第235話 流しそうめん
流しそうめん……
そうめんを上流から流して、下流でそうめんを”すくって”食べる物で有る。
そうめんを流すのに切った竹筒を使ったり、雨どいを使ったり、現代では専用の”おもちゃ”を使って、流しそうめんを楽しむ……
流しそうめんは、夏のイベントの一つで有るだろう。
だが、私は流しそうめんを経験した事が無い……
今まで、”そうめん”はたくさん食べてきたが、流しそうめんは一回も食べてない。
流しだろうが、そうめんの味は変わらないはずだから、絶対に食べてみたいとは思わなかった。
だが、過去に流しそうめんを経験出来る機会が有った。
とある観光地に行った時。千円で流しそうめんを体験出来る場所が有った。
だけど、当時の私は、流しそうめんに千円を掛けるのがもったないと感じていた。
千円が有れば、一人前の定食が食べられるし、それに不特定多数の中に混じって、流しそうめんを食べるのに抵抗が有った。
その為、流しそうめんを体験出来る機会は有ったが、私は体験せずにその観光地を去った……
未だに流しそうめんを経験する事無く、まもなく今年の夏も終わりを迎える。
絶対に食べたいとは思わないけど、流しそうめんの場面を見掛けると、不思議と心が”むずむず”する……
これも、一つの後悔なのかな?
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