第64話 さぁ参ろうか、戦場へ

ユキの一喝?により先程の緩い空気が収まる。


『まぁ2人とも無事で嬉しいのは確かだけど、2人も分かってると思うけどここにヴリトラがいるのは確実だろうね』


『でもここから先は行き止まりで何もないよ』


まぁこの洞窟が一本道でしかも行き止まりということは何かがあるということだよな。


アリシアが言うには夕暮れ時って言ってたからまだ時間はあるはず...




ドッカァアアアアアアアア────ンンン!!!!



『何だ?!!!地震か?!!皆集まれ!!』



『皆さん地面に伏せてください!!』


ユキが咄嗟に皆に声をかけ、全員が地に伏せる


揺れは10秒程続きやっと収まる。


『よっ....と、やっべぇな...震度5弱くらいか』


少し立つ時にぐらついてしまった...日本育ちって事で地震には慣れてたつもりだったけど予期してない時はめっちゃ怖いな...


『こ、怖かったです...ケイさんはこういうことに慣れてるんですか?』


ユリィが少し涙目になって聞いてくる。


『まぁな、俺らの世界というか国だとこれ程じゃないけど揺れるのは日常茶飯事だったから』


『ちょっと怖いですね...で、でももう大丈夫です!頑張れます!』


『主様!』


ユキに呼ばれ、ユキの方を振り向く


『どうしたんだy...オーケー、言いたいことはわかったよ。スイ、ユリィ!後ろ見てみ?』


『 『あ...!!』 』


さっきまで壁だったところに扉がでてきたのだ


『多分というか、これって確実にこれ開けて進めってことだよな?』


俺は扉を押すが全くビクともしない


いや、一発で開けよ!!くそ、引き扉か...


そして俺は扉を引き開けようとするが開かない...


『ケ、ケイさん?』


ユリィに声をかけられてしまった...


そこからひたすらどうやったら扉が開くか検証し4時間も時間を消費してしまった


『あるじ〜?まだ〜??』


スイがまだかと催促してくる。


『クソぉ、こうなったら!!』


「開け、ごま!!!!!!!」



『・・・・・・・・』


これも無反応


今はセリフを言って開くかもしれないというユキの意見で俺がリアルで言ったら黒歴史レベルのセリフを吐き散らしている



『はぁ、はぁ、はよ開けや!』


考えられる最後の言葉を紡ぐ


『テッテレッテテテ〜!!どこでもトビラぁ〜!』


『クスッ...』


ユリィがくすりと笑う。こっちも恥ずかしいんだよ!


ギィー...ガタッ...!!


『『『え...??』』』


やっと開きやがった...


『さぁ参ろうか、戦場いくさばへ...』





<あとがき>

どうも皆さん、いま自分はLHRの時間で周りがテスト勉強に勤しんでる中、一人で学校から配布されたChrome bookを使い、勉強してるフリをしながらこの話をかきあげています。

今回は更新早めです!喜んでください!そして、更新を頑張った私を労ってください。

めっちゃ疲れました。早く帰りたい...


更新したので多分また期間があく可能性があります。

毎日更新されてる方を見ると本当に尊敬します。

タイピングするのも疲れてきたのでそろそろお暇したいと思います。

次回を気長にお待ち頂けたら幸いです。

それでは失礼します。













  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る