展開していたら、コミュ障を改善しないままマスターより早死にする咲夜とか皮肉が効きすぎる……。

この過去編、皮肉まみれなのどうにかしろ。


原作SIDEでヨルがバイトをしているのも同じマスターの店なので、実は間接的に原作と関わりがあったキャラクターだったりする。

娘が引きこもりで、マスターも病んでヨルにほとんど店の仕事をぶん投げているって救いがねぇ……(え?その店でヨルがタケルとイチャイチャしてる?まさか、そんな……。ギャルゲーだから許して……)。

秀頼がマスターの本名を知らない関係なのがよそよそしいけど信頼している感じがしてエモいんだよ。

多分、秀頼は一生マスターの本名を知らないんじゃないかな。


本名がハルヒの作者とか散々な言われようでしたが、完全に名前を忘れていました僕のミスです。

まぁ、しゃーない。

舞園さやかちゃんみたいなもんよ。


あまりにもマスターの黒歴史の内容が知りたいという感想が多かったので明かすつもりはありませんでしたが本日の近況ノートにて語っていますので読んでみてください。



谷川木葉たにかわこのは


マスターの妻、咲夜の母親で、故人。

旧姓はみなもと

根っからの善人だが、ポンコツである。

名前の由来は咲夜と合わせて『コノハナサクヤ』から(意味は特にないし、ナは消えてる)。

名前にネタ仕込むの好きです。

口の悪さ以外はまんま咲夜を大人にしたみたいな言動や見た目をしている。

咲夜はお母さんっ子。

朝伊先輩こと智尋も長生きしたら木葉ももっと長生きしてたと思う。

智尋と秀頼の親子から弄られる木葉と咲夜とか見てみたかった……。

秀頼の叔父(秀吉の弟)が怖いから苦手で、会いたくない。



朝伊智尋あさいちひろ


結婚して明智智尋になった。

秀頼の母親。

茶髪で右目下に泣き黒子あり。絵美とは血の繋がりとかは一切関係ないよ!

親バカで子供の成長を楽しみにしていた。

彼女が死亡しないと原作が始まらないとかあんまり過ぎない……?

ポジティブの塊みたいな人で、人を引き込む魅力がある。

生活も決して豊かでもないし、大変な人生だったが、それを微塵も感じさせない人。

兄妹で離れ離れにならないで欲しいと願うも、結局バラバラになるのだから報われない。

彼女の理想が、秀頼と星子の両方が叶っているという先見の明があった。

谷川家の2人にとっては恋のキューピッドであり、恩人。

マスターは智尋に頭が上がらない。

クズゲスの5章にて秀頼の母親をマスターが『友人』と呼んでいたので同い年に設定する案もあった。

しかし、智尋を同級生にしてしまうと

智尋 (マスターと同い年)と秀吉

おばさん(マスターの姉)と叔父 (秀吉の弟)

とこんな風に結婚したことになり、あり得なくはないんだけどしっくり来なかったので智尋の年齢を引き上げました。

クズゲスSIDEでも星子はともかく、秀頼がこの世界の両親をなんとも思っていないのが可哀想に思えてきた……。

何かしら秀頼君からもこっちの両親を思うシーンが欲しいかなと考える様になった。

どうしても朝伊智尋って名前にしたかったので、細川智尋にするつもりは一切ありませんでした。

今後、もしかしたら関わってくるかもしれないので。



明智秀吉あけちひでよし


散々名前が上がっていた秀頼と星子の父親。

初登場した印象は、ネガティブだけどかなりまともそうということ。

少なくとも弟である叔父より遥かにマシな気がする。

マスターからは智尋を殺害した犯人として非難されているが、真相としてはどうなんだろう……?

エニアと知人とかギフト能力とか、叔父との兄弟仲は最悪とか爆弾を抱えすぎてる気がする……。

智尋も愛していたし、秀頼も星子も大事にしていた人です。

なんなら秀吉自体は弟である叔父をあんまり嫌ってはない気もする(多分、弟から一方的に秀吉が嫌われているんだと思う)

智尋と秀吉が秀頼と星子を育てていたら、普通に幸せの家庭になっていたと思いますよ。


因みにマスター姉と秀吉弟である、おばさんと叔父については本名を設定してないです……。






9章完全完結です!

9章はクズゲスらしさが溢れていて楽しかったです!

