第292話 現状の立ち位置

 名前:ロキ(間宮 悠人) <営業マン>


 レベル:60  スキルポイント残:121


 魔力量:5734/5734(684+5050)


 筋力:   2276(370+1906)

 知力:   2048(371+1057)  ガルグイユ(+620)

 防御力:  2046(364+995)  ヴァラカン(+687) 

 魔法防御力:1639(354+1285)

 敏捷:   1500(364+937)  ウィングドラゴン(+199)

 技術:   1953(363+1590)

 幸運:   1093(364+729)


 加護:無し


 称号:《王蟻を討てし者》



 取得スキル


 ◆戦闘・戦術系統スキル

【剣術】Lv7 【短剣術】Lv7 【棒術】Lv7 【体術】Lv7 【杖術】Lv6 

【盾術】Lv5 【弓術】Lv6 【斧術】Lv6 【槍術】Lv6 【槌術】Lv6 

【鎌術】Lv6 【投擲術】Lv5 【暗器術】Lv3 

【狂乱】Lv8 【威圧】Lv7 【捨て身】Lv5 【挑発】Lv5 【両手武器】Lv4 【二刀流】Lv2 【指揮】Lv5 【鼓舞】Lv5 【騎乗戦闘】Lv7 【身体強化】Lv6 【射程増加】Lv1


 ◆魔法系統スキル

【火魔法】Lv7  【雷魔法】Lv8 【水魔法】Lv6 【土魔法】Lv6 【風魔法】Lv7 【氷魔法】Lv6 【光魔法】Lv5 【闇魔法】Lv6 【無属性魔法】Lv8 

【回復魔法】Lv5 【結界魔法】Lv1【空間魔法】Lv6 【時魔法】Lv5 

【魔力操作】Lv6  【魔力感知】Lv6 【省略詠唱】Lv5 【発動待機】Lv2 

【魔法射程増加】Lv2 



 ◆ジョブ系統スキル

【建築】Lv5 【採掘】Lv6 【伐採】Lv6 【狩猟】Lv7 【解体】Lv7 

【料理】Lv7 【農耕】Lv7 【釣り】Lv5 【裁縫】Lv5 【芸術】Lv4 

【描画】Lv4 【細工】Lv4 【加工】Lv5 【畜産】Lv6 【採取】Lv5 

【話術】Lv6 【家事】Lv7 【交渉】Lv6 【演奏】Lv3 【薬学】Lv4 

【作法】Lv5 【舞踊】Lv3 【歌唱】Lv4 【彫刻】Lv1 【調教】Lv2 

【錬金】Lv2 【酒造】Lv4 【庭師】Lv1



 ◆生活系統スキル

【跳躍】Lv6 【飛行】Lv8 【拡声】Lv5 【異言語理解】Lv8 【算術】Lv5 【暗記】Lv5 【聞き耳】Lv4 【隠蔽】Lv8 【騎乗】Lv7 【逃走】Lv6 

【気配察知】Lv7 【忍び足】Lv5 【罠生成】Lv6 【罠解除】Lv6 

【視野拡大】Lv6 【探査】Lv6 【遠視】Lv6 【夜目】Lv8 

【俊足】Lv6 【鑑定】Lv4 【心眼】Lv5 【魔力譲渡】Lv3 【罠探知】Lv2 【付与】Lv1 【泳法】Lv2 【獣語理解】Lv1



 ◆純パッシブ系統スキル

【魔力自動回復量増加】Lv7 【魔力最大量増加】Lv7  【物理攻撃耐性】Lv6 

【魔法防御耐性】Lv4 【鋼の心】Lv5

【剛力】Lv7 【明晰】Lv6 【金剛】Lv7 【疾風】Lv6 【絶技】Lv6 

【豪運】Lv5 【封魔】Lv4 

【毒耐性】Lv8 【麻痺耐性】Lv4 【睡眠耐性】Lv4 【魅了耐性】Lv2 

【火属性耐性】Lv8 【水属性耐性】Lv7 【闇属性耐性】Lv6 【雷属性耐性】Lv6 【氷属性耐性】Lv5 【土属性耐性】Lv4 【風属性耐性】Lv6 


 ◆その他/特殊

【神通】Lv2 【地図作成】Lv4 【魂装】Lv3 【神託】Lv1 【奴隷術】Lv4  


 ◆その他/魔物(使用可)

