外れスキルの屑と言われ追放された最底辺の俺が大逆襲のリスタート! 最強賢者への道を歩み出す!「頼む、戻ってくれ」と言われても、もう遅い!
第446話「そんな事をわくわくしながら考えていたら…… 食事の準備が出来た」
第446話「そんな事をわくわくしながら考えていたら…… 食事の準備が出来た」
地下91階層へ降り、
ミノタウロス3体、合成魔獣キマイラ3体、リザードマン30体、
勢いに乗ったリオネルは、出現したコカトリスの石化攻撃を『思念反射』でリフレクト。
逆にコカトリスどもを石化してしまう。
その後も、リオネルは魔法、剣技、格闘技、スキル等々、戦闘の熟練度を上げつつ、立てた課題を順調にクリアし、
上記の魔物を倒しまくり、地下100階層へ到達。
途中で、ファイアドレイクをフロストドレイクに交代させても、
何の支障も起こらず順調であった。
本日の目標、地下100階層へ到達した際の時刻は、まだ午後2時。
時間は、たっぷり残っている。
それゆえ……転移魔法を駆使し、地下91階層から100階層までを自在に瞬間移動。
またまた上記の魔物を倒しまくった。
結果!
当然ながら、リオネルの心の中で、
あの独特のランクアップファンファーレが鳴り響き、
内なる声が淡々と告げて来たのである。
チャララララ、パッパー!!!
リオネル・ロートレックは、レベル28に到達しました。
チートスキル『エヴォリューシオ』の効果により、
身体能力、五感が全般的に大幅アップしました。
体内魔力が大幅に増量しました。
魔力回復力が大幅にアップしました。
魔法攻撃力が大幅にアップしました。
物理攻撃力が大幅にアップしました。
対魔法防御力が大幅にアップしました。
対物理防御力が大幅にアップしました。
魔力軌道制御力が大幅にアップしました。
転移魔法レベルが上がりました。
発動力、制御力、移動距離、輸送力、が大幅にアップしました。
念話レベルが上がりました。
読心力、が大幅にアップしました。
「よし! やった! レベル28か! パラメータも課題絡みのものが上がった!」
レベルアップ、パラメータアップしたリオネルは、軽く息を吐き、
満足そうに微笑み、魔導懐中時計を見る。
ちなみに、現在リオネルが居るのは、地下95階層だ。
「ええっと、時間はと……まだ、午後3時30分かあ。丁度良い。転移魔法の訓練も兼ね、ここから地下41階層へ戻り、あと1時間30分だけ、岩石製、鋼鉄製のゴーレムを集めよう」
そう、ゴーレムを倒しまくったリオネルだが、岩石製、鋼鉄製のゴーレムをもっと捕獲したいと考えていたのである。
頷いたリオネルは、魔獣ケルベロス、オルトロス、ミニマムドラゴンに擬態したフロストドレイクを地下95階層へ呼び戻し、転移魔法を発動。
「
……こうして、リオネル達は転移魔法で地下41階層へ。
そこから各フロアをめぐり約1時間戦い、
岩石製、鋼鉄製のゴーレムを各100体ずつ計200体倒し、収納の腕輪へ回収。
……午後5時のリミットタイムとなった時点で、
再び、地下100階層へ移動したのである。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
……ここはフォルミーカ迷宮地下100階層の小ホール。
予定は未定は、リオネルの口癖。
しかし本日は予定通り、地下100階層へ到達する事が出来た。
それどころか、成果は予定以上。
……本日は実り多い一日だった。
既にキャンプの支度をし、引き続き食事の支度をするリオネル。
レベルは28に上がったし、パラメータも課題絡みのものが上がった!
さっき言っただろ? それ!と言うなかれ。
達成した成果は何度言っても嬉しいのだ。
そして、『階層またぎの転移魔法』も無事成功した。
それも何度も何度も成功した。
何も支障がなければ、帰還は地下300階層から一気に地上まで試すか!
いろいろ想像すると、楽しくなって来る。
直線距離移動のリミットも、直近で100kmだった。
パラメータアップしたし、今なら150kmは行けるかな。
否、倍の200㎞も一気に跳べるかもしれない。
ティエラ様から頂いた地の加護のお陰だな。
ありがとうございます!
ティエラ様!
そうだ!
転移魔法にめどがついて来たから、
迷宮攻略が終わったら、飛翔魔法の訓練もしよう!
目立たないよう、人里離れた場所がベストかな。
遮蔽物がない場所で、夜間飛んでも良いかもしれない。
そうそう!
捕らえたゴーレムの『メンテナンス作業』もしないとな。
岩石製、鋼鉄製各100体を加え、
岩石製200体、鋼鉄製200体、青銅製300体、ミスリル製300体、銀製200体、
水晶製200体、計1,400体もの大軍団となった。
しかし稼働しているのは、岩石製10体、鋼鉄製10体の計20体のみ。
未稼働のゴーレムへ『真理』の魔法文字を刻み、起動、稼働せねばならない。
究極防御魔法『
そんな事をわくわくしながら考えていたら……
食事の準備が出来た。
リオネルは、巡回に出していたケルベロス、オルトロス、
フロストドレイクを呼び戻す。
そして、ファイアドレイク、ジャンも呼び出し、全員で夕食を摂ったのである。
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