ラブコメメインで、シリアス皆無な話やりてー!ってはじめたのですが、ギフト狩りにエニアに爆弾魔と地味にシリアスありました。

10ページで終わる予定が30ページとまあまあなページを費やしていました。


美月が「早くわたくしに出番を寄越せ」と急かすのでそろそろ10章に突入します。

ようやく『月と鈴』編ですね。

これ終わったら何やるか全く決まってないのでゆっくりと構想を練っていきます。

ただ5章の『鳥籠の少女』編みたいにみんなでワイワイする感じでレギュラー陣も出演させながら進行していく予定です。


『病弱の代償』では秀頼しか本筋に関わることができなかったのでそこは反省点。

『エナジードレイン』の関連で仕方ないとはいえ、あまりにヨル以外が空気化していたのはもったいない感じがしましたね。









あとがき


毎日たくさんのコメントやスターなどありがとうございます!

とても励みになっています。

コメント返信が出来ていないので、あとがきを書かせていただきます。

興味なければスキップしてください。

怪文書を書きます。


毎回何書こうかと悩み、このページが来る度にどうしよう……と考えるこの頃。


理知歩愛紗ちゃんという犠牲を出てしまいました。

あとは原作で絵美や円は攻略ルートなしとかの話を書くたびに僕は思います。


『ヒロインって何で決まるんだろ……?』と。


ギャルゲーをする度に僕の好きなキャラクターが非攻略キャラクターだったり、雑に殺される悪役なんですよ。

SAOでいうなら、サチみたいなのが僕は好きですね。


「なんで攻略ルートないんだよ!」ってキレていると、『実は男でしたwだから攻略ルートあるわけねーじゃんwワロスw』という展開も過去に3回くらいありました……。

んなこと公式サイトに書けよぉぉ!と僕は枕を濡らすわけです。

あれ、本当になんで……?


ヒロインにはヒロイン面接でもしてるの?と僕は思うんですよ。

特にドキドキ文芸部という作品をやって、とあるキャラクターの攻略ルートがないというシナリオを読んでから特にそう思うようになりました(ネタバレなので詳しく書きません。無料なのでドキドキ文芸部というギャルゲーやってみてね!switchでもCERO Cなので気軽にプレイできます)


『悲しみの連鎖を断ち切り』キャラクターも、ヒロイン面接があったらこんなやり取りをしてるのかなと思うんですよ。


絵美『わたしは元気でリーダーシップがあります!タケルと幼馴染です!』

桜祭『うーん……。秀頼に操られて悲惨な末路迎えるキャラw』

絵美『!?』

桜祭『まーまー、セカンド出たらヒロインにするからさ!』

絵美『はぁ……』

桜祭『やべ……、絵美アンチばっかなのでやっぱりヒロインの件なし!』

絵美『…………』


円『レズっ気があって、ヒロインの絡みが多く、主人公を罵倒します!』

桜祭『うーん……。特に活躍がない親友キャラw』


理沙『兄のタケル大好きです!』

桜祭『これは、ヒロイン!最初に実妹攻略!』


遥香『生きてると命削ります……』

桜祭『じゃあ、すねこすりみたいだから幸薄いヒロイン!』


こんなやり取りがあったりするのかな……?

ちなみに遥香のモデルがすねこすりなのは実話。

鬼太郎6期がなかったら遥香は違うキャラクターだったと思います。

猫好きなのはその影響かも。


ヒロインよりも、非攻略ヒロインの方が可愛く見える。

そんな経験、ありますよね?

最近は新サクラ大戦をプレイしていて『ユイ可愛いのにルートないんかい』って呟いてました。


デスゲームマンガあるあるでメインヒロインが可愛くなくて、犠牲になる子がやたら可愛い現象みたいなもんか?

(これはただの吊り橋効果かな?)


ルートがないヒロインに僕は恋い焦がれます。

やっぱり僕は隣の芝生は青く見える人なんでしょうね。


ギャルゲーで非攻略ヒロインを次回作では攻略させるかもよ?と期待させる奈々子商法という売り方まで存在するくらいに攻略できないキャラクターって魅力的なんですよ!(知らない人は奈々子商法でぐぐってください)


そんな、僕の考えがクズゲスにおいて非攻略対象だった絵美や円などがメインヒロイン級の扱いになっている理由かもしれませんね。

原作ヒロインも全員好きですよ!

クズゲスでは、『あの子攻略して!』と言われないくらいに全員が納得できるエンディングを迎えたいなぁ。

以上になります!

また、10章で会いましょう!

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