【噛みつき】Lv8 【穴掘り】Lv8 【光合成】Lv6  【物理防御上昇】Lv4 

【睡眼】Lv3  【爪術】Lv8 【洞察】Lv4  【踏みつけ】Lv7 【招集】Lv7 

【硬質化】Lv6 【酸耐性】Lv8 【状態異常耐性増加】Lv7

【咆哮】Lv6 【突進】Lv7 【旋風】Lv6 【強制覚醒】Lv9 【嗅覚上昇】Lv4 【火炎息】Lv6 【発火】Lv6 【白火】Lv1 【炎獄柱】Lv5 【灼熱息】Lv5 【丸かじり】Lv6 【分解】Lv3 【吸収】Lv3 【氷結息】Lv6 【石眼】Lv7 

【物理攻撃力上昇】Lv6 【石化耐性増加】Lv6 

【不動】Lv6 【衝撃波】Lv6 【地形耐性】Lv4 【廻水】Lv5 【鏡水】Lv4


 ◆その他/魔物(使用不可)

【胞子】Lv5  【泥化】Lv5 【呼応】Lv7 【粘糸】Lv4 【脱皮】Lv3  

【酸液】Lv7 【擬態】Lv6 【気化】Lv8 【毒霧】Lv5 【結合】Lv8 

【分離】Lv8 【火光尾】Lv5 【絶鳴】Lv7 【幻影】Lv8 【影渡り】Lv6

【地縛り】Lv6 【属性変化】Lv7 【無面水槍】Lv5




 崖の中の秘密基地にて。


 一人椅子に座って瞼を閉じ、スキルの取得状況やステータス上昇の具合を確認していく。


 今回も全体的に多くのスキルを伸ばせたことは間違いない。


 弟のアスクから得られた【両手武器】や、謎の執事から得られた【暗器術】。


 それに最初の方で釣った御者連中から得られたであろう【獣語理解】や【調教】なんかも、野盗ばかりを倒していただけではなかなか得られないスキルなだけに、ここで多少でも拾えたことは大きいと感じる。


 その他にも無理やり【挑発】で呼び戻した女から得た【錬金】含め、いくつかジョブ系でも新種は得られているし、アシューから遠距離職らしいスキルの他にも【鑑定】や【奴隷術】を、それに経験値の積み重ねで【探査】のレベルもしっかり上昇したのは、間違いなく自身の成長に繋がっているはずだが――


 ステータス数値の伸びに目を向ければ、「ランカー2名と数百の悪党を潰してもこんなものか」と、思わずボヤいてしまうくらいには期待値よりも低い結果に終わっていた。


 各ステータスの数値上昇は平均200程度で、今もっとも伸ばしたい『魔力』に至っては、伸びやすいにもかかわらず100程度しか増加していない。



 (いつか来ると分かっていたことだし、それだけ成長したと思えばしょうがないか)



 その原因は明らかで、野盗の所持率が高いスキルは既に相応のレベルまで上昇済み。


 なのでそこいらのゴロツキ程度では、もうまともにスキルレベルが上昇しないのだ。


 FランクやEランク魔物を万と狩っても成長しないのと同じこと。


 それでもチラホラと得られる所持率の低いスキルや、まだまだレベルの低いスキルで伸びはあるが……



 野盗程度で派手にスキル取得のアナウンスが流れるような、夢のボーナスタイムはこの辺りで終了。


 今後は小悪党のグループを30人斬っても成長無し、たまにレアモノが混ざっていて、その結果に一喜一憂する。


 こんな展開が当たり前になってくるんだろう。


 まぁそれでも『嫌い』だから、その手の輩はバシバシ狩っていくし、そんなレア掘りも大好きだけどね。


 んーで。



(自身の成長を考えるなら、やっぱり魔物も悪党も、Aランク以上だな)



 必然、この考えに至る。


 アスクにしろアシューにしろ、あの程度の強さであれば問題はない。


 もちろん油断できる相手じゃないが、よほど相性の悪い特殊な攻撃手段でもなければ、自分がやられる未来は見えなかった。


 あのアシューでフレイビルの国内傭兵ランク25位。


 ならば――


 客観的に見て、自分の立ち位置がどの程度なのかを想像する。



 ……国内で上手くいけば一桁。


 無難に見ても10位前後。


 だが表には出ていない『オールランカー』というやつらにはまだまだ手が届かず、さらにその上、ハンスさんや勇者タクヤのような一部の転生者はまだ遥か雲の上。


 たぶんだが、現状はこんなものだろう。



 とすれば、今後どう動くか。



 コンコンコン……



 指で椅子の肘置きを叩きながら思考を巡らし――



(明日の報告と、その結果次第かな)



 だが、まずなれるだろうという前提で結論を出す。


 ここからは地道に能力を伸ばしていきながら、その中でいかに良質で、かつ手頃な敵と効率良く出会えるかに掛かっている。


 その機会をどのようにして作れるのか、選択を増やすという意味では丁度良いのかもしれない。



「とりあえずなってみるか。ランカーに」

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